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放射線治療・1回目

昨日の晩から、ももはまるで覚悟を決めたかのように、“腹の座った”表情を浮かべているようにも見えた。通院に慣れたのか、キャリングケースに入るときも抵抗しないし、移動中も落ち着いた眼をして、座りなおすこともせず静かに座っていることが多かった。元気がないでもない、驚いているようでもなく心静かに、前足を折って体(上体)の下にしまい座っていた。きのうからずっとこんな様子。

朝も、夕方治療を終えて帰ってきてからも、リビングとキッチンの境界にいつも置かれている、自分のお皿のあたりにすわった。ももは、比較的元気。すぐにでもご飯を食べたがった。麻酔の影響は、いまのところないようだ。だから、今夜は家族全員夕食をせずに、ももの気持ちを一緒にシェアすることにした。食事をしたい人は、ももが別の部屋へ移動してから、匂いのしないもの(焼き魚は厳禁。)や漬物でめいめい簡単に食事をした。

放射線治療は、当日の患者本人(猫)の状態で見る限り、かなり負担が軽くてすむことが実感としてわかる。これから時間を経て、身体的な影響が現れるとはいえ。一方、朝、ももを引き渡した助手の先生によると、全身麻酔による食欲減退や倦怠感の度合いには個体差があるという。ももの場合、今回は心配していたほどではなかった。

夜、抱き上げると軽かった。昨日の晩から絶食状態がほぼ丸一日になろうとしている。本日朝の体重:3.50キロ。

CT検査・翌々日

昨日の晩、ももに明日は今日より体調が回復(麻酔の影響が消えて)して、ご飯を食べられるといいねと話しかけた。背中をなでながら…。思いは通じるものだといつも思っているが、今日は何度も猫缶を食べたらしい。

昼間、家に電話をする。ももの様子。
朝、9:30に階下へ降りてくる。猫缶をすこし食べる。それから午前中に2回、自分のお皿の前にやってきた。それから外の空気を吸いに少しの間、お向かいの家の裏庭に入っていたという。

ここまでの経過でわかたことは、麻酔の翌日はじっとして動かない。食欲もない。しかし、1日経つと回復し食欲がではじめるようだ。

検査から中2日を置いて、明日、いよいよ放射線治療がはじまる。日が経たない分、麻酔の影響も受けやすいように思われる。来週2回目の放射線治療までに、場合によっては1ないし2回、点滴に行ったほうがいいかもしれない。

CT・検査・翌日

昼間、家に電話をしてももの様子を聞く。ずっと、2階のベッドの上に座っているので、11時に階下へ連れてくる。少しカリカリを食べて外へ。その後も、時々カリカリを食べる程度。開けたての猫缶をあげてもほんの少し食べる程度。午後は、こたつに入ったり、周りのこたつ布団の上でしばらく眠ったり。じっとしていることが多い。やはり、麻酔の影響で体がだるく食欲が低下しているのだろうか。

- - - - - - - - -

夜、自分のお皿の前にすわる。すこし食欲が出たようだ。すこしだけ猫缶を食べる。以前よりずっと、量が少ない。でも、少しだけ食べた!食べ終わると、食べたものをかみかみ、加速をつけて階段を上っていった。いつもの行動にもどっている。

放射線の適用

通常、放射線療法の適用となる疾患はケロイド、甲状腺眼症などの一部の良性疾患と、ほぼ全ての悪性腫瘍である。 また、放射線療法は外科手術、化学療法、ホルモン療法などと組み合わされ、集学的治療の一環として利用される場合もある。 治療の対象となる代表的な癌を次に挙げる。

乳癌 (breast cancer)
前立腺癌 (prostate cancer)
肺癌 (lung cancer)
結腸直腸癌 (colorectal cancer)
頭部および頚部の癌
子宮頸癌などの婦人科の癌
膀胱癌 (bladder cancer)
悪性リンパ腫 (lymphoma)

放射線療法は局所療法であり、普通は腫瘍のある部分のみをねらって適用されるが、手術の領域リンパ節郭清と同様に領域リンパ節領域を含めることもある。白血病などの骨髄移植前処置として全身に照射される(全身照射)治療法もある。 放射線治療の特徴は、「切らずに治すこと」であり、外科手術と異なり臓器温存(形態や機能)を可能とする。このため頭頚部腫瘍など切除術により著しく生活の質(Quality of Life)の低下が生じるものに、第一選択の治療とされる場合が多い。

放射線治療は他の手術療法などと同じく治癒可能な病期・病勢では「根治治療(radical therapy)」の重要な治療法として施行される。その他、癌が治癒不能な病期・病勢、再発・転移癌の場合でも、部分的な腫瘍縮小効果により症状の緩和を目指す「緩和治療・姑息治療(palliative therapy)」として広く用いられる。局所的な放射線治療の特徴として、全身への侵襲が小さいため、高齢者や全身状態が悪化した患者に対しても負担が少なく、緩和医療の重要な手段として治療が行える利点がある。 代表的な緩和治療の対象病態は、骨転移の疼痛・骨折予防、脳転移による神経症状、縦隔腫瘍による上大静脈症候群などである。

(※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました)


放射線療法

放射線療法(ほうしゃせんりょうほう、 irradiation therapy, radiation therapy or radiothrapy)とは放射線の医学的利用法である。癌治療の一環として、放射線が持つ電離作用を悪性腫瘍を制御する目的で照射されることがほとんどであるが、特別な理由により、正常な組織へ照射を行い、機能を低下もしくは停止させる目的での照射もある。*放射線療法の適用についてを参照

日本では放射線科において、放射線を用いたがん治療と画像診断の両者をとも扱う。欧米で放射線科 (Radiology) と言った場合は、放射線を使った画像診断をする診療科をさす。放射線治療科(Therapeutic Radiology)もしくは放射線腫瘍科(Radiation Oncology)として、世界的には別科となっている。しかし、日本では一部の先進施設を除き、画像診断科と分科していないのが通常であり、一般医師への教育、専門家の育成および診療体制水準に大きな遅れをとっている。また国内の放射線治療施設は約600施設あるが、放射線治療専門医は400人に満たず、診療放射線技師(学会などの認定を受けた場合、特に「放射線治療専門技師」と呼ぶこともある)および医学物理士・線量計算士など欧米の水準に比し、基準に達した施設はわずか数施設に留まる。近年の国内での放射線過照射事故の続発もこのような体制が問題であると指摘されている。

(※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました)


治療方針の確認

初診日、主治医の先生から腫瘍の治療について、「鼻腔内腫瘍の放射線治療について」(A4サイズ、2枚)というプリントを渡され説明を聞く。これは、治療方針に関する双方の認識を一致させ、治療プランを明確にするためのもの。

その前に、主治医の先生について。年間80症例にのぼる動物に対する放射線治療を行う、いわばスペシャリスト。説明に一部のよどみもなく、必要なことだけを明確に話してくれる。20分程度の説明だったが、これまでわからないことだらけだった治療の方向性がつかめ、安心した。不安が消えるのを感じた。あとは治療に臨むだけ。

術後の平均余命は2年。放射線治療を受けた猫のグループと受けない猫のグループとを比べた統計上の数値。その他の猫のグループは余命半年だという。発症する年齢が10歳前後だとすれば、平均値がこれくらいに落ち着くのは、わかる気がする。平均値とはそういう性格をもつ数字だから。ただ、4倍生きられる!そう思った。本人(猫)に生きる力があれば、それ以上、生きられるだろう。

ももが、この病院で治療を受けられることを幸せだと感じた。全国に3ヶ所しかない放射線治療設備が完備する医療施設で治療を受けられること、多数の類似する症例に対する治療経験を持つ主治医の先生に診てもらえること、これが恵まれていることでなかったら何だろう。


治療計画

「鼻腔内腫瘍の放射線治療について」

動物名: もも ちゃん
組織診断名: リンパ腫

(*:ももが該当する箇所にマーク)
鼻腔内腫瘍の分類
 腫瘍が鼻腔の中だけに存在: 外科・外科+放射線
 腫瘍が副鼻腔に存在:
 腫瘍が鼻と脳の中に存在: 放射線
*鼻腔内リンパ腫: 放射線・抗がん剤

外科療法 (省略)
化学療法(抗がん剤
放射線治療法
 目的: 延命
 特徴: 無治療・外科手術単独よりも平均生存期間の延長が見られる。
 方法: 治療計画用CT検査(必要に際して同時にMRI検査も)
 ↓
 放射線治療①週1回照射を4~6回実施   *4回実施予定
         ②週5回照射を16~20回実施
 ↓
 治療後MRI検査   *2ヵ月後に実施予定

 効果: 腫瘍を小さくする。(効果が出始めるまでの期間は個体差があります)

副作用: 治療中もしくは終了後、照射部位に次のような副作用がみられることがあります。
皮膚…治療終了後2ヶ月以内
□脱毛(再び生えてくるか、または白い毛が生えてくることがあります。)
□シミ(治らないことが多いと思われます。)
□ただれ

…治療終了後、2-3ヶ月以内
□ドライアイ
□角膜縁  涙の量が減るため、毎日点眼薬をさす必要があります。
□結膜炎
治療終了1年後くらい
□白内障  外科手術による治療ができることもあります。

…鼻づまり・鼻血 
放射線で細胞が壊されるため、一時的に鼻づまりが強く出たり、鼻血がより強く見られることがあります。

血液…白血球減少
リンパ腫の治療では、使用する薬剤によっては白血球の減少が見られる場合があります。

…口内炎
口内炎の治療には痛み止めの薬を用いますが、餌が摂れなくなる場合に備えて、食道チューブをあらかじめ設置しておくこともできます。☆食道チューブの設置

その他

麻酔について
放射線治療およびCT・MRI検査は、毎回、全身麻酔下で行います。そのため、外科手術と同様に麻酔による危険性を伴います。

H18年11月30日


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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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