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ポッテンジャーのネコの研究

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生の食品の重要性を示す面白い報告のひとつに、一般にポッテンジャーのネコの研究と呼ばれているものがあります。ポッテンジャー博士は最初からネコの栄養の研究をはじめたわけではありませんでしたが、自分が実験研究に使っていた多くのネコの健康状態に差があることに興味を持ちました。このテーマに注意を向けた博士は、一連の栄養比較を行うことにしました。そして幾世代にもわたって、ひとつのグループのネコには完全に生の食品(肉と骨と牛乳と肝油)を食べさせ、別のグループには、同じ食品でも調理したものを食べさせたのです。

その結果、博士が発見したことは、本当に健康なネコを育てたいと思う私たちにとって重要なものでした。それは以下のようなことです。

・完全に生の食品だけで構成される食事を食べさせたネコは健康で、獣医に見てもらう必要がまったくなかった
・食品を調理すればするほど、それを食べるネコは健康ではなくなった
・調理した食事を食べさせた実験用のネコに見られた健康上の問題は、口内炎や歯茎の疾患、甲状腺の障害、膀胱の炎症など、今日のネコ一般に見られるものときわめてよく似ていた
・調理した食品を食べさせたネコは、3世代にわたって劣化し続け、とうとう繁殖できなくなった
・ネコを生の食品で構成される食事に戻しても、調理した食事が肉体に及ぼす影響から完全に回復したのは4世代たってからだった


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『ネコの食事ガイド』(リチャード・H・ピトケアン著 青木多香子訳 中央アート出版社) p58-59より引用しました


(ご参考)
・70年前の、ポッテンジャーの生食に関わる実験とは?!
・Price-Pottenger Nutrition Foundation
Pottenger's Cats: A Study in Nutrition / Francis Marion Pottenger

ビタミンE

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これはすばらしい作用を持つビタミンのひとつで、イヌ・ネコ両方にサプリメントを与えるべきでしょう。頻脈や動脈硬化症などの循環器系の疾病を治す(予防)のに必要です。生殖機能を高める、老化を遅らせる、白内障を防ぐ、免疫系を活性化する、公害汚染物質やガンから身体を守る、傷の治りを早めて痕が残らないようにする、皮膚をきれいにするなどの効果があります。ネコの黄色脂肪症を防ぎ、使役犬の筋肉力と耐久力を高めます。特に乳房の腫瘍を縮小させる働きがあり、後躯麻痺やイヌに多い椎間板の病気(これについてはカイロプラクターにも相談してください)の治癒を助けます。

Eは血液に酸素を供給し、あらゆる内臓の働きを高めます。抗酸化作用によって、肺を守る効果もあります。欠乏すると、人間では心疾患、生殖機能障害などの原因となります。(途中、省略)Eは日糧の食餌の一部としてぜひ与えるべきビタミンのひとつです。魚を食べるネコ、軽い皮膚病のあるイヌには絶対に必要です。


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『犬と猫のための自然療法』(ダイアン・スタイン著、鈴木宏子 訳 フレグランスジャーナル社)p86より引用しました

タンパク質の摂取

猫は真性肉食獣、どれくらいを目安に、食餌の中でタンパク質を摂ればいいのでしょうか?タンパク質の摂取について、次のように書かれています。

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前記の分析基準に異を唱える意見もあります。獣医師 Gloria Dadd によると、多くのホリスティックな立場をとる獣医師がイヌ・ネコ双方ともタンパク質と脂肪が60-63%、炭水化物が23%の食餌を推奨しているといいます。私が個人的に1992年8月27日にDadd 獣医師からもらった手紙にはこう書かれています。

(Dadd 獣医師より著者宛の手紙)
タンパク質の割合をもっと高めて炭水化物の割合を減らしたほうが、肉食動物にとっては理想的な食餌になると思われます。飼っているイヌやネコが十分なタンパク質を摂取しているかどうかを知るには、筋肉を触ってみるのもひとつの方法です。硬いか、それともふにゃっと柔らかいかを調べるのです。

または、胴体部分のどこかの被毛を1センチ四方ほど剃り、毛が伸びて元通りになるまでどれくらい時間がかかるかを観察します。食餌にタンパク質が十分含まれていれば数日のうちに毛が伸び始め、長毛種では1-2週間のうちに元に戻るはずです。私の経験からすると、タンパク質が20%しか含まれていない食餌では数ヶ月もかかります。


市販されているペットフードでタンパク質を多く含む製品があったとしても、タンパク質の質が悪かったり、化学物質や毒性のある物質を多量に含んでいたりすると、老齢のイヌやネコでは腎臓疾患を引き起こす可能性があります。高品質の食餌ならば大丈夫でしょう。

私は、25%のタンパク質と15%の脂肪を含む保存料無添加のドライ・タイプドッグフード(Nature's Pecipte Puppy, High Performance Formula) を与えていますが、前記のタンパク質が十分足りているときと同様の様子をみせています。被毛の伸びも早いようです。(以下、省略)

ペットフードを買う場合は医師Pitcairn の基準表を参考に、ネコには平均40%のタンパク質、32%の脂肪、22%の炭水化物、6%の灰分が含まれたものを選んでやりましょう。イヌには、平均で22%のタンパク質、17%の脂肪、53%の炭水化物、8%の灰分を含んだドッグフードを選びます*。ただし、タンパク質の割合が高すぎると老齢の動物は腎臓疾患を起こします。(以下、省略)


* Richard Pitcairn 「Pitcairn's Complete Guide to Natural Health for Dogs and Cats」

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『犬と猫のための自然療法』(ダイアン・スタイン著、鈴木宏子 訳 フレグランスジャーナル社)p67-68より引用しました

編集部注)
本書は、著者による米国での事情を述べたものであり、日本国内でのペットフード事情とは異なります。動物の体調によっては、適した市販のペットフードを与えるほうがよい場合もありますので、獣医およびトレーナーへご相談ください。


*前記の分析基準とは?
ネコに必要な栄養素:
35% タンパク質
30% 脂肪
35% 炭水化物

イヌに必要な栄養素:
20% タンパク質
20% 脂肪
60% 炭水化物
(Joan Harper, The Healthy Cat and Dog Cookbookによる)

*獣医師 Gloria Dadd が推奨する必要な栄養素の割合(イヌ&ネコに共通)
タンパク質と脂肪 60-63%
炭水化物  23%

*Dr. Pitcairnの基準表による必要な栄養素の割合
ネコ:
40% タンパク質
32% 脂肪
22% 炭水化物
6%  灰分

イヌ:
22% タンパク質
17% 脂肪
53% 炭水化物
8%  灰分
( Richard Pitcairn Pitcairn's Complete Guide to Natural Health for Dogs and Catsによる)


ネコの場合、ピトケアン博士の推奨するタンパク質の割合がもっとも高くなっています。これは博士が生肉を与えることを推奨していることにも関係しているものと思われます。いずれにせよ、猫は良質なタンパク質の摂取が必要な生き物であることがわかります。

キャットフードの栄養価 - USの場合 -

残飯よりも専用に調整された飼料の方がペットのためだというのは周知のことである。たまに残飯を与えるのは構わないが、過剰にあてがうとペットの栄養バランスが崩れる。"complete and balanced"と書かれたキャットフードを購入することがペットにとって栄養的に望ましい。

"complete and balanced" と表示するには、分析試験または飼育試験の結果が全米飼料検査官協会 (en:Association of American Feed Control Officials, AAFCO) の基準を満たす必要がある。AAFCOの猫栄養専門分科会 (Feline Nutrition Expert (FNE) Subcommittee have) は新しい栄養成分の基準を発表した。この基準は1992年に決まり、その後1995年に研究成果を反映させて改訂された。

これまでAAFCOが認める権威としてNational Research Council (NRC) が勧告を行ってきたが、AAFCOの栄養基準はこれに代わるものである。"complete and balanced" と表示された飼料は、AAFCOの栄養成分の基準に基づいて、定められた全ての栄養素の量が一定量(範囲)含まれなければならない。分科会は現在の猫の栄養に関する情報を考慮し、それらの範囲を決定した。栄養素の比率は、キャットフードメーカが飼料を生産する際の情報として活用できるように定められている。

現在の基準は、栄養価にライフステージによって成長・出産期向け、成猫の健康維持向けのふたつを定めている。このため成猫向け飼料ではいくつかの栄養素が減らされており、過剰摂取を防ぐことができる。また、いくつかの栄養素については、最初から最大摂取量を守るよう躾ける必要がある。栄養失調より栄養過剰が今日のペットフードの多くに共通する問題になっているからである。

飼育試験のプロトコルも改訂された。このような改善の結果、AAFCOの栄養基準または飼育試験の合格ラベルがある場合、"complete and balanced" という記載はさらに信用できるようになり消費者のためになった。これ以外のシールや宣伝文句、他の機関を名乗った証明などは安全性を増すものではなく、消費者を惑わすものとなりうる。

(訳註: 日本では、"complete and balanced" にあたるものは「総合栄養食」であり、(他の動物ではなく)猫用の飼料であることともに、次のように表示される

「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」ないしは、「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」

ペットフード公正取引協議会の基準はAAFCOと同様である。ペットフード工業会のサイトを参照されたい) (以下、省略)

(出典:David A. Dzanis, D.V.M., Ph.D., DACVN Division of Animal Feeds, Center for Veterinary Medicine. (November 1997). "SELECTING NUTRITIOUS PET FOODS" INFORMATION FOR CONSUMERS. Food and Drug Administration - Center for Veterinary Medicine. )

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました


ペットフード工業会HP
AAFCO
Food and Drug Administration - Center for Veterinary Medicine

キャットフードの形態

市販のキャットフードは固形飼料(ドライフード)または缶入り(猫缶)であることがおおい。猫缶類似の成分をパウチに入れたブランドもある。もっともパウチは猫のおやつとして用いられることの方が一般的である。生の飼料を冷凍して販売しているメーカもある。パイ状、メダル状に分割して、あるいは飼い主が自分で分割できるように大きなブロックのまま販売される。

固形飼料はそのまま袋詰めにされ販売される。その状態で長期間保存できる(数ヶ月、あるいは数年も)。猫缶はもっと小分けにして販売される。3、5.5、13オンス缶が一般的である。冷凍飼料はポンドいくらで販売される。

熱烈なキャット愛好家や獣医師はできるだけ猫缶、自家製飼料、生飼料を増やすべきで、全てをこれらにしてもいいと推奨している。これらの飼料が水を多く含んでいることが理由の一つである。固形飼料と水で育てられた猫より健康に良い量の水を摂取できると考えられるからである。またこれらの飼料は総じて穀物他の炭水化物の量が少ない。固形飼料に比べ猫缶や生飼料の組成の方が猫の自然な食餌に近い。固形飼料の利点は長持ちすることと安価であることである。

猫缶、自家製飼料、生飼料を用いると、猫の下部尿路疾患、糖尿病、慢性腎不全、便秘(時として巨大結腸をひきおこす)、肥満等がはっきりと減少すると一般的に考えられている。多くの飼い主が、猫缶主体で飼育した場合に起りやすいかもしれないとされる歯科上の問題よりも、これらの方が明らかに問題であると考えている。

固形飼料を主食とすることを勧める獣医師らもいる。固形飼料は噛み砕く必要があり、その際歯石がとれるためである。しかし、近年この利点はあまり評価されていない。また、獣医師によっては、猫缶、特に魚味のものやプルトップの缶に入ったものは、甲状腺機能亢進症と関連があると信じられている。自家製飼料は、固形飼料や猫缶よりも口腔内の健康に幾分益があると思われるが、口腔内の健康の面では、歯ブラシや獣医師による清掃には及ばない。

固形飼料は便利かつ安価なため、飼い主はしばしばこちらを好む。価格の差は明らかであり、その上数日間も放置し猫に自由に食べさせることもできる。一方猫缶や生飼料は数時間で痛んだり不味くなったりする。

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました

キャットフードの原料

一般的なブランドの多くが食品産業の廃材を用いている。猫の専門家の中には、過剰に処理され固形となっていることと並んでこの点が猫の年齢に関係した病気の元になっていると主張する人がいる。加えて、一般的なブランドの多くが基本的に穀物ベースであり、しばしば大量のトウモロコシや米を含み、これに肉類と必須ビタミン類を添加している。またしばしば「動物消化物 animal digest」即ち様々な動物の肉から抽出した調味料をふんだんに含んでいる。

それほど有名でないペット飼料メーカは、もっと「自然な」製法を用いることがある。穀物や副産物類の含有率が低い。中には、Innova EVOのように穀物を全く含まないブランドも若干ある。自然派ブランドはしばしば人間が食べる場合に近いやりかたで肉を切っていると主張し、「人間グレード」と称している。この種のブランドの多くは栄養を猫の自然な食事に合せるため、生の材料から作られている。それらのブランドは一般的に、生肉に内臓、粉砕骨、ある種の生の植物、補助栄養素を加えている。

飼い主の多くは自家製の飼料を与えている。調理済みの肉や生肉、粉砕骨、野菜ピューレに添加物としてタウリン、その他ビタミン剤を加えている。本来、猫は生肉に含まれる多くの細菌に対して抵抗力があるが、肉には寄生虫その他病原体が含まれることがあり、そのため一旦凍結させてから用いることがある(訳注: 寄生虫の成体、卵は冷凍によって破壊される)。

添加するビタミン剤として、人間用のものを用いる場合と、猫専用のものを用いる場合とがある。獣医師は自家製飼料に消化酵素を添加することを勧める場合がある。このような自家製飼料に類似した生食を、パッケージにして販売する業者もある。パック入り飼料は冷凍保存し、必要な部分だけ解凍して与えるのが普通である。

何年も前から菜食主義キャットフードが販売されている。これは主に菜食主義者である飼い主をターゲットにしたものである。菜食主義キャットフードに対してはほとんどの獣医師が反対している。猫は偏った肉食動物であり、肉からでないと十分な量を摂取できない栄養素を必要としているからである。

そのような栄養素の中には、タウリン、アラキドン酸、ビタミンA、ビタミンB12、ナイアシンが含まれる。これらは植物性材料からは十分得られない。もっとも、猫はこれらの多くを合成することはできる。これらを適切に添加したとしても、多くの菜食主義キャットフードには他の問題もある。

尿が酸性になる問題は肉ベースの飼料では起りにくい。若干のメーカはAAFCOのキャットフード栄養組成基準 AAFCO's Cat Food Nutrient Profile に合格しているというラベルを貼っているが、それ以外のメーカは製品単独で用いることを勧めず、他のものを足す必要があるとしている。この指示に従わず後者を総合栄養食だと思い込んで、愛猫を栄養失調にした経験を持つ飼い主も多い。


※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました

キャットフードとは

キャットフード は工業的に生産された猫用飼料である。猫の飼育に適した組成が工夫されている。

本来肉食性である猫はタウリンなど必須栄養素が多い。市販のキャットフードはそれらを含んでおり、その他のペット用の飼料は主食として猫に適さない。

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました


(ご参考)
もっと知りたい!ペットフードのこと ペットフード大研究
・猫の栄養と食事 > ペットフードの添加物
・猫の栄養と食事 > AAFCOの養分基準

犬やねこの食事

可愛い犬、ねこを家族の一員として健康に育てるためには、栄養上正しい食事を与えることが大切です。正しい食事とは、犬・ねこが必要とする栄養素をバランスよく含んだ食べ物を、毎日規則正しく与えることです。
 
犬・ねこに接していると、人間の食事と同じものを与えがちですが、これは大変な間違いです。もともと犬やねこは肉食性の動物で、雑食性の人間とは消化器官の構造や生埋に違いがあり、必要とする栄養素の内容や量が根本的に異なります。犬やねこは、永年人間と生活をすうちに雑食にならされたため、人間の食べ物ならほとんど何でも食べるようになりました。犬やねこは自分でえさを探すことができません。そのため、食事を与える飼い主の責任は重大です。
 
犬やねこは肉食獣だからといって、肉や魚(あるいは肉中心の食事)ばかり与えることは栄養学的に問題があります。野生時代の犬やねこは、獲物の肉だけでなく、内臓や胃や腸の中の半消化物まで、栄養バランスがとれた形で食べていました。ひとが食べる肉だけを食べていたのではありません。

1. 偏食をさせない
食事の必要成分、栄養に大切なものとして、次の栄養素があります。
 たんばく質(肉類、卵、チーズ、牛乳など)
 炭水化物(米麦飯、パン、うどん、マカロニなど)
 ミネラル(無機塩類、特にカルシウム、骨その他)
 ビタミン(各種食品に含まれるA~E他多種)

単一の食品で、すべてを満たすものはありません。したがって、適当に組み合わせてバランスのとれた食餌を与えることが大切です。とくに発育期、妊娠中、哺乳期、病気のときなどは注意が必要です。また、好きなものだけに偏って与えることも望ましくありません。

2. 味付けはごく薄く、甘いもの辛いものは与えない
人間向けの味付けをした食餌を続けて与えると、体の変調をきたします。ひとの3/1以下程度の塩分が適当と思ってください。肉や魚を与えるときは塩、コショウその他味付けの必要はありません。砂糖菓子、あんこ類などは与えないこと。骨格や歯を悪くするだけでなく、病気の誘因となります。

3. ペットフードの利用
犬・ねこの栄養学・生理学を基礎として、最新の食品加工技術によって作られています。総合栄養と明示されたペットフードは、たんぱく質・脂肪・ビタミン・ミネラルなど犬やねこが必要とする、すべての栄養素をバランスよく含むように工夫されています。
 
ベットフードに対する認識が高まり、利用者も多くなっていますが、欧米における普及率と比較しますとまだ大きな差があります。欧米では、栄養知識の普及率と経済性の両面から、子犬、子ねこの時からベットフードで育てる人が多く、80%以上の普及率となっています。

ア. ペットフードの種類
1)ドライタイプ
水分が10%程度で、高圧で加熱、押出し加工された固形状のもの。経済的で、保存性に優れています。
2)セミモイストタイプ
水分が25~35%程度でハンバーガー(ひき肉)状のもの。水分を比較的多く含みながら、保存性がよいように工夫されています。柔らかいので子犬や子ねこ、老犬、老猫でも食べやすくなっています。
3)ウェットタイプ
水分が70%程度以上で缶詰やレトルトが該当します。肉や魚を原料とした全肉タイプと、それに植物性原料やビタミン、ミネラル類を加えたレーションタイプがあります。

その他に、人工乳、離乳食、幼犬用、小型犬用、あるいは活動犬用など対象による分類、またメンテナンス(体力維持、日常食)、サプリメント(栄養補給、強化食)、スナック(おやつ、ごほうび)などの栄養的内容による分類があります。

イ. ペットフードの選び方
犬・ねこの成長過程に応じて、人工乳、離乳食、一般食(幼犬用、成犬用、ねこ用)などのうち適当なものを選ぶとよいでしょう。ドライフード、セミモイスト、缶詰などのペットフードを選択するときに最も大切なことは、総合栄養食を主食として選ぶことです。総合栄養のフードだけを与えるのが原則で、全肉タイプのフード、ごはんや魚、肉類を加える場合には、総合栄養フードの25%以内にとどめ、栄養バランスをくずさないようにします。


社団法人 日本獣医師会HP 犬とねこの正しい飼い方 > 健康および安全の保持 > 犬やねこの食餌より引用しました

最適な栄養バランス

猫は「真性肉食獣」。ベジタリアンの猫は存在しないということで、たとえ飼い主が菜食主義者だとしても、猫は肉や魚が必要。ライオンやヒョウと同じ肉食動物がルーツであることが、こうした食性の面からもわかります。また、犬と比べて炭水化物を約半分しか必要とせず、猫は良質なタンパク質によって、体の機能を維持しています。

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ネコは特にそうですが、ネコもイヌも肉食動物です。しかし、どちらも100%肉類(あるいは全く肉の含まれていない)の食餌では健康的な生活を送ることはできません。満足度や健康面からすると不十分ではありますが、栄養のバランスが取れている食事ならばイヌは肉を与えなくても生きていることはできます。一方、ネコには動物性たんぱく質にのみ含まれているアミノ酸、タウリンが不可欠です。

タウリンを摂取しないと、ネコは心臓肥大や 心不全になるほか、盲目になったりもします。イヌには10種類、ネコには11種類の必須アミノ酸があり、そられを含む植物性のタンパク質もしくはタンパク質化合物はほとんどありません。ネコはイヌよりも必要とするタンパク質と志望の率が高く、その食餌の約35%がタンパク質、30%が脂肪でなくてはなりません。イヌの場合、20%がタンパク質、20%が脂肪の食餌が適切です。

ちなみに、タンパク質は肉類、鳥肉、魚、卵、チーズ、植物性タンパク質など脂肪は肉や鳥肉の脂、植物性脂肪などをさします。さらに、イヌの場合は食餌のうち60%、ネコの場合は35%が炭水化物でなくてはいけません。炭水化物とは植物や穀物、イモ類、とうもろこし、米、シリアルなどの澱粉です*。このようにペットの食餌は主にタンパク質、脂肪、炭水化物から構成されていますが、むろんビタミンやミネラルも必要です。

* Joan Harper, 「The Healthy Cat and Dog Cookbook」(Richland Center, WI, Pet Press, 1988), p13-15


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『犬と猫のための自然療法』(ダイアン・スタイン著、鈴木宏子 訳 フレグランスジャーナル社)p67より引用しました

編集部注)
本書は、著者による米国での事情を述べたものであり、日本国内でのペットフード事情とは異なります。動物の体調によっては、適した市販のペットフードを与えるほうがよい場合もありますので、獣医およびトレーナーへご相談ください。


犬と猫のための自然療法 犬と猫のための自然療法
ダイアン スタイン (2001/12)
フレグランスジャーナル社

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ペットフード選択の目安(10段階)

『犬と猫のための自然療法』の中に、ペットにどのような食餌を与えるかについて、10段階の目安が次のように書かれています。詳細な内容や事情(ペットフードの流通事情、個別ブランドに関して等)は、日米におけるちがいが含まれている可能性もありますが、考え方の筋道として、わかりやすいように思われます。

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ホリスティック獣医師協会(American Holistic Veterinary Association)の会長であるCarvel Tiekert 獣医学博士は望ましいペットの食餌選択の目安として、1から10までの段階をつけています。10がネコやイヌのための完全で清潔な最適な食餌ということになっています。

1. 自家製の不適切な食餌。通常全部が肉であることが多く、動物にとっては栄養が不十分で、特に必須ミネラル類が不足。
2. ソフト・モイストタイプのペットフード。これらは特に糖分や化学物質、着色料の含有量が高い。
3~4. ノーブランドのドライフード。これらについての問題はわれわれの良く知るところである。
5. 通常市販されているペットフード。
6~8. 一流ブランド。アイムス(Iams)、ANFサイエンスダイエット(Science Diet)など。
9. 合成保存料や化学物質が含まれていない、ナチュラルライフ・ペットフード(Natural Life Pet Foods)シリーズ。保存料にはビタミンCとEが使われている。
10. 自家製の適切な食餌。まずはPitcairm 医師の著作**に紹介されている食餌をつくるところからはじめるのか良い。*

* Carvel G. Tiekert, DVM, "An Overview of Holistic Medicine" Handout of the American Holistic Veterinary Association, p.1


現在は保存料無添加のペットフードが数多くあります(ナチュラルライフはその草分けで、一目置かれる存在です)。そういったペットフードを販売しているのは比較的小規模の会社が多く、ほとんど広告もしていません。製品は主に健康食品店や動物病院、ペット&ペットフード専門店で販売されています。これらはスーパーマーケットで売られているものや獣医推奨商品(主にアイムス、サイエンスダイエットなど)よりも手に入れにくいのですが、会社に問い合わせればあなたの住まいから一番近い入手先を教えてくれるでしょうし、直接送ってもらうこともできるはずです。

私が住むフロリダでも、簡単にこれらのペットフードを見つけることができました。値段も獣医推奨商品よりもわずかに高いだけです。食餌の品質がよければ重量あたりの栄養価も高いので、ネコやイヌが食べる量は少なくてすむことになります。しかも食餌の吸収量もよいために排泄量も減ります。(以下、省略)


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『犬と猫のための自然療法』(ダイアン・スタイン著、鈴木宏子 訳 フレグランスジャーナル社)p65より引用しました(※ご参考)

編集部注)
本書は、著者による米国での事情を述べたものであり、日本国内でのペットフード事情とは異なります。動物の体調によっては、適した市販のペットフードを与えるほうがよい場合もありますので、獣医およびトレーナーへご相談ください。


(ご参考)
American Holistic Veterinary Medical Association (ホリスティック医学獣医師協会)HP
*American Holistic Veterinary Associationは、現在はAmerican Holistic Veterinary Medical Associationと、改称されているようです。
**
Richard Pitcairn 「Pitcairn's Complete Guide to Natural Health for Dogs and Cats」

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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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