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放射線治療の副作用

さいわいなことに、ももは治療中、放射線によるものと思われる副作用はほどんど見られませんでした。また、通院によるストレスによる食欲不振もなく無事に治療期間を過ごすことができました。

むしろ治療当日は絶食のため、ご飯が食べたくてその対処がたいへんでした。全身的な副作用は、おそらく、きわめて固体差があるように思われます。主治医の先生によると猫の場合は、10歳を境に大きく傾向が異なるとのことでした。

副作用には、治療直後に起こる急性期のものと、治療後相当の期間経過後に起こる晩期の副作用とがあります。『ペットがかんになった時』によると、急性期の副作用には次のような症状があります。

急性期の副作用
・全身的な副作用
●疲れやすい
●食欲がなくなる
●貧血、白血球減少症、血小板減少症

※広い範囲(上半身や下半身など)にX線を照射した場合のみ

・局所的な副作用
●皮膚の変化

発赤、色素沈着(いわゆるしみ)、乾燥や皮膚の剥離、脱毛(永久脱毛の場合あり)、色素脱失による白色被毛、湿性剥離
●口腔
粘膜炎、口臭等
●眼
結膜炎、乾燥性角膜炎
●その他
*部位による(下記を参照)

- - - - - - - -
急性期の副作用
・全身的な副作用
●疲れやすい
個人差はあるものの、人では疲れやすいと感じる方もいるようです。放射線による直接の影響ばかりでなく、体の中にがんがあることにより、エネルギーをたくさん消費していることや、通院による疲れなどがあるようです。加えて動物の場合は、全身麻酔を必要とするのでさらに疲れやすいと思われます。

放射線治療を受けている動物の家族の方から、しばしば「7回目あるいは8回目の放射線治療を過ぎた頃から眠る時間が増えたような気がします」と言われます。おそらく目に見えて疲れが出てくるのがその頃なのでしょう。その場合は動物を無理に散歩に連れ出したりせずに、そっと寝かせておいてください。またもし、その場で失禁などをしても叱らないでください。

●食欲がなくなる
人では治療中に食欲がなくなることがあるようです。放射線の直接の影響もあれば、がんによるストレスもあるようです。動物においても同様で、疲れやすくなる7回目あるいは8回目の治療の頃から、食欲が落ちることがあるようです。しかし、このために治療を中止したいと言われたことはありません。おそらく問題となるほどの食欲低下ではないのでしょう。

放射線により障害を受けた正常組織の修復などのために、いつも以上に栄養をとる必要があります。ですから、対処法としては動物の好物をあげて、とにかく食べさせることを心がけてください。また1回に食べる量がいつもより少ない場合には、疲れも加わって量が減っているのかも知れませんので、少量ずつ何回かに分けて与えてください。

●貧血、白血球減少症、血小板減少症
この副作用は広い範囲(上半身や下半身など)にX線を照射していない限り、まず見られません。その場合でも白血球が減少するかもしれないという程度であって、放射線治療で貧血や血小板減少が起こることはないと言ってよいでしょう。もし、白血球数が激しく減少した場合は、白血球の産生を促す薬剤を投与することにより回復が期待できます。貧血や血小板減少症に対しては輸血が有効です。


治療部位に起こる可能性のある副作用
放射線が当たっている部位にのみ見られる副作用です。またそれぞれの項で述べる症状も必ず見られるものではなく、1回に照射する線量や最終的に照射した総線量などにより異なります。一時的な症状で治療途中または治療終了後から始まり、治療終了1ヵ月後には治療前の状態に戻ることがほとんどです。

・局所的な副作用
●皮膚の変化
人において放射線治療によく見られる皮膚の副作用には、発赤、色素沈着(いわゆるしみ)、乾燥や皮膚の剥離などがあるといわれています。動物ではこれらに加えて脱毛、色素脱失による白色被毛、湿性剥離(表皮が傷害されて浸出液が出る状態)なども見られることがあります。

このうち脱毛は、その部位に照射される線量によっては永久脱毛となることもあります。また脱毛と同時に色素脱失が起きた場合、再び生えてくる被毛の色は、色素がないので白色です。それ以外の副作用は消毒や抗生剤軟膏、痒み止めの軟膏などで時間はかかりますが治ります。

●口腔
口腔内のがんや鼻腔内のがんに対して放射線治療を行うときに、しばしば口腔内に副作用が見られます。代表的なものとして粘膜炎があります。その痛みのために動物は食事をとることができなくなります。また炎症により口腔内の細菌数が増加して口臭が強くなったり、粘り気のある唾液をたらしたりします。

対処法としては生理食塩水やルゴール液などで口腔内をきれいにします。(以下、省略)

●眼
しばしば鼻腔内のがんが鼻を構成している骨を破壊して、眼球の下の部分に侵入することがあります。このようなときに放射線治療を行うと、どうしても眼が照射野に入ってしまい、眼の部分に副作用が見られることがあります。具体的には結膜炎や乾燥性角膜炎などです。治療には抗生剤点眼薬、抗炎症性点眼薬、ステロイド含有眼軟膏あるいは人工涙液製剤などを用います。

●その他
結腸や直腸においては出血便、しぶり便、排便時の痛み、肺においては放射線肺炎、脳・脊髄においては浮腫や脳圧亢進などが見られることがあります。


- - - - -
『ペットががんになった時―診断・治療から看取りまで』(鷲巣 月美 編 三省堂)p159-p163より引用しました

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Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
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