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キャットフードの形態
固形飼料はそのまま袋詰めにされ販売される。その状態で長期間保存できる(数ヶ月、あるいは数年も)。猫缶はもっと小分けにして販売される。3、5.5、13オンス缶が一般的である。冷凍飼料はポンドいくらで販売される。
熱烈なキャット愛好家や獣医師はできるだけ猫缶、自家製飼料、生飼料を増やすべきで、全てをこれらにしてもいいと推奨している。これらの飼料が水を多く含んでいることが理由の一つである。固形飼料と水で育てられた猫より健康に良い量の水を摂取できると考えられるからである。またこれらの飼料は総じて穀物他の炭水化物の量が少ない。固形飼料に比べ猫缶や生飼料の組成の方が猫の自然な食餌に近い。固形飼料の利点は長持ちすることと安価であることである。
猫缶、自家製飼料、生飼料を用いると、猫の下部尿路疾患、糖尿病、慢性腎不全、便秘(時として巨大結腸をひきおこす)、肥満等がはっきりと減少すると一般的に考えられている。多くの飼い主が、猫缶主体で飼育した場合に起りやすいかもしれないとされる歯科上の問題よりも、これらの方が明らかに問題であると考えている。
固形飼料を主食とすることを勧める獣医師らもいる。固形飼料は噛み砕く必要があり、その際歯石がとれるためである。しかし、近年この利点はあまり評価されていない。また、獣医師によっては、猫缶、特に魚味のものやプルトップの缶に入ったものは、甲状腺機能亢進症と関連があると信じられている。自家製飼料は、固形飼料や猫缶よりも口腔内の健康に幾分益があると思われるが、口腔内の健康の面では、歯ブラシや獣医師による清掃には及ばない。
固形飼料は便利かつ安価なため、飼い主はしばしばこちらを好む。価格の差は明らかであり、その上数日間も放置し猫に自由に食べさせることもできる。一方猫缶や生飼料は数時間で痛んだり不味くなったりする。
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました
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