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定期健診 -抗がん剤治療終了24ヶ月後(2009/4月)

夕方、かかりつけの動物病院へ。
抗がん剤治療が終了してからちょうど2年、リンパ腫の治療が終了してから2年半が経過、節目となる検診です。

本日の予定:
X線撮影
血液検査
エコー検査(追加)


久しぶりに院長先生に診ていただく。
『(顔の)白い部分が少なくなったような気がしますね…(笑)』 (?…、そうですか。毎日見ているので感じませんが…)たしかに、そんなに白っぽくもないように一瞬感じることもあるし、屋外で少し離れてももの顔を見るとやっぱり白いな~と思うことがあります。

顔、歯、歯ぐき、目、鼻…、順番にチェック。ももは嫌がる様子もなくけっこう冷静で落ち着いている。レメディの効果か!…

『何か気になることはありますか?』 
一番気になっているのは、左耳。ふだん蒸しタオルで顔や耳を拭いても、左耳だけは十分ではないらしく、ももがよく後足でかいているのを見かけます。そのため、奥の方までチェックしていただくことに。『(耳そうじは)一番嫌がるので、検査のあとにしましょう…』。口の中を見ていただくと、両方の上顎の歯ぐきは色もよく異常なし。じゃあ、どうしてガギガギしているんだろうか…? 左手の親指の爪が磨耗してなくなるくらい、ももは時折、口の中のどこかを気にして爪をどこかに引っ掛けています。

ふだん時々鼻水が出たり、メヤニが出たりもしますが、ずっと続くようなこともなく鼻も目も特に変わった様子はありません。目にいたっては、バッチリ見えているのを時折目撃。階段をよく駆け上がっているし、晴れた日には2階のベランダの窓の内側によく座っているところを家族が目撃しています。高さは60~70cmくらい。

・リンパ節、お腹の触診に異常なし
念入りにお腹や首の周り、腋か、そけい部を触診していただく。腫瘍が疑われるようなしこりはないそうです!! 両方の目の様子も落ち着いている状態を維持しているとのこと。

・肺がきれい!!
横向き、左側の写真。肺に陰はひとつもなく、細い肋骨と背骨がきれいな流線型を描いていました。胃の中には食べものが、その横に肝臓が丸く白っぽく写っていました。触診とX線を見るかぎり、再発の疑いは認められないとのこと。おそるべし、ももの生命力!

乳腺がんの手術から2年3ヶ月、手術時の腫瘍の大きさは13mmでした。猫の乳腺がんは極めて悪性度の高いがんの代表格。手術前も後も、いつもその前提に立った説明を受けそういうのもなのだろうなという心積もりをつねに持ってきました。いろいろな条件が重なり合って、今日が迎えられたこととこれまでお世話になったすべの方々に感謝したいと思います。

今、外は新緑と若芽、春の花の開花時期で、自然界の生命力や脈動感に1年の内でもっとも満ちています。人間も動物も自然の一部。ももはいま、地に足をつけてしっかりと生きているように見えます。これからたとえいつ何が起こっても、どんなことに対しても感謝の気持ちを持ち続けられますように。

・レスキューを体に。
今朝、今月のレメディをつくりそのほかにレスキューだけのトリートメントボトルをつくりました。特に落ち着きのないときや、夜中絶叫に近い鳴き方をし始めたら使おうと思っています。昼間、手のひらに数滴とって、ひとまずももの肩、肩甲骨、背中から体の両側面にそってしっぽまでと、首、口元にレメディをつけました(なじませましたというか…)。お昼頃、飲み水に入れよう!としたときには、すでにももがお水の飲み終わっていて間に合わなかったので体につけてみました。

診察台のももの様子はというと、比較的落ち着いていました。しっかり4本足で経ち、ややそわそわしながらも余裕が感じられました。以前のようなお腹を診察台にぴったりつけて、平身低頭、石のように固まってぶるぶる震える様子はぜんぜんありませんでした。

先月、Tタッチ講座で参加者の猫さんが緊張しないように、レスキューをボトルから直接、本人(猫)の体に両手で押さえるようにして飼い主さんがつけていました。グリセリンがちょっとベタベタして、猫さんの背中が心もちテカテカしていました… よく本には口元や耳の近くにつけると書いてありますが、今回はその猫さんと同じようにしてみました。ももの場合は飲み水に入れて飲んだのと同じように効果が見られました。

・GPTが悪化&エコー検査
これまでいつもいつも正常範囲を上回っていたGPTが急上昇していることがわかりました。さいわい、現状嘔吐や食欲不振、黄疸もなく元気もあり、肝機能の目安とされるその他の数値、蛋白(TS)やビリルビンの悪化が見られないため、肝機能の低下、損傷にはいたっていないと考えられるそうです。しかし、尋常な数字ではないため、ただちに肝臓のエコー検査をしていただくことに。

院長先生によると、GPT/GOT値の上昇は、食事内容、腫瘍、胆管肝炎などが疑われるとのこと。※現在は、あくまでも「疑われる」範疇。肝臓、胆嚢、胆管、すい臓等はつながっており、いずれかに問題があるとGPT/GOTが上昇することがあるという。また今すぐ、肝臓用の療法食にする必要性はないとのことでした(肝機能の損傷が認められ、それに伴う症状がないため)。

まず、ももの食事内容(空の猫缶のラベルを後日持参予定)を確認したいという要請がありました。ごはん内容をチェックしていただくということは、(*問題点がなければ)現状のごはんにお墨付きをもらうことにもなるので、帰宅後さっそくブロッコス(400g入り)を小分けにし缶を空にしてフリーザーにしまいました。

(エコー検査後)

途中でももがお腹天井向きの“裏返し状態”をいやがって、むずかり始めたのでエコーは途中でひとまず終了。そのため、『ざっと診たところでは肝臓に異常はなく、肝臓よりも胆管に白く(影に)写っている部分が見られた』そうです。胆管肝炎の可能性があるかもしれないという見解が示唆されました。2週間投薬、再診(連休のはじめごろ)となりました。

ああーーー、やっぱり、早めに検診に連れて来てよかった! 29日または連休中、それとも無事に2年間経過したので検診は年に2回程度でいいかと(ぜんぜん根拠なく)考え始めた矢先でした。もし、先延ばしにしていたら、GPTはもっと上昇していたかもしれません…

「ウルソ、ですか?」
会計のとき、薬袋に書かれている薬剤名を見て、看護師さんに思わず聞き返してしまう… (どんな、薬なのだろう?) ウルソ、ウルソ… 帰宅して調べてみると、バリバリ肝疾患の薬であることがわかりました!

家に着くと、ももはいつもどおりおちょぼ口でごはんを食べ、屋外に出て外の空気を吸い、そして疾風のように階段を駆け上がっていきました。


<血液検査結果> 2009/4/18

検査項目  -  参考正常値  -  検査値
ヘマトクリット   24-45%      40
赤血球数     500-1000*      881
ヘモグロビン   8-15g/dl       15.2
MCV        39.0-55.0 fl     45.5
MCH       12.5-17.5 pg     17.3
MCHC       30.0-36.0 g/dl 37.9
総蛋白(TS)   5.4-7.8g/dl 7.2
血小板数     30.0-80.0*      36.0
白血球数    5500-19500/μl 12100

血糖      41-153 mg/dl     90
総コレステロール <224 mg/dl   173
尿素窒素     12-41 mg/dl    27
クレアチニン    0.7-2.5mg/dl   1.0
総ビリルビン   <0.4 mg/dl    0.2以下
GOT        <45 IU/l     167
GPT        <86 IU/l    764

ALP        <151 IU/l     68


単位:
* 10 x 4乗/μl



+ + +

ウルソ    (※ご参考)

分類
利胆薬・胆道鎮痛薬>ウルソデオキシコール酸>ウルソデオキシコール酸

処方目的・適応
胆道(胆管・胆のう)系疾患,胆汁うっ滞を伴う胆疾患における利胆/慢性肝疾患における肝機能の改善/高トリグリセリド血症/小腸切除後遺症・炎症性小腸疾患における消化不良/外殻石灰化を認めないコレステロール系胆石の溶解/原発性胆汁性肝硬変における肝機能の改善

解説
ウルソデオキシコール酸は熊の胆のう成分を化学的に合成したもので,コレステロール系胆石の溶解に有効とされます。

使用上の注意 - ウルソ

一般的注意
*ウルソデオキシコール酸(ウルソ,ウルソサン)の添付文書による
(1)服用してはいけない場合……完全胆道閉塞/劇症肝炎
(2)慎重に服用すべき場合……重い膵臓疾患/消化性潰瘍/胆管胆石
(3)その他……
・〈妊婦→回避〉

副作用の注意

重大な副作用
(1)発熱,空せき,息切れ,呼吸困難などを伴う間質性肺炎がおこることがあります。

その他副作用
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状:かゆみ,発疹,じん麻疹,紅斑(多形滲出性紅斑など)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……下痢,悪心,食欲不振,胸やけ,嘔吐,腹痛,便秘,胃部不快感/AST・ALT・AL-P・γ-GTP・ビリルビン上昇/全身倦怠感,めまい,白血球減少

他の薬剤使用時の注意

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……経口糖尿病薬(糖尿病用薬(スルフォニルウレア系))
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……コレスチラミン,制酸剤,脂質低下薬

goo ヘルスケア くすり検索 詳細 ウルソ より一部を引用しました

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Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
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 ・がんの猫の食餌管理
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