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寒い朝

空が明るいが、空気が澄み気温が低い。車がなかなか暖まらなくて、ももが寒くないようにキャリーバックのまわりに大判ウールのひざかけを巻く。結論は、軟膏の塗布も必要もないとのこと。1週間経っても、ジクジクしていたら再来院すること。
待合室で、一緒に待っていたわんちゃん。12歳、わりと大きめで耳のたれた全身チョコレート色の犬。両方の目の中心が真っ白だった。おたずねすると、3年前から老人性白内障で、現在は緑内症を併発しているという。眼圧が上昇しないように定期的に受診、点眼をしているのだという。いまはぜんぜん見えないと飼い主さんが話してくれた。
本人(犬)はというと、おっとりした様子で、やさしい顔つきをしている。見えないことにすっかり適応しているように見える。動物は鋭い嗅覚の持ち主なので、自分のいる場所をにおいで正確に把握しているのかもしれない。“ここは病院だな”とか、“散歩のいつもの通り道だな…”とか。そういう安心感が感じられた。ももがもし、近い将来ぜんぜん見えなくなったら、こんなふうになってくれたらいいなと思った。ほんとうに寒い朝だった…
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