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白内障の自覚症状
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白内障はレンズにあたる水晶体が濁る病気。
「赤ちゃんの目ってきれいだね~」って思うことがあるが、実際その通りで赤ちゃんの水晶体は限りなく透明なのだ。しかし、10歳前後で目の成長は止まってしまい、あとは老化するだけ。徐々に透明度が低くなり、ある程度の年齢になると濁りが出てくる。この濁りは、歳を重ねると白髪やシワが出てくるのと同じようにごく自然な目の老化現象のひとつ。(途中省略)
さて、水晶体が濁るとはどういう現象なのだろう?水晶体の主成分はたんぱく質。濁りのない水晶体では大きさの整ったたんぱく質の粒子が整然とならんいる。しかし、加齢とともにたんぱく質の粒子に不ぞろいが生じ、光を通しにくくなる。これが「レンズが濁る」という現象だと指摘されている。水晶体が白く濁る原因は糖尿病性やアトピー性のものなどいろいろあるようだが、最も多いのは老人性によるものだ。
<<白内障の濁り方>>
皮質白内障
最も多いタイプ。周りから混濁してくるため、症状が進むまで自覚はない
後のう下白内障
水晶体の後ろにある後のうが濁るため、初期段階からまぶしさやかすみを感じる
核白内障
水晶体の核が硬くなり濁ってくるが、濁り方の割に自覚症状が乏しい
<<こんな症状を感じたら眼科へ>>
・昼間の日差しや、夜の車のライトがまぶしくてつらい
水晶体に濁りが出ると、光が乱反射するためまぶしく感じるようになる。
・メガネをかけても新聞の文字が読みにくい、景色がぼやける
白内障になると、視力が低下してくる。また、角膜や眼底の病気でも視力が低下することがある。
・暗い所では見えにくく、明るい所だと見える
ひとみは暗い場所では光を多く取り入れるため大きくなるが、水晶体の広い範囲に濁りがある場合、入ってくる光が少なくなるため見えにくくなる。
・明るい所より、暗い所のほうが見やすい
水晶体の中央部分にだけ濁りがある場合には、暗い所でのほうが見やすくなる。それは、暗い所で大きくなったひとみの濁りのない部分から光が入ってくるから。逆に、明るい所ではひとみが小さくなるため、濁りのある部分から物を見なければならず、かすんで見えにくくなる。
・物が二重に見える
水晶体の濁り方によっては、外からの光の屈折が原因で物が二つに見えることがある。
Health クリニック ヘルスケアライブラリ 白内障・緑内障ライブラリ より引用しました
*この記事は人の白内障を対象にして書かれています
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