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猫のリンパ腫の予後

1年前の今日、動物医療センター(大学病院)をはじめて受診した。翌週から放射線治療が始まった。それから1ヶ月間、次の治療日をつつがなく迎えられるように家族中で緊張して(きっと、ももの含めて)過ごした。年賀状の準備もすっかり忘れて…

次の資料によると、「FeLV陰性の鼻腔リンパ腫症例の生存期間の中央値は1年半に達し,この型は予後良好の病型と言える」のだという。ちなみに、ももはFeLV陰性。

+ + +

現在,最も成績の良い治療プロトコールはすべてCHOPプロトコール*を基本にしてL-アスパラギナーゼを加えた多剤併用化学療法である。それぞれの大学等でいくつかの異なるプロトコールが実施されているが,いずれにおいても,完全寛解率50~70%,生存期間の中央値4~7ヶ月,といったほぼ同様の成績が得られている。生存期間は,全体的には犬の場合よりも短いが,完全寛解が得られた猫の30~35% は1年以上寛解した状態で生存することが知られている。また,我々の経験では,治療を中止した後,3年以上にわたって再発なく生存し,事実上治癒したようにみえる猫のリンパ腫症例が存在する。

猫のリンパ腫に関しては,犬のリンパ腫ほど予後と関連する因子について研究されていないが,いくつかの因子と予後との関連が知られている。FeLV陽性リンパ腫とFeLV陰性リンパ腫を比較した場合,FeLV陽性リンパ腫の方が明らかに予後が悪い。この差は,FeLV感染に伴う骨髄機能不全や免疫不全が予後を悪くしていることによるものと考えられる。また,病型による予後の違いについても知られており,生存期間の中央値は,消化管型で7~10ヶ月,縦隔型で2~3ヶ月,腎臓リンパ腫で3~6ヶ月と報告されている。

また,猫の鼻腔リンパ腫の多くはFeLV陰性であり,この型においては放射線療法がきわめて有効である。放射線療法および化学療法のいずれを行った場合にも,FeLV陰性の鼻腔リンパ腫症例の生存期間の中央値は1年半に達し,この型は予後良好の病型と言える。臨床病期の比較に関しては,ステージIの症例はステージIII, IV, Vの症例よりも生存期間が有意に長いことが知られている。また寛解導入化学療法によってComplete response(CR)が得られた症例では,Partial response(PR)およびProgressive disease(PD)の症例よりも生存期間が有意に長い。

* CHOPプロトコール:シクロフォスファミド(C)+ハイドロキシダウノルビシン(H)(アドリアマイシン)+オンコビン(O)+プレドニゾン(P)

※出典:犬と猫のリンパ腫治療マニュアル -その基本から最新の動向まで-(東京大学大学院農学生命科学研究科・獣医学専攻・獣医内科学教室 辻本 元先生)より一部を引用しました

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ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
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