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放射線治療のしくみ

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放射線治療の原理
毎日少しずつ放射線をかけることは放射線治療の本質的原理なのです。放射線治療では、がんの病巣にだけダメージを与えて、正常な臓器にできる限り影響を残さないことが重要です。

これには2つの方法があります。ひとつは、放射線をがんの病巣部に集中すること。私たちが線量分布の改善と呼んでいるもので、コンピュータや機械工学の進歩によって、最近目立って進んできた分野です。これについては次の項で詳しく解説します。もうひとつは、1回にどれくらいかけるか、間隔をどうするか、といった点を考慮して、できるだけがんと正常な臓器のダメージに差をつけようというのもです。これは放射線生物学の知識に基づいています。(途中、省略)

毎日少しずつ放射線をかける方法(分割照射と呼びます)はこの放射線生物学のもっとも大きな成果で、がんに与えるダメージをそのままにして、正常な臓器への影響を減らします。放射線は、がんにも正常細胞にもにもいったんは同じようにダメージを与えます。放射線は細胞の染色体に作用して、これを分断します。普通ならこれで細胞は死んでしまいますが、正常細胞はこの状態から復活する力があります。

放射線は宇宙ができたときから存在していたもので、生物はつねに放射線にさらされてきました。生物には放射線に対する防御力があるのでしょう。

放射線治療のスケジュール
一方、がんの細胞には幸いなことに、この力がありません。ですから、放射線をかけてしばらくすると、がん細胞より正常細胞が生き残ります。もし、1回で大量の放射線をかけてしまうと、正常細胞が回復する時間がないので、回復の差は表に出ません。何回かに分けて放射線をかけることによって、徐々にこの差が広がっていくのです。もちろん、あまり間隔を置きすぎると、がん細胞がまた増殖してしまいます。ちょうど24時間くらい間隔をおくのがよいのです。

しかし、病気の種類によっては、毎日に分けて放射線をかけることが無意味な場合があります。放射線を少しずつかけるのは、正常な臓器を守るためですが、放射線をかける範囲に守るべき重要な臓器(腸、脊髄など)がない場合は、臓器の副作用が問題にならないので、細かく分ける必要がないことがあります。このときは、1回に多くの放射線をかけたり、週に3回かけたりします。また、良性の腫瘍では、がんと正常細胞の間の差がないため、分けてかける理由がありません。

ガンマナイフで、1回に大量の放射線をかけるのはこのためです。また、がんの種類によっては、1日に午前と午後の2回放射線をかけることもあります。このように、放射線治療では病気の種類に応じてもっともふさわしいスケジュールを立てているのです。

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『がん!放射線治療のススメ』(中川恵一著 三省堂 2007)p196-197より引用しました


がん!放射線治療のススメがん!放射線治療のススメ
(2007/03)
中川 恵一

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ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
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