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腫瘍 -全身状態の把握

・腫瘍の進行度、転移の可能性を知る
(癌の)進行度を知るには、まずその腫瘍の大きさ、個数、周囲の組織との付着の仕方、広がり方等を調べます。また、悪性腫瘍は転移をするという特徴がありますが、最初に腫瘍ができている場所から転移するにはリンパ管や血管に入って遠くの組織に運ばれて行くため(遠隔転移)その中継地点となるリンパ節、遠隔転移しやすい臓器を触診、血液検査、バイオプシー、レントゲン、エコー等必要に応じた検査をして全身の情報を集めるのです。

・全身状態を知る
また、腫瘍その部分だけに注目するのではなく、ペット自身の全身状態を知ることも重要です。たいていの腫瘍は中年から老齢のペットに発生するため、腫瘍とは別に心不全、腎不全等の持病を持っている場合も少なくないでしょう。

腫瘍の進行度から考えると十分に完治を望める場合でも、そのために行なう治療にペットの体力が耐えられず大きなダメージを受けてしまうのなら、一体誰のために、何の目的で治療をしているのか全く分からなくなってしまいます。しかし逆に、ペットの全身状態にきちんと注意を払って考慮に入れ治療計画を立てるのであれば、老齢であろうと、持病があろうと、腫瘍治療を受けることも可能なわけです。13歳だから、15歳だから治療は諦める…必ずしもその必要はないのです。

・腫瘍や転移とは無関係な身体の構造、機能の変化
さらにもうひとつ、ペットの全身状態を知っておかなければならない大きな理由が存在します。悪性腫瘍は、その腫瘍や転移による症状とは別に、無関係な身体の構造、機能にも変化を起こすことができます。これを副腫瘍症候群(腫瘍随伴症候群)と呼び、ある特定の腫瘍に対して特定の症状が現れることが知られています。

・高カルシウム血症 -腫瘍随伴症候群
例えば、リンパ腫や乳腺癌、肛門周囲腺癌の時に伴う高カルシウム血症(血液中のカルシウム濃度が高くなり、腎不全をはじめ心臓血管系、消化器系、神経系に悪影響を及ぼす)やインシュリノーマ、肝細胞癌の時の低血糖(血糖値が低くなり、神経症状:痙攣発作、昏睡、死亡などが起こる)などが挙げられます。

これらは、それぞれ元の腫瘍のために起こるのですが、しばしば腫瘍そのものよりも副腫瘍症候群の症状の方がペットの状態に大きな影響を及ぼすこともあり、これらを先に改善しないといけない場合もあります。さらに、胸腔内や腹腔内などの外からでは見えない部分の腫瘍の場合は、この副腫瘍症候群の症状からたどって元凶である腫瘍を突きとめるきっかけを作ることもあります。(高カルシウム血症になっているから、どこかにリンパ腫があるのかもしれない、と疑って検査するなど)


児玉どうぶつ病院HP > 治療方法の決定(2)総合評価 より一部を引用しました

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ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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