Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://momonojikan.blog68.fc2.com/tb.php/232-895f2011
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

乳ガン(乳腺の腫瘍)

- - - - -
10歳以上の雌猫に多く見られます。最近、ネコの平均寿命が延びるのに伴って乳ガンも増えています。ネコでは、皮膚ガンと血液のガンについて、3番目に多い腫瘍です。

症状
ふつうは雌猫の乳腺に触れると硬いしこりが感じられます。しかし中には、乳腺が張っているように感じられるだけで硬くならないこともあり、しこりがないというだけで判断するのは危険です。治療をせずに放置すると、乳ガンは大きくなり、ついには表面の皮膚が破れます。このときにはネコは貧血になり、食欲もなくなります。その結果、体力がなくなって手術に耐えられなくなることがあります。

ネコの乳ガンの特徴は肺に転移しやすいことです。ネコの呼吸が速く、息苦しそうであれば転移を疑わなくてはなりません。乳腺のガンは、まずわきの下のリンパ節に転移すると考えられています。そこで、すでにガンがそのリンパ節に転移しているときには、そこから肺に転移する可能性が高いといえます。

原因
不妊手術をして卵巣を取り除いたネコは、あまり乳ガンにはなりません。そこで、人間やイヌと同じように、卵巣が出す性ホルモンが原因になっているか、またはガンの症状を進めるとみられています。ただし、不妊手術をしたネコも乳ガンになることがあるので、注意が必要です。

診断・治療・予防
・診断の方法
乳腺の触診を行えば、腫瘍かどうかはほぼわかります。手術後、切り取った組織を病理学的に調べて乳ガンかどうかを確認します。乳ガンと思って乳腺を切り取っても、両性の腫瘍であったり、乳腺の組織が単純に増殖しているだけ(過形成)のこともあります。しかし診断のために乳腺を一部だけ切除することは治療を遅らせる上、ガンを転移させるおそれもあるため、すすめられません。乳ガンが疑われるときにはエックス線検査を行い、肺に転移しているかどうかを調べます。

・治療方法
乳腺はリンパ菅でつながっているので、ガンになった乳腺だけでなく、すべての乳腺を手術で切除します。高齢のネコでも健康状態が良ければ手術はできます。原則として体の右側の乳腺と左側の乳腺を片側ずつ手術します。つまりはじめに右側なら、1度に右側の乳腺を上から下まですべて、まわりの皮膚ごと切り取ります。その後、日を改めて、残りの左側の乳腺を切除します。

左側と右側のどちらを先に切るかはそのときの腫瘍の状態で決めます。ガンの進行状態にによっては、両方同時に切除することもあります。しかし、この方法は皮膚を大きくとり除くために傷の治りが遅くなります。乳ガンに多い腺ガンでは、抗ガン剤にはあまり治療効果を期待できません。しかし乳ガンでも、腺ガンでなければ、治療効果を示すことがあります。

乳ガンは早期に切除すれば、再発しにくいようです。治療後、4~5年は再発せずに生きることも少なくありません。死ぬまで再発しないこともあります。しかし、乳ガンが進んでリンパ節や肺に転移していると、手術をしてもふつう数ヶ月しか生きられません。

・予防の方法
不妊手術をすれば、乳ガンになる確率は大幅に減ります。ただし不妊手術をしても乳ガンになることがあるので、飼い主はときどき乳腺を触って異常がないか調べる必要があります。


- - - - -
「もっともくわしいネコの病気百科」(矢沢サイエンスオフィス編 学研)p308-309より引用しました


もっともくわしいネコの病気百科―ネコの病気・ケガの知識と治療 もっともくわしいネコの病気百科―ネコの病気・ケガの知識と治療
矢沢サイエンスオフィス (2002/04)
学習研究社

この商品の詳細を見る


スポンサーサイト

0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://momonojikan.blog68.fc2.com/tb.php/232-895f2011
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

RSSフィード

Extra

最近の記事

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

参加ブログランキング

にほんブログ村 猫ブログへ
ブログ村 猫ブログ
FC2ブログランキング 猫ブログへ

FC2 ブログ★ランキング

人気Blogランキングへ

人気Blogランキング

人気ブログランキング - ももの時間

タグ


ももの時間
ももの時間・バナー

トラックワード

おすすめ商品






リンク先:バッチフラワーレメディ
バッチ フラワーレメディ


猫砂 キャットフード キャットタワー 猫グッズなど猫ちゃんのための専門店。6年連続で楽天市場 Shop of the Yearのジャンル賞を受賞!

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

Thank you for your visiting for my blog!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。