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抜歯をした日のこと
水曜日にかかりつけの病院で、血液検査(簡易版)とX線を撮ったところ、現在肺に影もなく腎臓、肝臓の数値もすこぶる良いことをF先生に伝える。木曜日以降、ごはん

血液検査(詳細版)の結果も異常なし。歯のレントゲンを撮って、歯根部の病巣を特定、放置できない部分の臼歯を抜歯をする予定。F先生によると、歯茎部吸収病巣の疑いがあるという。猫の歯は歯冠の表面、エナメル質からではなく歯茎部から感染、歯の内部それも根っこの部分から歯が吸収され“虫歯のような”状態になっていくという。
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17時前、お迎え。
ちょっとすっとんきょうな表情のももがキャリーバックから顔を出す


左右上下4枚の小さなレントゲンを見せていただく。
右側上顎、歯の根っこの周りに病巣があり、その部分がくっきりと黒く写っている。さぞ、痛かっただろう…。前大臼歯3番+4番を抜歯。ほかの写真、左側上顎には黒い影(病巣)はなく、きれいに二股に分かれた歯の根っこが写っている。猫の歯根(臼歯)は何本あるのだろう? こんなに小さな猫の口の中に生えている歯に、複数の根っこがあることがわかって何だか、感動

左右下顎の後臼歯は、歯茎部吸収病巣によりすでに歯冠部がない状態だという。歯根部に異常が認められないため抜歯をせずに残した。抜歯後の注意点が書かれたプリントをいただき説明を聞く。当日のごはんは少なめに。頬がすこし腫れるかもしれない。カリカリが抜歯後縫合した部分に当たる可能性があるので、しばらくの間は食べないこと(15日間)。ぬるま湯に浸してやわらくしたものはOK。抜歯の痛みは2、3日で消えるという。
猫の歯の模型を見せていただく。小さな上下の顎に、左右の奥歯はまるでアルプスの峰のように鋭くとがり、控えめに歯茎に張り付いているといった感じ。“臼歯”といっても人の歯のようにぜんぜん臼(うす)の形をしていなかった…。
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帰宅するとごはんを良く食べ水分も十分に摂った

まだ落ち着かないのか、何度も繰り返し階下に下りてきては、“ガッツリ”ごはん

投薬:
痛み止め(3回分)
シロップ上の抗生剤(1日2回6日分)
その他の買い物:
猫用の歯ブラシ
ヒルズa/d 5缶