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夜鳴き、止む

ここのところずっと、ももの様子が落ち着いている。
4月下旬以降、ほとんど夜は一度も起きずに朝まで眠っている。

気候がよくなったせい? 薬があちこちに効いているとか?
この半年間、一晩に数回、週に5日夜中に起きたこともあった。真冬は寒かったし眠かった… 最近になって、おたがいに誰かが起きてくるだろうと思っていることもあったことがわかった。

夜鳴きは視力が衰えた時期とぴったり一致する。渦中にいるときはわからないものだが、きっと目が見えないことの不安が一因していたのかもしれない。大学病院でお世話になった先生に、そばにいるということを本人(猫)に知らせてあげるようにとアドバイスをいただいたことがある。ももはよく、部屋にひとり(一匹)だけになると、大きな声で鳴く(人を呼ぶかのように)。そのため、ひとりぼっちではないこと、(家族の)誰がどこにいるかを伝えるようにした。部屋を出て行くときも、その目的を伝えるようにしてみた。

本当に寛容な気持ちになれたのは、もしかしたらつい最近といってもいいかもしれない。もうどんなに眠くても、何回目でもとことん向かい合う覚悟ができた。それを見越したように、夜鳴きをしない夜が続いている。


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歯肉口内炎

猫の口内炎について。

+ + +

【症状】
口の中が赤くただれ、痛くて食べることも飲むこともできない

うちの猫、よだれで口のまわりが汚れてきた。口臭がひどい。頬をさわると、猛烈に痛がる。食欲がない。ごはんを食べようとすると、痛がる。あまり水も飲まない。口の中が真っ赤にただれている。こんな症状が歯肉口内炎の特徴で、口内炎ともいわれるが、獣医師でも歯周炎と歯肉口内炎の判別がつきにくく、事実、歯肉炎を併発することも多い。

実際に口腔粘膜だけでなく、歯肉、舌、口の奥、のどの入口、あるいは唇まで、赤く腫(は)れ(炎症)、ただれ(びらん)、さらにひどくなれば、粘膜に亀裂が入ったり(潰瘍)、粘膜が固く変質して盛り上がったり(肉芽)する。見るも無残、患部に食べ物や水がふれるだけで激痛が走り、愛猫がもだえ苦しむことになる。食べることができず、水や唾液も飲み込めず、息をすることさえ困難になる場合もあり、放置すれば、衰弱、脱水症状、低酸素症、腎不全や肝不全などで死にいたる。

私たちが、もし口腔粘膜に小さな口内炎ができても痛くてたまらない。それが、口の中全体、のどまで、炎症、びらん、潰瘍、肉芽で真っ赤な血の海になれば、と思うだけで気が遠くなる。歯肉口内炎を悪化させた猫たちは、黙って、はげしい痛みに耐えられるだけ、耐えているのである。

【原因とメカニズム】
口腔内の細菌感染はじめ、さまざまな要因がひそむ

猫がなぜ歯肉口内炎になるのか、はっきりとした原因はまだ解明されていない。しかしこれまでの研究で、歯周炎と同様、口腔内、ことに歯垢や歯石に付着して増殖する細菌が関わっていることは確かだろうと考えられている。もっとも、歯垢、歯石があっても、必ずしも発症するとは限らない。
 
また、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)、猫カリシウイルス(FCV)などの感染猫が歯肉口内炎になるケースも少なくないが、ウイルス感染=歯肉口内炎でもない。
 
それぞれの猫たちの免疫力、抵抗力の強弱が、細菌感染やウイルス感染などと微妙にからみあい、歯肉口内炎になったり、ならなかったり、また、症状がひどくなったり、軽くてすんだり、治りやすかったり、治りにくかったり、歯周炎を併発したり、歯が溶ける病気(歯頸部吸収病巣)を併発したりという、さまざまな症状、経過を示していくのである。
 
ちなみに、フジタ動物病院での調査結果では、来院した323頭中、7.1%(オス猫8.4%、メス猫6%)が歯肉口内炎と診断されている。また、この病気になった猫の平均年齢は4.7歳。食生活との関連では、ドライフード派よりも、歯垢、歯石の付きやすい缶詰派のほうが発症率が高い。ウイルス感染症との関連では、FIV感染猫の割合は38.9%、FeLV感染猫が16.7%となっていた。

【治療】最も効果的な抜歯療法
治療といっても、基本的には対症療法しかない。各動物病院で多様な治療がおこなわれているが、完治することはむずかしい。

たとえば、歯垢・歯石の除去や口腔内の洗浄、細菌をたたく抗生剤、免疫力を抑制して過剰な抗体反応を抑えるステロイド剤、逆に免疫力を高め、抗炎症作用のあるラクトフェリン、免疫力を調整するインターフェロンなどの単独、または組み合わせ投与。あるいはレーザー治療。さらには炎症のはげしい臼歯部の臼歯を抜歯したり、それに加えて、犬歯や切歯などすべての歯を抜く治療法もある。
 
それらのなかで、最も治療効果の高いのは抜歯治療、それもすべての臼歯、あるいはすべての歯を抜歯する治療法である。歯がなくなれば、歯肉口内炎を悪化させる細菌にとって好適な付着・増殖場所がなくなるために、抜歯後、症状が改善され、数週間から数カ月でほぼ正常な状態にもどるケースも少なくない。
 
しかし注意すべきことがある。すべての臼歯、あるいはすべての歯を抜歯するには、専用の手術設備と高い技術が要求される。もし、たとえ一本でも歯根部があごの骨の内部に残れば、歯肉口内炎を再発してしまう。また、長時間、麻酔をかけて手術するため、猫自身にそれに耐える体力が必要だ。

【予防】子猫期から歯の手入れの習慣を身につける
歯肉口内炎にできるだけならないようにするには、歯周病予防と同じく、歯垢、歯石が歯に付着しないようにすること。子猫のときから、歯の手入れの習慣を身につけることが大切だ。まず、口の中に指を入れて遊んだりして、抵抗感をなくしていく。指に好きな肉汁をつけて、ごほうびがわりに舐めさせるのもいい。次は水や湯、肉汁を沁みこませた濡れたガーゼで前歯(切歯)、犬歯、臼歯、歯の裏とだんだんに磨いていく。そうして、歯ブラシによる歯磨きにまで到れば、とてもいい(歯肉口内炎を患う猫に歯磨きするのは、激痛に苦しむため、むずかしい)。
 
また、歯垢、歯石が付きやすければ、それらの付着しにくいフード(専用の療法食もある)に替えることもいいだろう。猫の免疫力を低下させるウイルス感染症を予防するワクチン接種をきちんとおこなうことと、ウイルス感染の機会をなくすために室内飼いにすること。それから、年に1、2度ぐらいは、動物病院で歯垢、歯石の除去と口腔内の定期検査を受け、歯肉口内炎の早期発見・早期治療に努めることも大切だ。 *この記事は、2002年10月20日発行のものです。

犬猫病気百科 猫の病気 歯肉口内炎(2002年10月20日発行 監修/フジタ動物病院 院長 藤田 桂一 先生)より引用しました


歯石・歯周炎(ワンちゃん編)

歯石はバイキンの巣窟。口と歯は健康のバロメーターであるという。
説得力あるな~

+ + +

歯石を放っておくと、細菌感染で歯根が化膿する
犬は人間のようにグチャグチャと咀嚼(そしゃく)せず、ガブガブかぶりついては、そのまま食べ物を飲み込んでしまう。おまけにひとりで砂糖だらけのお菓子やジュースを買い食いすることもない。だから人間よりも歯の病気で悩まされることは少ないが、それでも確実に歯石はたまる。歯石は唾液(だえき)と食べかすが団子(だんご)になったものだ。けっして「石」などという無機物ではない。あえて言えば、若干の無機物とバイキン(細菌)の巣窟である。放っておけば、歯周炎を起こす。バイキンが歯根に入り込み、化膿する。

犬のほおが化膿して、薬を塗っても治らない。あるいは鼻から膿(うみ)が出る。おかしいなと思って、よく調べてみると歯根が細菌感染で化膿していたりする。ときには、化膿がひどくて、眼球が飛び出ることもある。歯肉や歯根で繁殖するバイキンは、そのまま体内をめぐって内臓病の原因になる場合もある。ことに注意すべきは腎臓病。また、心臓に侵入して命を奪うこともある。歯石・歯周炎をあなどってはいけないのである。

犬を歯抜けにしないように
基本的に大型犬よりも小型犬のほうが、歯石はたまりやすい。というのは、一つには食事の質。柔らかい食べ物が多いからだ。それから歯並び。小型犬は、アゴが小さいから歯が密着している。だから、成長期に生え変わるべき乳歯が抜けきれないで、残ることもある。もちろん、それぞれの犬の体質にもよる。人間だって、一度も歯磨きしなくても、虫歯にならない人もいる。でも、そんなことを当てにしているわけにはいかない。

歯の病気がひどくなり、ついには抜くはめになっては大変だ。乳歯が永久歯になれば、もうサメのように生え変わることはない。もっとも、犬の歯は元気がいい。たとえば、犬同士のケンカや事故で歯がパッとはずれても、すぐに元の位置に戻し、縫い合わせればそのまま固着する。しかし歯根が化膿して抜けてしまうと、どうしようもない。

歯は、犬の生きがいである。単に食べ物を噛むといった役目だけではない。犬の尊厳、威厳、プライドにかかわる存在だ。よその犬とすれ違っても、あるいは家に侵入者があっても、歯抜けの犬では威嚇することもできない。始めから尻尾を巻いて引き下がるしか道がない。つらい、さびしい、やるせない。考えるだけでため息が出る。

ついでに言えば、野生の動物なら、歯が悪くなれば、エサを捕ることもできず、死を待つだけ。幸い、人間と暮らす犬たちは、歯が1本もなくても、労せずにドッグフードを食べることができる。もっとも、いかに犬が咀嚼せず、食べ物を丸飲みするといっても、かぶりつく楽しみは大きいはずだ。

素敵な神様からの贈りもの
予防の第一は、やはり歯磨きだ。子犬のときから、遊び半分で歯磨きする習慣をつける。慣れれば、犬だって気持ちがいい。それに飼い主だって、きれいな歯の愛犬になめられれば気分もいい。それに生後半年以上たてば、乳歯が残っているかどうかを動物病院でチェックしてもらい、まだであれば抜いておく。ついでに歯石も取り除いてもらえば言うことはない。ふだんの生活でも、気がつけば、スキンシップをかねて歯磨きをしてあげる。犬用歯ブラシもあるが、子ども用のものを買ってきてもいい。そして年に一度は病院で本格的な歯石取り。最近は、動物病院でも歯医者さんと同じような、デンタルユニットを備えているところも少なくない。

とにかく、飼い主が愛犬の歯に親しむことが大切だ。犬の歯を見ると、上の歯は、切歯が6本、犬歯が左右に1本ずつ、小(前)臼歯が左右に4本ずつ、大(後)臼歯が左右に2本ずつの計20本。下の歯は、大臼歯だけが多くて左右3本ずつの計22本。総計42本ある。犬歯はさすがに牙の風格があって、むき出しにするとハッとするが、切歯など、小さな歯がきちんと並んでいて、ほんとに愛らしい。素敵な、神様からの贈り物である。 *この記事は、1996年1月15日発行のものです。

犬猫病気百科 犬の病気 歯肉口内炎(1996年1月15日発行 監修/ツルノ獣医科病院 院長 鶴野整傳 先生)より一部を引用しました


イヌの歯は42本

やっぱり、猫の“牙”(の名称)は、犬歯というらしい。
イヌはぜんぶで上下合わせて42本の永久歯がはえている。猫は小臼歯が3本、大臼歯が1本で、ひとと比べると小臼歯が1本多く大臼歯が1本少ない。顎が小さいからだろうか? 大臼歯が1本なのは、硬いものを噛み砕く必要性がひとに比べて少ないからかもしれない。

※補足:
I 切歯(前歯、一番前の小さな歯)
C 犬歯(切歯の後ろの尖った大きな歯)
P 前臼歯(犬歯の後ろから頬の辺りにある一番大きな歯まで)
M 後臼歯(前臼歯以降の歯)

猫の永久歯(本数):
切歯3本 
犬歯1本前臼歯3本(上顎は3本、下顎は2本)
後臼歯1本 *人の場合の大臼歯
(せんぶで上下左右合わせて30本)

【比較】
ひとの歯の場合(永久歯:28本)←“親知らず”を含まない本数
切歯(第一、第二)2本
犬歯
小臼歯(第一、第二)2本
大臼歯(第一、第二)2本
(ぜんぶで上下左右合わせて28本)

+ + +

犬、猫の歯の数は?
犬、猫の歯の数を表すのに歯式というものがあります。犬と猫の歯の数は決まっているので、まず、犬、猫の正常な永久歯の場合の歯式を示します。
イヌ2(I 3/3 C1/1 P4/4 M2/3) 計42本
ネコ2(I 3/3 C1/1 P3/2 M1/1) 計30本


ここで、Ⅰは切歯(前歯、一番前の小さな歯)、Cは犬歯(切歯の後ろの尖った大きな歯)、Pは前臼歯(犬歯の後ろから頬の辺りにある一番大きな歯まで)、Mは後臼歯(前臼歯以降の歯)です。また、分母は下の歯、分子は上の歯の数で、2( )の( )内は片側半分だけの歯の数なので( )を二倍して全部の歯の数になります。(途中、省略)

動物の歯がすべて生え揃ったところで、この歯式よりも多いときを過剰歯、少ないときを欠歯といいます。過剰歯も欠歯も意外に多く見られますので、一度ペットの歯をよく観察されてはどうでしょうか?

また、動物の歯の生えかわりの時期ですが、大体、犬で生後2ヶ月から7ヶ月、猫は4ヶ月から6ヶ月の間といわれています。中には乳歯が残存することもありますが、この場合は乳歯を抜いてやる必要があるでしょう。というわけで乳歯は生まれて半年ぐらいの間にどんどん抜けていきますので、完全に乳歯が生え揃っている期間はごく短いものですが、一応、乳歯の歯式も書いておきます。
イヌ2(I 3/3 C1/1 P3/3) 計28本
ネコ2(I 3/3 C1/1 M3/2) 計26本

アイヴィヨコヤマペットクリニックHP > 動物の歯について より引用しました


うずまき猫のみつけかた

アメリカで出会った猫たちのこと、ページをめくっていくと随所にほんの数行の猫の話や、近所の猫たちのスナップショットが必ずどこかにある。著者の、並々ならぬ猫好きぶりがわかる。猫本の意図はないかもしれないが、どこから見ても猫本。あるいは猫本を暗示。

旅行中の美しい空や自然を写した写真に目を奪われながら、うずまき猫って?と思いつつ探しているうちに、どんどん読み進めて読了。どこにもうずまき猫はできてきません…

+ + +

僕は子供の頃いつも、冬がやってきてあたりが日に日に寒くなってくると、世間の猫たちが「ひょっとしてこのまま世界はどんどん寒くなって、氷河期がやってきて、何もかもかちかちに凍りついてしまうんじゃないか」と不安に感じているのではあるまいかと心配したものだけれど(昔は暇だったのか、自分に関係のないことまでけっこうまともに心配したものである)、そんな気配はかけらもなくて、猫たちはいつも気楽な顔をしてのうのうと炬燵で眠っていた。どうやら猫たちはいちいちそんな面倒なことを考えて、気に病んだりはしないみたいである。「冬が過ぎれば、心配しなくてもそのあとにはちゃんとまた春が来るんだから」という基礎的知識がきっと遺伝子によって伝えられ、頭に入っているのだろう。あるいは猫というのは傾向的に、将来のことをいちいち気に病んだりはしないのかもしれない。

というわけで、春がやってくると猫たちはとくに感動の色もなく、「こうなるのはわかっていたんだけどな…」というしょうむなさそうな顔で、のそのそと表にでてくるわけである。まあそういう無感動さが猫のいいところなんだけどね。(以下、省略)


『うずまき猫のみつけかた』(村上春樹著 新潮社 1996)p176-178より引用しました


うずまき猫のみつけかた―村上朝日堂ジャーナルうずまき猫のみつけかた―村上朝日堂ジャーナル
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ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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