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リンパ管
Wiki(ウィキ)の医学用語解説集。
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リンパ管(リンパかん)は、血管、特に静脈と同じように体内を走る管?。器官系のリンパ系に含まれる器官。体中の組織の中から組織液?(細胞外液?)が流れ込み、これが集められて、リンパ管を通って静脈へと送られる。リンパ管の中を流れる液体をリンパ液?(=リンパ)という。
英語では、lymph vessel リンフ・ヴェッセル または lymphatic vessel リンファティック・ヴェッセル。
リンパ管のはじまるところは全身の組織内で、そこでは毛細血管?のように細いリンパ管(=毛細リンパ管?)があり、そこで組織液がリンパ管に流れこんで、リンパ液となる。細いリンパ管は合流して、次第に太くなりながら、途中で、リンパ節?を通る。最終的にはリンパ管は2本にまとまり、それぞれが左右の静脈角?で静脈に合流する。
リンパ管の構造は、壁が薄くて、弁があるなど、静脈とよく似ている。
1年生の解剖学辞典 < リンパ管より引用しました