Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

もものごはん・2008/1月~3月

1月、かぜをひくまでは順調だったが、2月になると食欲がガタ落ち。3月に入り、“さかなに猫缶を混ぜる”ことにする。

基本レシピ:
・猫缶(ヒルズ、シニア:c/dマルチケア(チキン、シーフード)を2:2でローテーション)1回1/3程度
・小あじ(1匹、身をほぐす)
・ブロッコリー(一片をみじん切り、小さじ山盛り一杯程度)
時々、c/dカリカリ

1月:
かぜをひくまでは、ごはん1日2回。
1月下旬、かぜのため5日間ほとんど絶食状態(後半はヒルズa/cを少しづつ食べ始める)が続き、この間、体重は3.62kgまで減少。完全復調(毛づや、体の張り、表情、行動力等)には2週間を要した。回復後も食欲だけは、戻りが鈍くいつものおちょぼに輪をかけて食が細った。メニューは、上記のほかにカリカリ、小あじのみなど、体力が回復するように本人(猫)が食べるものの割合を増やす。体重は3.80kgまで回復。

2月: 
ごはんが減り代わりにカリカリ増量。
食欲はいっこうに回復する気配なし。朝いつまで経っても、ごはんをほしいと言わなくなる。1日ごはん1回+カリカリのペースができ、家族は顔面蒼白… 深夜~早朝にかけて、1/3~1/2カップ程度を2-3回に分けて食べることが増える。もものカリカリ好きが顕著に現れる。体重が3.65~3.75kgにシフト、3.70kgに不本意ながら定着の兆し。ごはんにカリカリを数個トッピングして食べさせようとするが、だんだん効き目がなくなる。

一時的に、だんだん、マルチケアを食べなくなるような気すらする。試しに、途中以前のc/d缶を4缶連続して再び与えてみると、いくらか食が進むように見えた。配合の違いは、どれくらいの味の違いに表れているのだろう?マルチケアはc/dよりも水分豊富で飼い主的には推奨したいが。おそらく、もっとも食欲減退のピークのタイミングだったのだろう。

3月: 
状況変らず。本人(猫)は元気あり。小あじを多めにしたり、シニアをまぜるとようやくいくらか食べるようになる。

“さかなに猫缶を混ぜる”メニュー変更。
・小あじ2-3匹+c/dマルチケア(またはシニア)大さじ1/2
・c/dマルチケア大さじ2+シニア大さじ1/2
時々、お刺身、ささみ、真あじ(中くらい)の水煮のみを与える。

ウルトラC
先月来、食べ始め時間がどんどん後ろにずれていくのを心配した家族が、ごはんのお皿をあちこちへ運びももに食べるよう促している。一時、こたつの上にちょこんと座るくせがついて、そのときにはこたつの上で。また、外へも持っていったことがあるという。それからこたつの中へも。少しでも食べさせようとする愛情。

中旬以降、昼間、晴れて気温が上がると外に出て日光浴、静かに座って過ごす時間が増える。体重は3.70~3.75kgを行ったりきたり。2月初め、かせがまだ治りたての頃、すこし体の筋肉が落ちたのか、体側が幾分やわらかくなったような気がした。少しスリムになったが以前より体のハリがある。

スポンサーサイト

定期健診 -抗がん剤治療終了10ヶ月後

花冷え。曇り空で気温も低い。
桜はほぼ満開、この寒さですこし長く桜を見られるかもしれない。

10:30、かかりつけの動物病院へ。
月初めはワクチンのわんちゃんたちでごった返しているが今日はひっそりとしている。病院の裏手の白梅の大木は、もうすっかり花が終わっている。

本日の予定:
血液検査
レントゲン撮影
尿検査

・小さな肝臓
肺はどの側面からもきれいに写っている。異常なし。ももの肝臓はやや小さめらしい。確かにレントゲンにとても控え目に映っていた。脂肪肝の肝臓はレントゲンで見ても、通常よりだいぶ大きく写り込むとのこと。

お腹、リンパ節の触診も異常なし。血液検査は、GPTのみ前回と同じく正常値を大きく上回るがほかは異常なし。そのため、肝機能を確認するために総蛋白、アルブミン、カルシウム等も検査。その結果、肝機能は正常。現状のGPT値上昇はがんによる影響ではないと考えられる。

・過熟白内障
まるで目が見えるようになったのではないかと思えるような、最近のももの様子を話す。院長先生がライトをももの目の前にかざし左右に動かすと眼を細めて光に反応する。

昨年秋、ももは成熟白内障と診断されているが、現在「過熟白内障」という範疇にあるという。網膜の白濁がピークを過ぎると、一部が溶けて水晶体の中を移動、それにより症状が進むのではなく若干回復したように見えることがあるという。しかしまた、成熟白内障の経過のひとつに水晶体から中身の一部が眼底で漏れ出すようなことも起こりうるので、目の状態の変化には注意が必要。

・“食欲の出る”クスリ
食が細くなり、ごはんは以前の6-7割に減少、体重が3.65-3.75kgにシフトしたことを相談する。今年1月、かぜのときに投与していただき、見違えるように食欲の出た薬「ペリアクチン」を出していただくことにする。一回、1/2錠を投与。連続投与ではなく食欲のないときだけ。

ぺリアクチンの効果:
お昼過ぎ、帰宅後すぐにペリアクチン1/2錠を投与。15分後、少し早いかなと思いながらごはん(c/dマルチケア大さじ3程度、ささみ、ブロッコリーみじん切り)を与えると、いつもの1日分くらいを一気に食べる。食べ方にも勢いがある。それから、何度か戻ってきては食べ3時前には完食。

2回目のごはん。猫缶(c/dマルチケア大さじ3+シニア大さじ1)をレンジで温めて混ぜる。2-3回に分けて食べ、ものの30-40分でほとんどお皿が見える状態に。4時過ぎ完食。なお物足りなそうにしているので、カリカリを少し与える。外は雨が降り出す。ももは2階へ移動すると眠り始めた。かなりの食欲増進効果であることがわかる。

食欲以外にいつもと異なる様子、たとえば室内を走り回ったり夜鳴き以上に激しく鳴くこと等は見られない。いつもの場所に静かに座っていたかと思うと、おもむろに起き出してキッチンへ。それを数回繰り返す。どちらかというと表情はうつろうつろしているように見える。ペリアクチンは抗ヒスタミン薬のひとつで、幼児のかぜの症状などに処方される薬らしい。眠気、食欲増進作用があるといわれる。

・尿pHも正常
ただし、前回(12月)と同様にわずかに細菌が見られる。そのため詳細な検査を検査センターに依頼することに。結果は1週間後。ももはふだん、トイレでまごついているような姿は見られない。1日数回、外に出るたびにトイレに足を運んでいる。特別変わった様子はないように思うのだが… 

次回は4月中旬に来院のこと。
体重がやや落ちているので、体重測定と診察の予定。


血液検査結果(2008/3/30)
検査項目    検査値 参考正常値
ヘマトクリット  38  24-45%
赤血球数     842  500-1000*
ヘモグロビン  13.6  8-15g/dl
MCV       49.0  39.0-55.0 fl
MCH       16.2  12.5-17.5 pg 
MCHC      32.9  30.0-36.0 g/dl
総蛋白(TS)   7.1  5.4-7.8g/dl
血小板数    30.2  30.0-80.0*
白血球数    9900  5500-19500/μl

血糖       97   41-153**
総コレステロール 173  <224** →前回(206)より低下。
尿素窒素     21  12-41**
クレアニチン   1.2  0.7-2.5** 
総ビリルビン   0.3  <0.4**
GOT        28  <45***   
GPT       157 <86***  →前回(135)より上昇。 
ALP        31   <151***

総蛋白(TP) 7.3 6.0-9.7g/dl
アルブミン 3.1 2.4-3.9g/dl
カルシウム 10.5 10.1-14.3**
中性脂肪 31 <132**
LDH 50以下 <410***

単位:
* 10 x 4乗/μl
** mg/dl
*** IU/l


尿検査結果(2008/3/30)
尿色調  淡黄色
尿pH   6.0
尿蛋白  +
尿糖   陰性
尿ケトン体  陰性
尿ウロビリノーゲン  陰性
尿ビリルビン  陰性
血尿   陰性
尿比重  高
尿沈渣  わずかな細菌が見られる *口頭で確認。


本日の体重:3.66kg


+ + +

ペリアクチン
分 類
抗ヒスタミン薬
一般名
塩酸シプロヘプタジン
効果・効能
・感冒などの鼻炎症状(鼻水、くしゃみなど)を抑える薬です。
・蕁麻疹や湿疹などの皮膚のかゆみを抑える働きもあります。
※薬の情報箱 塚田こども医院HPより引用しました


小春日和

静かな朝。空が明るい。
が開花した。1週間後には満開らしい。

ももがおとなしいと思ったら、床の間の日当たりのいい場所で4本脚を投げたして、すっかりリラックスしていた。

小春日和 体の向きをかえて、今度は背中をお日さまに当ているところ

*春先の花々
沈丁花 沈丁花

クリスマスローズ クリスマスローズ

この時期(梅のあと、桜の直前)、庭先や花壇はたいていすみれ、ヒアシンス、クリスマスローズ、雪柳、沈丁花、椿(特に、侘助;わびすけ)、ミモザ(木ですが…)などが咲き、本格的な花の時期を控えひっそりとしてる。それに、よくみると、桜のつぼみがだいぶ、ふらんでいる…


本日の体重:3.75kg

猫にかまけて

それは歳をとったから?だったのか…
ももが最近、人を呼ぶように、もっといえば何か用事を言いつけるように鳴くようになった。たとえば、ごはんのふたをとってほしい*とか、こたつの布団を持ち上げてほしいとか… 時々、自分(猫)でふたをよけてごはんを食べているのに。

よそのお宅でも、こうしたことがあるようだ。
このくだりを読んだとき、笑いながら泣きそうになって、また笑ってしまった

* 小刻みに食べるので、水分が蒸発しないようにふたをしてしている。

+ + +

ココアは今年で20。人間でいえば確実に百歳をこえているので、希望はなるべく叶えてやるようにしている。

というと、「しかしあれじゃないですか。相手は猫なわけざんしょ? 希望といってもなにを言っているのかわからなのじゃござんせんか」と心配する人があるかも知れぬが大丈夫、猫も20年近く、一緒に暮らすとある程度、会話が成立するようになる。

例えば雨の朝。目をさまして居間に入ってきた私の姿を認めるやココアは、
「ぎゃあああ」と絶叫する。これはなにをいっているのかというと、
「雨の日は湿度が高く毛皮が湿って不快だし、気圧の関係で気分がすぐれぬからただちに雨をやませろ」と言っているのである。

しかしいくら希望はなるべく叶えるようにしているといってもさすがに雨をやませることはできないので、
「うん。それは分かるけど、さすがに雨をやませることはできない。なんとなれば僕は弘法大師ではないから」と説明するのだけれどもココアは納得しない。

「あなたが弘法大師でないことははじめから分かっている。あなたはマチダさんでしょ」
「はい。マチダです」
「ね。そうでしょ。そのマチダさんに私は雨をやませろ、と言っているのです」
「はあ。しかしですねぇ、雨というものは天然自然の現象であってそれを人為的に降らしたりやましたりすることはできないんですよ」
「でも私は毛皮が湿って不愉快なのです」
「ええ、でもできないものはできないのです」

そう言うとココアはぴたりと話しやめ、まん丸な目でじっと私の目をみつめて、そうして見られるとなんだか雨をやませることができないことがとんでもない罪悪のような気がして、
「雨をやますことができなくてすみません」とつい詫びを入れることになる。

それ以外にもココアは、「膝に乗せろ」「飯をいれろ」「水がなくなっている」「寒いからなんとかしろ」「照明が暗くて抑鬱的な気分になるから明るくしろ」「コタツのなかに入るのにコタツ布団を頭でくんくん押して入るのが面倒くさいから持ち上げろ」といった希望を出す。

またココアは、「自分を一人にして寝室にいくな」ということもある。(以下、省略)


『猫にかまけて』 町田 康著(講談社 2004)p173-176より引用しました


猫にかまけて猫にかまけて
(2004/11/16)
町田 康

商品詳細を見る


目次:

-平成十二年四月~平成十四年四月
拙宅の猫たち
横着者が黒豆を
拙宅の守旧派
ゲンゾーの思惑 ほか
-平成十四年八月~平成十六年四月
続・拙宅の猫たち
器用の夕べ
イラキアタック・時計の水漬
死闘 ほか

浸潤と転移

ふたつの用語の意味を再度確認しました。

浸潤:
がんが周囲にあるほかの臓器、または周囲の組織や血液・リンパ節などに広がることを指す。
転移:
がん細胞が血液やリンパ系によって体内のほかの場所(臓器)に運ばれ、新たにがん細胞が増える場合を指す。

+ + +

(※ご参照)
浸潤
がん細胞が周囲にしみ出るように拡がること。

転移
がん細胞が血管やリンパ管を介して、身体のあちこちに飛び火すること。

国立がんセンター < がん対策情報センター < がん情報サービス < がんに関する用語集より引用しました


浸潤(シンジュン)
がんが周囲の組織へ広がること。
例えば、進行した直腸がんが膀胱にまで広がると膀胱浸潤と呼びます。がん細胞が周囲の組織や血液・リンパ節などに広がることも指します。これに対して、がん細胞が血液やリンパ系によって、最初にできた場所から離れたところに運ばれ、運ばれた先で新たにがん細胞が増える場合を転移といいます。なお、白血球やリンパ球が炎症部位に集まることも浸潤といいますが、これは炎症細胞の浸潤と呼ばれ、がんの浸潤とは別のできごとです。

転移(テンイ)
がんが体内の他の場所に飛び火すること。
がん細胞はどんどん増えてかたまりを作りますが、そのうちの一部のがん細胞が血液やリンパ液の流れに乗るなどして、別の場所に飛び火し、そこで新たなかたまりを作り始めます。これが転移と呼ばれるものです。がん細胞の転移は、骨や臓器など多岐にわたりがんの種類によって転移しやすい場所もさまざまです。転移があると、もともとがんができた場所だけを手術で切り取ったり、放射線で治療したりしても、がんを治したとは言えません。一般に、転移を伴うような進行がんでは治療が非常に難しくなります。つまり、転移があるかどうかは、治療法を決める際の大切なポイントの一つです。

がんになっても < がん医療用語より引用しました

転移がんとは

ももは、当初の病理検査で乳腺がんがリンパ節に浸潤していることがわかった。あまりにも知識がなくて、「転移」と「死」はもうすぐそこに迫っているような気持ちに襲われた。

しかし、その後、本人(猫)の生命力もさることながら、ほんとうにさいわいなことに、ほとんど元の生活ができてずっと元気でいることができた。

医学知識のなさは、現在も当時とあまり変わりないが、がんはゆっくりとしているように見える。治療開始時点のリンパ腫は、グレード3、乳腺がんは13mmの大きさだった。ももの身体的なコンディション、主治医の先生方の適切な判断と指示、治療方法の選択、食餌に対するアドバイスや改善、さまざまな条件が重なって、ここまで来ることができたのだと思う。

+ + +

ひみつ36:
転移したがんは、
窓から出て行った鳥

がんは、限られた栄養を、正常細胞とがん細胞とが奪い合う一種の「椅子とりゲーム」のようなものです。ただ、ふつうの椅子とりゲームとちがって、がん細胞の数がどんどん増えていきますので、ゲームを続ければ続けるほど、正常細胞にとって椅子の確保がむずかしくなります。

しかし、ゲームのルールは単純ですから、がんは物理的・数学的にとらえることができる。つまり、物理法則に相当する「公式」が成り立つのです。その公式のひとつとして、転移をしてしまったがんは、大腸がんの肝臓転移(本当の意味での全身転移とは言えません)など一部例外はあるものの、基本的に治療しにくいという点があげられます。

血液の中にがん細胞が流れ込んで、他の臓器に転移するわけですから、一箇所にだけ転移することはまれです。植民地を世界中に作って、五大陸に進出していったかつての西洋諸国と同じです。

がんの転移があれば、その際の治療は、全身にばらまかれたがん細胞に対するものになりますから、全身的な治療、つまり抗がん剤が治療の中心になります。しかし、残念ながら、強い抗がん剤を使っても、がんが完治する可能性は低く、治療の目的は延命となります。

これを「鳥かごと鳥」にたとえてみます。早期のがんの治療は、鳥かごの中の鳥を捕まえるようなもので、比較的簡単です。リンパ腺にまで転移したようなある程度進行したがんは、鳥が鳥かごから出て、部屋の中を飛び回っている状態です。鳥かごに入っているときよりは大変ですが、がんばれば捕まえられるでしょう。

転移したがんは、鳥が部屋の窓から外に出ていった状況に似ています。こうなると鳥を捕まえることは難しくなります。それでも、たまたま鳥が部屋に戻ってくる可能性はゼロではありません。気がついたら、鳥が自分からかごの中に入っていることだってあり得なくはないでしょう。これが末期がんからの「奇跡の生還」です。

がんが治るかどうかは、最終的には確率的なものですので、奇跡はつねに起こり得る。その意味で、大逆転の希望はいつも失われませんが、それでも外に出て行った鳥がかごに戻ってくるような奇跡は、望んで得られるものではありません。(以下、省略)

『がんのひみつ』中川恵一著(朝日出版社 2008)p91-93より引用しました


がんのひみつがんのひみつ
(2008/01/10)
中川恵一

商品詳細を見る


がんにかかるとは

がんがカラダの中で、どのようにしているのか…
がんの性質が、とてもわかりやすく書かれています。

+ + +

ひみつ34:
がん細胞はどんどん
タチが悪くなる

がんは不思議な病気です。「がんにかかる」といいますが、もとは自分の細胞です。からだの外から、自分以外の細胞がやってくれば、免疫の仕組みでその細胞は殺されてしまいます。

しかし、癌細胞はもともと自分の細胞だったため、異物(危険な細胞)として認識されにくいのです。癌細胞は、「自分であって、自分でない」という」奇妙な性質をもつため、体の中にはびこることになるわけです。

また、興味深いことながら、癌細胞は、自分が生まれたカラダの中でしか生きていけません。ある人にできたがんの細胞を別の人のカラダに植え付けても、免疫細胞に確実に殺されてしまいます。

がん細胞は際限なく細胞分裂をくりかえし、自分と全く同じコピー細胞を次々と生み出していきます。細胞分裂を繰り返すとともに、がん細胞のDNAには突然変異がさらに積み重なっていき、どんどんタチが悪くなります。

そして、がん細胞が誕生した臓器から、血液の中に流れ込んで他の臓器に転移し、体が必要とする栄養をどのどん奪い取ってしまうため、その人を死に至らしめるのです。

『がんのひみつ』中川恵一著(朝日出版社 2008)p88-89より引用しました



がんのひみつがんのひみつ
(2008/01/10)
中川恵一

商品詳細を見る


目次:

がんを知っていますか?
がんは増えています!
がんって、何?
がん難民を死語に!
がんとどうつきあうか
日本のかんのウィークポイント
死に方上手 -どうせ死ぬなら、がんがいい
日本のがんは闇の中
医療にお金をかけない国、日本


がんの痛みとは

がんには、体と心の2種類の痛みがある。

心の痛み(苦痛)とは、
・精神症状(不安、うつ状態、せん妄など)
・スピリチュアルペイン(=魂の痛み;人生観におよぶ深い悩み)
心のケア(治療)は
・傾聴が中心
・必要最低限の投薬

人のがんの場合、社会的な痛みや喪失感に心を痛めることが大きなウェイトを占めているようだ。

人間と比較すると猫はもともと単独生活者、イエ猫にもそれに近いものがある。動物にはとにかく愛情を注いであげよう。できる範囲で、QOL(生活の質)が低下しないよう工夫をしながら。

+ + +

「がん緩和ケア」における痛みのケアは、WHO(世界保健機関)で3段階の治療法が定められています。痛みが軽度の第1段階では頭痛・発熱にも用いる鎮痛薬を、中等度の第2段階では弱いオピオイド(麻薬)を、重度の第3段階では強いオピオイドを用います。

一般に麻薬には、中毒になったり、身体がボロボロになるという悪いイメージがあります。しかし、専門医の適正な麻薬使用で、そのようになることはありません。痛みが和らげば、麻薬を減量したり、服薬を中止したりすることもできます。

眠気や吐き気・便秘などの副作用がみられることもありますが、麻薬の種類を変更したり、副作用予防策を用いたりすれば安全です。他に局所麻酔薬を神経に直接作用させて痛みを和らげる神経ブロックという治療法もあります。特殊技術が必要で専門の麻酔科医(ペインクリニック医)により実施されています。

心のケアでは、不安、うつ状態、せん妄(身体不調により一時的な興奮・幻覚を生じる)などの精神症状から、人生観にも及ぶような深い悩み(スピリチュアルペイン=魂の痛み)まで幅広い苦痛を扱います。必要最低限の薬を処方することもありますが、まずそのつらさをじっくりと伺うこと(傾聴)が治療の中心になります。

これらの「がん緩和ケア」により、治療中の苦痛を和らげてこそ病気にしっかりと向き合うことが可能になります。(大阪府立成人病センター腫瘍精神科・脳神経科部長、柏木雄次郎先生)毎日新聞 2008年3月13日 大阪朝刊
第50話 痛みと心のケア 毎日.jp より引用しました)

がん緩和ケアとは

おそらく、動物にもがんの疼痛があるだろう。
いったいどれくらい、痛みを和らげ傍らで人間が苦痛をくむことができるのだろう。

+ + +

がん緩和ケア(緩和ケア)は「がん末期に痛みを和らげること」だけではありません。「がんの初期から、がん自体のつらさや、がん治療に伴う身体と心のさまざまな苦痛を和らげること」というのが正しいでしょう。

がん末期の痛みだけでなく、種々の苦痛を抱えた人を総合的(全人的)にとらえて治療するのが緩和ケアです。がんと診断された人は初期からさまざまな苦痛を抱えていますので、緩和ケアはがん治療の初期から始めるべきです。

昨年制定された「がん対策基本法」でも、これまで軽視されがちであった緩和ケアを重視し、がん治療の初期から始めることを推奨しています。

「がんというのは肉体的にも精神的にもつらいもので、その治療中の苦痛(手術後の傷の痛みや抗がん剤の吐き気など)も我慢するのが当然」と考える方がおられるようです。しかし、苦痛をあまりに我慢していると、心身ともに衰弱して、治療に向かう意欲が衰え、本来持っている自然治癒力が低下してしまいます。

緩和ケアを受けるということは、病気から逃げることではなく、病気にしっかりと向き合えるようになり、心身ともに前向きの状態をつくり出すということです。

次回は「緩和ケア」ではどのような治療をするのか、痛みのケアと心のケアについて詳しくお話しします。(大阪府立成人病センター腫瘍精神科・脳神経科部長、柏木雄次郎)毎日新聞 2008年3月6日 大阪朝刊 
第49話 末期だけではないケア 毎日.jp より引用しました)


本日の体重:3.70kg

三寒四温

寒い。風が冷たい。
先月までずっと続いた寒さに逆戻りしたような陽気。すこし寒さが和らいでホッとしていた矢先に。

いま、梅が満開。
今日、桜の開花予想が出た。東京は4/5。ひと月後には、桜が咲いているとは思えないような寒さ。もう、3月。これから日に日に、春めいてくるのは間違いなさそうだが。

ももは昼間、外に出たらしい。
おとなりのガレージが1台分開いていたので、その間に。
そのせいか、気分がせいせいしているようで、家の中を足早に走り抜けていったりこたつでぬくぬくしたり、行動にメリハリがあって様子が落ち着いている。


本日の体重:3.70kg

Appendix

RSSフィード

Extra

最近の記事

カレンダー

02 | 2008/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

参加ブログランキング

にほんブログ村 猫ブログへ
ブログ村 猫ブログ
FC2ブログランキング 猫ブログへ

FC2 ブログ★ランキング

人気Blogランキングへ

人気Blogランキング

人気ブログランキング - ももの時間

タグ


ももの時間
ももの時間・バナー

トラックワード

おすすめ商品






リンク先:バッチフラワーレメディ
バッチ フラワーレメディ


猫砂 キャットフード キャットタワー 猫グッズなど猫ちゃんのための専門店。6年連続で楽天市場 Shop of the Yearのジャンル賞を受賞!

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

Thank you for your visiting for my blog!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。