Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガンの猫の食事

A・ショーン(『人はなぜ動物に癒されるのか』の著者)は、癌に罹患した動物の食餌について次のように述べている。

・食事内容を変えることは、悪液質を和らげるのに役立つ
・炭水化物を制限すること
・良質のタンパク質を適量摂ること
・アミノ酸を含んだ食事を摂ること
・アミノ酸は免疫機能を強化し、胃腸管内の毒性を減らす働きをする
・ガン細胞の多くは、n-3系脂肪酸(脂肪)を代謝できない
・新鮮で有機農法による良質のタンパク質や、バランスの取れたホームメイドの食事を与えよう

- - - - -
食事内容を変えるようにすすめることも多い。友人であるコロラド州立大学獣医学部のグレッグ・オギルビー博士も、それがガン治療の第一歩と考えている。食事内容を変えることは、悪液質を和らげるのに役立つ。悪液質とは、ガン細胞が炭水化物、脂肪、タンパク質などの栄養素を正常な細胞とは異なる方法で代謝する代謝異常によって起こる深刻な病態である。オギルビー博士の発見によると、炭水化物は病気の主を食い物にしてガンに栄養分を与えるのである。だから、ガンを患った動物の食事では、炭水化物を制限するべきである。

また、オギルビー博士によると、癌細胞と正常な細胞はアミノ酸を争って獲得しようとするので、食事から得られないとなると腫瘍は病気の主からアミノ酸を取ることがわかった。彼が進める食事とは、良質のタンパク質を適量に取るのはもちろんであるが、アルギニンやグルタミンなどのアミノ酸を含んだ食事である。これらのアミノ酸は免疫機能を強化し、胃腸管内の毒性を減らす働きをする。

もうひとつ興味深いのは、ガン細胞の多くは、n-3系脂肪酸として知られる特定の脂肪を代謝できないことである。これらの脂肪は制ガン効果を持っていると思われている。優良なn-3系脂肪酸としては、魚油、月見草油、亜麻油、ルリチシャ油そしてクロフサスグリ油などがあげられる。これらのオイルは新鮮なものでなければならず、製造保存すべきである-悪臭のするオイルを与えるくらいならまったく与えないほうがましなのだ。

ここで、ガンを患った犬や猫にとってどんな食事がもっともよいか考えてみよう。いうまでもなく、加工されたペットフードは主として炭水化物と質の良くないタンパク質や脂肪でできている。新鮮で有機農法による良質のタンパク質、たとえば魚や七面鳥の胸肉、あるいは豆腐などを使ったバランスの取れたホームメイドの食事を与えよう。

健康食品店やホリスティック獣医師からアルギニンやグルタミン、あるいは上記にあるような脂肪酸を入手してこの食事を補うこともできる。食事内容を変える前に、ホリスティック獣医師と十分に相談すること。(以下、省略)

- - - - -
「人はなぜ動物に癒されるのか」(アレン・M・ショーン著 中央公論新社)p328-329から一部を引用しました

スポンサーサイト

癌の猫のホームケア

(命の)時間が限られているという感覚を実際に味わうと、とてつもない力が自分の中にふつふつとわいてきた。これが、ももの病気を知ったときの正直な気持ち。また、どれほど頭の中でぐるぐる考えては心配や不安になるか、自分の思考パターンにも気づいた。何しろ家族の中で、癌になったのはももが初めてだから仕方がない。

主治医の先生から治療内容について説明を受けたとき、それまでの不安がなくなりもう前を向いて進むしかないと感じた。治療の方向性が間違っていないことも確信できた。いまできることは、治療を最後まで受けられるように本人(猫)のコンディションを整え見守ることだとわかった。

たぶん、病気になった動物と暮らすときのキーワードは「いまできること」。この積み重ねによって、治療期間が過ぎていく。あとになって振り返ると、そのように本人(猫)に接し、目の前の問題に取り組んできたことによって、自分も家族も救われてきたことがわかる。

A・ショーンは『人はなぜ動物に癒されるのか』の中で、がんの動物に対するホームケアについて次のように述べている。

- - - - -
自分にとってその存在が必要だからという気持ちではなく、その存在に対する愛で病気の友に接してあげるほうが、お互いの心にとって健全な結びつきである。その存在にしがみついていないで、今という時間の中で愛してあげよう。病んでいても、適当なやり方で遊んでやれば彼らは喜ぶし、活発にもなる。彼らの体内の生化学物質の放出も促進されるし、血行を促進することで酸素の取り込み量も増える。ただし、やりすぎはよくない。骨のガンを患った犬にフリスビーを投げてやるのは考えものである。

また、同じくらい大事なことは、よい食事を与えてやることである。よい食事は健康上不可欠な基盤である。動物が病んでいるときーあるいはたんに彼らの健康を増進したいというときもー動物の食事を見直すことがどれほど大事か、いくら強調してもしきれない。

加工されたペットフードから、有機野菜や肉を材料としたバランスのよいホームメイドの食事に切り替えることによって、動物の健康が見違えるように改善した例を私は今まで何度もこの目でみている。治療の手だてがほかになくても、農薬や防腐剤入りの食事をやめて、「気」と新鮮なビタミンを食事に加えるだけでもポジティブな一歩である。

最後に、ホームケアにおいて必要な二つの要素について述べよう。それはビジュアルなプラス思考とマッサージである。次々と実証されているように、現実の世界でこうなってほしいというイメージを、心の中で具体的に描くことによって、健康によい影響が与えられるのである。思考は一種のエネルギーである。心にイメージを描くことは、願いの現実に役立つのだ。(途中、省略)

次に、彼が遊んだり跳ね回ったり微笑んだり喜びいっぱいに生きている姿を心に描こう。できるだけ具体的に思い描くのだ。いきいきとしたまなざし、つややかな毛並み、森の中を駆け抜ける元気な姿を想像してみること。(以下、省略)

- - - - -
「人はなぜ動物に癒されるのか」(アレン・M・ショーン著 中央公論新社 2001)p316-317から一部を引用しました

猫が癌になったら

癌というのは、病気の説明もちょっと特殊。悪性腫瘍の場合、医療行為を受けたあとも体の中に細胞レベルで癌が存在することを想定して、治癒を目的とする「治療」という言葉をほんとうは使わないようだ。もし精緻な説明を行おうとすれば、医療を受ける目的は「延命」といわなければならない。“やっぱり、死ぬ確率が高いんだ…”多くの飼い主が、心の中でそうつぶやくだろう。たとえ、言葉が指し示すところを頭で理解しても。獣医師の先生は何から何までたいへんだなと思う。

さて、問題はそのあと。そう遠くない将来、本人(猫)がいなくなると思うとさびしいし、何らかのアクシデント(例:転移など、本人の状態の急変)によって、その日は意外に早く来るのではないかと、マインドは際限なくネガティブになったりもする。

でも、やがて目の前にある問題をひとつひとつ片付けていこうという気持ちに切りかわる。心の中でスイッチが入る感じがする。そうそう、いつまでも嘆いてはいられないから。神様はちゃんと、人をたくましくお造りになっている。

『人はなぜ動物に癒されるのか』(アレン・M・ショーン著 中央公論新社 2001)の中に、「大切な友である動物」が病気になったときにできることとして、次のように書かれている。

- - - - -
病気の動物にしてあげられること

たとえば、自分の飼っている猫がガンになってしまったとしよう。私たちのほうが取り乱し、置いていかないでくれと悲しみに打ちひしがれていたら、猫はその沈んだエネルギーを感じ取ってしまうだろう。私たちの心を感じ取って彼をも悲しみに引き込んでしまうかもしれない。そうなったら、免疫機能を抑制する働きのあるさまざまな神経伝達物質が彼の体内に放出されてしまうこともあるのだ。今まで見てきたように、感情は健康に大きく影響を与えるのである。それは70歳の女性においても7歳のシャムネコにおいても、同じなのだ。

私は決して心の思いや感情を抑圧することを進めているのではない。そうすることじたい、健康に悪影響を及ぼす。動物の前ではできるだけ愛情豊かに明るく振まうように心がけたい。そうすれば彼らもポジティブな気持ちを持つようになり、免疫機能を促進する生化学物質が放出される。つまり、私たちの前向きな態度によって動物たちの病状が良くなることもあると言っても過言ではないのである。

「旧約聖書」で、ソロモン王はこういっている。「喜びをいだく心は体を養うが、魂が沈み込んでいると骨まで枯れてしまう」。だが、どれほど動物に愛情を注いでも、死んでしまうことは当然ありうることである。最善をつくし、希望をもって、祈るよりほかにないのだ。

私はクライアントたちにこうも言う。依存しないかたちで愛しなさい、と。私が言いたいのは、動物のために最善をつくし、結果を甘んじて受けよう、ということである。「そばにいなくては困る。絶対お前を手放さないよ。行かないでおくれ」と動物に話しかける人々を私は数多く見てきた。死ぬことは失敗ではない。新しい旅立ちに過ぎないのである。

かわりに彼らのために彼らを愛してあげよう。動物が病気であろうとなかろうと誰であろうと、自分の気持ちにいかなる条項や条件もつけないで愛してあげよう。「逝かなければならないのなら、しかたない。それでも私がおまえを愛する心には変わりはないし、そのときが訪れるまでできるかぎりのことはするよ」と言ってあげよう。


- - - - -
「人はなぜ動物に癒されるのか」(アレン・M・ショーン著・中央公論新社)p314-315から一部を引用しました


人はなぜ動物に癒されるのか―Kindred Spirits人はなぜ動物に癒されるのか―Kindred Spirits
(2001/12)
アレン・M. ショーン太田 光明

商品詳細を見る

目次:
序章 ミーガンとの思い出
第1章 動物は苦痛を感じるか―私が獣医師になるまで
第2章 心の隅々に―人と動物の絆がもたらす恩恵
第3章 人が動物にしてあげられること
第4章 共存する仲間たち―種属を越えた生き物の驚くべき結びつき
第5章 魂の結びつきを築くために―七つの方法
第6章 魔法のカプセルを探して―ホリスティック医療とはなにか
第7章 キンドレッド・ヒーリング―自宅でできる治療法
第8章 ほろにがい別れ―ペットロスを乗り越えるには
終章 キンドレッド・スピリッツを見つけるには

猫の睡眠プロセス

- - - - -
睡眠にはいくつかのタイプがある、というよりむしろ正確に表現すると、睡眠は幾つかの様相を呈するといった方が良いでしょう。単純化すると、最初の寝入りばなの状態、浅い睡眠状態、深い睡眠状態とパラ睡眠に分けられます。

スフィンクス~浅い睡眠状態
猫は眠る場所を求めて、ぐるぐる回り、腰をおろすとお腹と胸骨を下にしてうずくまりスフィンクスのような姿勢をとり、胸にあごを埋めるか、または弧を描くように丸くなります(胎児の姿勢)。あるいは安心しきって思い切りリラックスし脇腹を下にしたり、仰向けに眠ることもあります。

うるさい物音などには顔を上げますがしばらくすると、猫の体は弛緩してきます。しかし誰かがなでたり、名前を呼ぶと猫は目を覚まします(これが浅い睡眠状態です)。

深い睡眠 -椅子から落ちることも
やがて、周囲には反応をしなくなり、スフィンクスのあごは毛布などの上に乗せる、半円形の姿勢もくずれる、などと楽な姿勢をとり、筋肉は完全にゆるみこれ以上ないほどにリラックスします(深い睡眠)。椅子のクッションの上などに寝ていると落ちることがあり、猫は驚いて目を覚まし、ここはどこだ、何が起こったのだ、と自問をしているように見えます。

パラ睡眠 -ひげが震え、後足がけいれん
しかし、深い睡眠に落ちてから30分もすると、眼窩の中で眼球が回り、ひげが震え、爪をむき出した前足で空中を引っかく、あるいは抑制できないように震え、後足がけいれんし、何とか走ろうとするかのように空を叩きます。鳴いたり唸ったりすることもありますがほとんどの場合は声を出しません(パラ睡眠)。これは猫が夢を見ているのだといわれています。

猫の脳波を測定すると、脳磁計(脳波図)はこのパラ睡眠期間中は目覚めているときと同じ動きを示します。ですからこの睡眠の段階をパラ睡眠、すなわち「逆説」睡眠(paradoxical sleep)と呼ぶのです。またこの現象あるいは様相をレム(REMつまり、rapid eye movement の略)と呼びますが、これは眼球の速い動きがこの睡眠期間開始の特徴だからです。


- - - - -
「猫、この知られざるもの」ジョエル・ドゥハッス著(中公文庫 2002)p146より引用しました


猫、この知られざるもの―心理と神秘 (中公文庫) 猫、この知られざるもの―心理と神秘 (中公文庫)
ジョエル ドゥハッス (2002/07)
中央公論新社

この商品の詳細を見る


猫は、ほかの猫と自分を比べない

- - - - -
自分は自分、ほかの猫はほかの猫
猫は自分に与えられた環境の中で、自分なりに快適さを求めようとします。だから、室内飼いの猫が外を歩く猫を窓からジッと見ていたとしても、「自分も外を自由に歩きたい」と思っているわけではありません。まして「自分のほうがいい暮らしをしている」とか「あの猫はおなかをすかせてかわいそうだ」と思うことはありません。単に侵入者に対して緊張しているだけです。

猫はそれぞれの暮らしを、それぞれの暮らしとして受け入れます。自分をほかの猫と比べて嘆いたりしません。人間の感覚で猫を判断してしまうのは、良くないことです。良かれと思ってしたことが、猫に不幸を押し付けることにもなりかねないのです。

猫にとっては“猫”はみんな同じ
純血種の猫を、私たちは「いい猫」といいますが、これも私たちの価値基準です。猫にしてみれば「どれも猫」であって、その区別などつきません。純血種の猫にも、そんな意識はありません。“猫”でしかないのです。


- - - - -
「猫の幸せな生活」加藤由子著(日本文芸社 1995)p40より一部を引用しました

甲状腺機能亢進症の症状と特徴

- - - - -

主な症状
甲状腺機能亢進症にかかると、猫は急に活発になって、元気よく動き回るようになります。突然攻撃的になったり、逆に人なつっこくなったりします。また、急に食欲が増して、フードをたくさん食べるようになります。しかし、元気に見えたのもつかの間、食欲があるのにやせはじめ、しだいに毛づやが悪くなります。さらに、水をたくさん飲み、おしっこもたくさん出て、嘔吐や下痢を繰り返すようになります。その頃には、元気がなくなり、食欲も落ちてしまいます。気づいたときには、腎臓や肝臓、心臓などに重い内臓疾患を併発していて、有効な治療方法もなく、命に関わることも少なくありません。

病気らしくない症状が発見や治療の遅れの原因に
甲状腺機能亢進症の原因は不明です。なぜ高齢の猫が甲状腺機能亢進症になりやすいのかもわかっていません。甲状腺機能亢進症が問題なのは、活発になったり、食欲が増したりなど病気らしくない症状が多く、飼い主さんが「元気になった」と誤解しがちなことです。それによる発見や治療の遅れが、しばしば重い症状を招く原因となります。

治療方法 -内科療法と外科療法
甲状腺機能亢進症の治療法には、甲状腺ホルモンを抑制する薬剤を投与する内科療法と、甲状腺そのものを切除する外科療法があります。内科療法なら、一日に二回、薬剤を飲ませます。しかし、副作用の問題や、薬でうまく甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールできても、症状が悪化する場合があるので獣医師とよく相談しましょう。

外科療法を行う場合は、最初に薬剤を投与して症状を安定させ、体調や内臓の様子をチェックしてから手術を行います。適切に甲状腺を切除すれば、ホルモンの分泌が落ち着き、症状が改善されます。

8歳以上の老猫が急に元気になったら…
甲状腺機能亢進症は現段階では原因不明のため、有効な予防策はありません。しかし、ほとんどの症例が8歳以上の老猫に多いため、愛猫が8歳前後になって、急に元気になったり、食欲が増したり、やせ始めたりすれば、すぐに動物病院で詳しく診察してもらうことが大切です。

- - - - -
Petwell(ペットウェル)>犬猫病気事典>猫の甲状腺機能亢進症(2007年8月27日)より引用しました

+ + +

(まとめ)
甲状腺機能亢進症とは?
・甲状腺ホルモン(動物の体の発育や新陳代謝をうながすホルモン)の分泌が異常に活発になる病気
・老猫がなりやすい病気のひとつ
症状
・この頃急に元気になった
・よく食べる
・痩せはじめた

猫の甲状腺機能亢進症(2)

- - - - -
治療法は、ホルモン抑制剤を飲むか外科手術
現在、「甲状腺機能亢進症」の治療法は3つある。一般的なのは、ホルモンの量を抑える薬剤を与える方法だ。適正なやり方をすれば、薬剤を与えるだけでホルモンの量が正常値を保ち、症状の悪化をくい止めることができる。もっとも、毎日、ネコに薬を飲ませることが大切で、薬の服用を止めれば、またホルモンの量が増加し、症状が悪化する。飼い主の日々の努力が求められるのである。なお、日本で最初にこの病気と認定されたネコの場合(12歳の雌ネコ)、心臓が肥大し、かなりやせ、呼吸も荒く、状況は悪かったが、根気よい薬剤投与により、自宅静養と通院で2年間ほど生きながらえることができた。

二つめの治療法に放射線療法があるが、現在、一般の動物病院で放射線療法を行う設備を備えたところは少なく、また放射線の副作用も心配なため、それほど実施されていない。※

三つめには、外科治療、つまり手術によって、異常を起こした甲状腺を取り除く方法がある。しかし甲状腺の周囲には、体のカルシウム代謝をコントロールするホルモンを分泌する副甲状腺が取り巻いている。アメリカなどでは甲状腺切除手術中にこの副甲状腺を傷つけ、ネコがカルシウム不足となって一命を落とすケースも少なくない。かなり難易度の高い手術が要求されるのである。もっとも、近年は日本でも外科手術によって、無事に甲状腺の切除に成功するケースも現れた。今後、より安全・確実な治療法が普及していくに違いない。

このように、「甲状腺機能亢進症」は日本では症例発見からまだ五年※で、獣医師も診断の実績に乏しく、飼い主にとってはほとんど夢想だにもしない病気である。繰り返すが、一見「元気になる」ために飼い主の発見が遅れ、手遅れになりやすい。老齢期のネコと暮らす飼い主は特に注意して、愛猫の様子を見守ってあげてほしい。

(※この記事は、1997年に書かれたものです。)
- - - - -
犬猫病気百科>猫の病気>甲状腺機能亢進症 監修/岸上獣医科病院 岸上 義弘先生(1997年7月15日)より引用しました

猫の甲状腺機能亢進症(1)

- - - - -
老いてますます盛ん、と喜んでばかりいられない病気がある。 うちのネコ、年寄りなのに急に元気になった。よく食べる。発情期みたいに興奮気味。 こんな場合は、「甲状腺機能亢進症」を疑ってみてほしい。

心臓が肥大し、呼吸が荒くなると危ない
10歳以上の年老いたネコが、なぜか眼がぎらつき、呆れるほどに動きが活発になってきた。なぜか食欲が増してきてガツガツ食べる。しかし体重はかえって減ってきた。このごろ妙に飼い主の体にまとわりつく。たしか避妊・去勢をしていたはずなのに、年取ってから発情しはじめたように興奮する。毛がところどころ抜けてまだらになった。でも皮膚の状態は悪くない…。

わが家の老ネコにこんな症状が現れたら、「甲状腺(こうじょうせん)機能亢進(こうしん)症」を疑ったほうがいい。もしこの病気にかかっていると、やがて心臓の負担が増して心不全を起こすか、過呼吸症で一命を落とすことになる。とにかく、年老いて、異様に「元気」そうになれば、要注意である。

「甲状腺」とは、動物の体の発育や新陳代謝をうながすホルモンを出す内分泌腺で、のどの気管の両脇にある。その甲状腺ホルモンの分泌が、老年期に、異常に活発になるのが(少し病名が長いが)、「甲状腺機能亢進症」である。多すぎる甲状腺ホルモンの作用で、体中の細胞の新陳代謝がどんどん活発になる。そうなれば、細胞の酸素消費量が増える。

心臓は、全身の細胞に多くの酸素(つまり多量の血液)を送り込むために肥大化し、バコバコと音をたてて働き続ける。肺のほうも多量の酸素を取り込むために、ネコの呼吸がむちゃくちゃに荒くなる(過呼吸)。いくら食べても体内の細胞がどんどんエネルギーを使うから、体はやせるばかり。あとは、心臓も呼吸器も、体力もその限界を超えてしまうわけである。

動物病院での検査ですぐに見つかる
こんな恐ろしい病気だが、これまで日本の獣医学会では症例報告がなく、発見例の多いアメリカに特有の病気だと考えられてきた。ところが5年前の平成4年、大阪で初めて発見。学会に報告され、以後、各地で多数の症例が認められるようになった(もっとも、アメリカでも最初の症例報告は1979年であった)。発見が遅れた要因の一つは、国内での発見例がなく、心臓が大きくなる肥大型心筋症とよく似ていたこと。それ以上に、飼い主が、自宅のネコが「元気になった」と思い込み、病気という認識がなく、病院に連れて行かなかったためと考えられる。※

ある東京の獣医師の報告では、何らかの病気で病院にやってたネコの10匹に2,3匹はこの病気の症状を示していたという。いわば「老年病」の一つともいえるほどにかかりやすい病気といえるだろう。年のわりに活発すぎたり、食欲がありすぎたり、やせてきたりという、最初に書いたような症状が出てきたら、すぐに動物病院で検査をすれば、甲状腺ホルモンの値が異常に高いかどうかがわかる。症状の軽いうちに治療に専念することが肝心である。

(※この記事は、1997年に書かれたものです。)
- - - - -
犬猫病気百科>猫の病気>甲状腺機能亢進症 監修/岸上獣医科病院 岸上 義弘先生(1997年7月15日)より引用しました

タオルケットの上で眠る

タオルケットで眠る
すやすや…
最後まで残った1本も抜けて、ひげが全部生え変わった
自然のちからって、スゴイ。


かさぶた、無くなる

週末の検診のあと、ももの鼻の下(左)のかさぶたの量が毎日、わずかに増えていることに気づく。盛り上がって高さがある。でも、鼻からの分泌物ではなさそうなので、手を触れずにそっとしておいた。

きのうの晩、ももの顔を見るとかさぶだの黒いかたまりがない!いつの間にか自分で取ったらしい… かかりつけの先生から、触らないでおくようにと言われていたのに。単なるかさぶたかどうかも、またわからないのに。

今日、見るとほぼなだらかになり、毛並みの色もまわりと同じで、すっぺりしていた。

定期健診 -抗がん剤治療終了4ヶ月後

台風一過の晴天。秋の空のような目の覚めるような“青さ”はないが、おだやかな空の色。気温はやや高く、午後は雲ひとつなくすこし強い風が吹く。

本日の予定:
診察
レントゲン
血液検査
尿検査  *採尿できず中止。


・診察の所見
お腹、わきの下、鼠径部を念入りに診ていただく。触診の結果、現状どこも異常なし。

・レントゲンの所見
肺も骨もきれい。腎臓のストラバイトが薄く写っている。以前よりお腹周りが太くなったように見える。おへその下辺りのお腹の丸みの一帯が、薄く白くなっている。「これは腹腔内脂肪ですね…」とのこと。つまり内臓脂肪、メタボリック(シンドローム)と同じ種類の脂肪だ!このくらいなら問題はないが、ちょっと体重管理に気をつけるように注意を促される。4kgをきるくらいの以前の水準がベストなのではないかとも。

最近、ももを抱き上げると以前のスリムボディとはうって変わり体重がずっしり重く感じられる。皮下に肉の厚みの感触があり、脂肪が体についてきたことが如実にわかるのが、気にはなってはいた。体組織計(体脂肪を測定できるヘルスメーター)に猫を乗せたらBMI(ボディマスインデックス)が測れるといいのだが、ヒト用だからたぶんムリ。

以前に大学病院でもらった「猫のボディ・コンディテョン・スコア(監修:左向敏紀先生(日本獣医生命科学大学)」*によると、ももは、BCS6-(BCS5と6中間くらい)程度だと思う。肋骨の場所も、ウエストの位置もわかる。でもお腹周りが太くなっているのは視覚的にも触っても歴然とわかる状態。

*:A4版、裏表でイヌは柴犬、猫は茶トラで構成。それぞれ9段階で肥満度が視覚的に分かるようにイラストが描かれている。アメリカ・ペットフード協会が配布。ヒルズの同スケールは5段階だが、こちらは9段階に分類された優れもの。イラスト(たぶん、CG)がとてもきれいでわかりやすい。

・鼻の下(左)のできもの?/かさぶた
2-3日前から鼻の穴のきわ(左)にわずかに黒く何かがついているように見えた。触っても、とろうとしても何も指先につかない。鼻からの分泌物ではないようだ。今朝、鼻の下(左)が、プツッと何かできていることに気づいた。指先で触れると、直径3mmくらいで丸く盛り上がっているのがわかる。

本人(猫)が引っ掻いて傷をつくりかさぶたの状態になっている可能性もある。腫瘍ではない。1週間~10日後、様子を見て再診の予定。


血液検査結果(2007/9/8)
検査項目    検査値 参考正常値
ヘマトクリット  39  24-45%
赤血球数     854  500-1000*
ヘモグロビン  14.4  8-15g/dl
MCV       51.3  39.0-55.0 fl
MCH       16.9  12.5-17.5 pg 
MCHC      32.9  30.0-36.0 g/dl
血小板数    30.0  30.0-80.0*
白血球数    8800  5500-19500/μl
 単球      176  1760-800/μl
 リンパ球   1848  1500-7000/μl
 好中球(分葉)6336 2500-12500/μl
 好中球(棹状)  0  0-300/μl
 好酸球     440   0-1500/μl

血糖       95  41-153**
総コレステロール 219  <224**
尿素窒素     26  12-41**
クレアニチン   1.7  0.7-2.5** →前回(1.3)より上昇。
総ビリルビン   0.2以下 <0.4**
GOT        16  <45***
GPT        65 <86***
ALP        34  <151***


単位:
* 10 x 4乗/μl
** mg/dl
*** IU/l


本日の体重:4.06kg

台風一過

台風一過

気温は少し高め、台風一過の青空。


猫の鳴き声は「猫の感情」

読んでみたい本の紹介です(まだ、読んでいません)。
数百冊もの猫に関する本を紹介しているサイト、「猫とネコとふたつの本棚」書評のページに興味深い内容が載っていました。

- - - - -
「猫の幸せな生活 猫たちが望む正しい飼い方・育て方」
加藤由子(かとうよしこ)

猫と暮らすための基本的な事柄が書いてあります。
猫と暮らす心得書みたいな本?

たとえば、猫の鳴き方というか、考え方。
『「エサをくれ」ではなく「何か食べたい」と言ってなく』
人間は、相手に何かを伝えたいときに声を出しますが、猫は自分の「そのときの気持ちが声になって出るだけです」。これは些細な違いのように見えて、実は猫を理解する上でとても大事な観点なのではないでしょうか。

『たとえば、台所で足にすり寄ってなく猫は「何かちょうだい」と言っているのではなく「何か食べたい」「おなかがすいが」と言っているのです。

ドアの前でなく猫は「開けてくれ」ではなく、「ここにいるのはいやだ」です。「抱っこして」ではなく、「寂しい」。「あの猫は嫌いだ」ではなく単に「怖い」。つねに自分が感じていることを表現しているだけです。これは、ムード・ランゲージといわれ、私たちの泣き声や笑い声、ひとり言などと同じです。

人になれている猫は、人の顔を見ながらなきますから、私たちは、はっきりとした要求をしているように解釈します。でも猫は、まわりにだれもいなくても同じようにないています。気持ちが高ぶると、それが声になって出てしまうのです。』

我々人間は、つい、人間固有の考え方に凝り固まってしまいがちです。しかもそのことに自分では気がつきません。この本はそんな固い頭を解きほぐすのに役立つと思います。人間とはまったく違う考え方感じ方をする猫という動物。それなのに、こんなにも身近に存在してくれる猫たち。

特に、生まれて初めて猫と接するような方にお奨めの本です。

(2007/3/4)
★情報度4;おすすめ度4

- - - - -
*猫とネコとふたつの本棚>猫の飼育書・フード>加藤由子「猫の幸せな生活」より引用しました


『猫の幸せな生活』(加藤由子著 日本文芸社 1997)によると、猫の鳴き声は、その時の猫の感情だという。『猫は自分の「そのときの気持ちが声になって出るだけです」』とのこと。決して、ご飯をくれとか、ドアを開けてといっているのではなくて、「お腹がすいた」とか「ここにいるのはいやだ」と、彼らの感情の表現しているのだという。

鳴き声は猫の気持ちだったのか…(納得)。 ヒトは自分の気持ちや感情を表すために言葉を使っているが、言葉を使えるからといって、いつも自分の気持ちや感情に対して敏感で感覚が研ぎ澄まされているとは限らない。気持ちや感情に対して言葉や思考を使っていくらでもうそがつけるからだ。そこが、いつも「猫は自己欺瞞がない」と思う根拠。

春先、抗がん剤治療の間、時々、ももがどうして鳴き続けているのかわからないことが何度もあった。鳴きながらリビングを動き回ったり、夜誰もいない部屋を出たり入ったりしていた。主治医の先生にたずねても情報量(家族からももの様子を伝えるだけでは)が少なすぎて、原因は不明なままだった。薬が体に入り、体の中(血中)を巡り始めて、ふだんにはない体の感じを味わったときの気持ちかもしれない。あるいは、薬剤が癌細胞をたたきはじめたその感触を感じとっていたのかもしれない。このへんは、ももに語ってもらわないとわからないが。

治療がひと段落した初夏の頃から、ももが甘えるように短くしりあがりに鳴くことが増えた。甘えたい気持ちだったのだろう。

+ + +

猫の幸せな生活 猫たちが望む正しい飼い方・育て方
猫の幸せな生活―猫たちが望む正しい飼い方・育て方 / 加藤 由子

台風接近

いま、関東地方に台風が接近中。とてもゆっくりと(時速25km程度)、きのうから太平洋側を日本列島に沿って北上、あさってには東北から北海道を通り抜けていくと見られる。昨日から、断続的にスコールのような大雨が降り続いている。

9月の声を聞く頃から、気温が30℃を下回りはじめ過ごしやすい日がふえた。でもこの2日間は台風接近によって湿度が上昇気味。最近、ももはよく眠るようになった。一晩に2~3回起こされていたのはどうやら、猛暑の時だけだったようだ。エアコンが苦手なのでさぞ寝苦しかったのだろう… 対照的に、これくらいの湿度は何でもない様子。

昼間、ちょうどももが外にいるときに“スコール雨”が降り出して、それからまもなく戻ってきたという。家族によると、ももが雨にぬれたのは移動の時だけのようで、ティッシュ2枚で全身(背中としっぽ、頭と上腕)の雨をふき取れたという。雨にあたるのも、冬、雪の上を歩くことも、春や秋ベランダで心地いい風に吹かれるのも、ももにはいろいろな経験をできるだけたくさんしてほしい… 限りのある時間に。

若い猫もシニア猫も注意したい悪性腫瘍(2)

- - - - -
・治療 
多剤併用方式の化学療法が有効


がん治療には、外科手術、放射線療法、化学療法(抗がん剤投与)があり、それぞれのがんの特性や進行度、発症部位、体の状態などを検討し、各治療法を単独で、あるいは組み合わせて実施していく。そのなかで、リンパ腫は、化学療法が極めて効果的な病気である。

ただし、胸腺型リンパ腫の場合、胸水がたまって肺を圧迫し、呼吸困難となるため、まず胸水を抜き取る必要がある。また、消化管型リンパ腫の場合、腸管に大きな塊があれば、腸閉塞になったり、腸管に穴が開いたりして腹膜炎を起こしやすいため、まず、その塊を切除する必要がある。

進行の速い低分化型と進行の遅い高分化型
化学療法の開始にあたって、そのリンパ腫がどんな特質なのかを検査し、使用すべき薬剤を決定(例えば、進行の速い低分化型と進行の遅い高分化型では、薬剤のタイプがまったく異なる)。多剤併用方式で、何種類かの薬剤を投与していく(いくら効き目が良くても、特定の薬剤だけを使用すると、がん細胞がそれに対応して生き延び、より悪質なものになっていきやすい)。

1年で人間換算の4~5歳分生きる猫たち
多剤併用による抗がん剤投与によって塊が見えなくなり、症状が治まれば(どこかにがん細胞が生き残っている可能性もあるため、「治癒」でなく「寛解」という状態)、化学療法を停止する。2歳か3歳でリンパ腫になっても、適切な治療で、以後、数年「寛解」のまま、穏やかに生き延びる猫も少なくない。再発すれば、改めて治療を再開し、がん細胞をたたいていく。

いずれにしろ、人間の場合、予後、5年間再発しなければ治療成功と認められることを考えれば、1年で人間換算の4、5歳分生きる猫たちが、数年間生き延びることの意義は大きいに違いない。


・予防 
ワクチン接種と快適な生活環境の確保


先に述べたように、胸腺型リンパ腫の引き金となるFeLV(猫白血病ウイルス)の感染を防ぐには、子猫の時からワクチン接種を行うのが有効である。しかし、ワクチンの予防効果は100%ではない。それとともに、FeLV感染の可能性をできるだけ減らすことが重要になる。

FeLVは、感染猫の唾液などからも感染するため、室内飼いでも、多頭飼いの家庭では、新たに飼い始めた猫が感染していれば、互いになめ合ったり、食器を共有したりしていれば、感染する可能性がある。最初にきちんとウイルス検査をして、万一陽性なら、居住空間をまったく分離することが大切である。また、一般に、成猫になれば免疫力も強くなり、感染しづらくなるが、多頭飼いでストレスが高いと免疫力が低下し、感染しやすくなる。

FeLVとのかかわりが薄い消化管型リンパ腫の場合でも、狭い室内空間での多頭飼いなどによって生活環境が悪化していれば、猫たちの免疫力が低下して、発症しやすくなるといえるだろう。十分な配慮が必要である。

- - - - -
犬猫病気大百科>猫の病気>リンパ腫になる(赤坂動物病院医療ディレクター 日本臨床獣医学フォーラム代表 石田 卓夫先生 監修/2007年6月20日)より引用しました

若い猫もシニア猫も注意したい悪性腫瘍(1)

- - - - -
・症状 
若い猫の胸の中に「しこり」ができ、「胸水」がたまったり、高齢期の猫が慢性的な下痢、嘔吐になれば…


猫がかかりやすい悪性腫瘍の代表が「リンパ腫」である。これは、体内に侵入してきた病原体を退治するリンパ球が“がん化”したもので、発症後、放置すればわずか1、2か月で死亡しかねない。もっとも、リンパ系器官や組織は体中にあり、様々な部位や内臓で発症しかねないが、特に目立つのは「胸」と「おなかの中」である。

例えば、2、3歳前後の若い猫の胸のあたり(心臓の前方=前縦隔)に大きなしこりができ、水(胸水)がたまって、息をするのが苦しそうであれば、「胸腺型(前縦隔型)リンパ腫」の可能性がある。症状を見逃すと、リンパ腫で体がむしばまれる前に、胸水が肺を圧迫して、呼吸困難で死亡することも多い。早急な治療が望まれる。

一方、6歳以上の、高齢期に入った猫が、慢性の下痢や嘔吐でやせてきて、腸管周辺のリンパ腺や腸管自体に大きなしこり、塊があれば、「消化管型リンパ腫」の可能性がある。もちろん、同様の症状を示す病気には、炎症性腸疾患(IBD)などの消化器疾患があるため、腫れたリンパ腺の細胞を採取し、細胞診や病理組織学的検査によって確定診断する必要がある。

もし、腸管に大きな塊ができていれば、腸管が壊死して穴が開き、腸の内容物や腸内細菌が腹腔内に漏れ出て腹膜炎を起こし、急死することもある。なお、消化管型リンパ腫には、塊をつくる(進行性の強い)「低分化型」の他、塊をつくらず、腸管がある程度の長さにわたって肥厚する(進行性のあまり強くない)「高分化型」もある。


・原因とメカニズム 
猫白血病ウイルスの感染や、老化、その他の要因による免疫力の低下が引き金に


がん細胞は、分裂、増殖を繰り返す細胞の遺伝子のエラーによって発生する。しかし、通常は体の免疫システムの働きで、発生したがん細胞は退治される。ところが、何らかの要因で、細胞のがん化が促進されたり、免疫システムの働きが低下すれば、がん細胞が生き残り、分裂、増殖しやすくなる。では、リンパ腫発現の要因とは何だろうか。

胸腺型(前縦隔型)リンパ腫とは
よく知られるのは、猫白血病ウイルス(FeLV)の感染である。生後間もない、免疫力も体力も弱い子猫がFeLVに感染すれば、命を落とすことも多い。しかし、ある程度育ってくれば、自然治癒する可能性も高くなる。そんな場合でも、体内にウイルスが潜んでいる「陽性」状態だと、体の免疫力が弱く、またリンパ球に悪影響を与え、2歳から3歳ぐらい(早ければ1歳前後)に、胸腺型(前縦隔型)リンパ腫が発症しやすくなる。

なお、FeLVの検査と隔離、ワクチン接種が普及する欧米では、近年、このFeLV感染とかかわりの深い胸腺型リンパ腫が非常に少なくなってきた。また、日本でも、FeLV感染猫の少なくなった地域において、発症例が減少してきている。今後の動向が注目される。

消化管型リンパ腫とは
一方、6歳以上の猫たちが発症しやすい消化管型リンパ腫の場合、他の悪性腫瘍と同様に、高齢化による免疫力の低下が引き金になり得るといえるだろう。もちろんそれだけではなく、いろんなウイルスや細菌感染、ストレス、発がん性物質の摂取、あるいは腸管の炎症などが複雑に絡まって、リンパ球のがん化を促進していると思われる。

- - - - -
犬猫病気大百科>猫の病気>リンパ腫になる(赤坂動物病院医療ディレクター 日本臨床獣医学フォーラム代表 石田 卓夫先生監修/2007年6月20日)より引用しました

Appendix

RSSフィード

Extra

最近の記事

カレンダー

08 | 2007/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

参加ブログランキング

にほんブログ村 猫ブログへ
ブログ村 猫ブログ
FC2ブログランキング 猫ブログへ

FC2 ブログ★ランキング

人気Blogランキングへ

人気Blogランキング

人気ブログランキング - ももの時間

タグ


ももの時間
ももの時間・バナー

トラックワード

おすすめ商品






リンク先:バッチフラワーレメディ
バッチ フラワーレメディ


猫砂 キャットフード キャットタワー 猫グッズなど猫ちゃんのための専門店。6年連続で楽天市場 Shop of the Yearのジャンル賞を受賞!

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

Thank you for your visiting for my blog!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。