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白内障とは

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【原因と症状】
老年性の変化あるいは糖尿病など代謝性の変化,あるいは外傷に引き続きで眼のレンズが白く濁り,視力が低下する病気.したがって歩行も困難になり,ものにぶつかるなどの危険もある.

【治療】
薬物による病気の進行を遅らせる治療があるがすべての例で有効なわけではない.レンズを取り除く手術や,白内障治療のための手術もあるので,専門医に紹介してもらい,ベストの治療法を探すのもよい.白内障があっても動物は通常の生活にはそれほどの支障はないようである.ただ眼がみえにくいため,急に手などを顔の前に持って行くと攻撃性を示したりこわがることがあるので,扱いには十分気をつけなくてはならない.

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日本臨床獣医フォーラム<犬の病気<白内障より引用しました

+ + +

白内障を発症しても、通常の生活にはそれほどの支障はないと見られるが、周りの人間が注意深く接することが必要なようだ。

(注意点のまとめ)
・視力の低下により、歩行が困難になることがある
・ものにぶつかるなどの危険性が生じる
・急に手やものなどを猫の顔の前に持っていかないこと
 →攻撃性を示すことがある
 →こわがることがある

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白内障の白い影

放射線治療における晩期の副作用として、向こう1年くらいの間に白内障の発症が見込まれることを以前から大学病院の先生から聞いていた。現在、本人(猫)に変った様子はないが、先週末、地元の動物病院の検診で診てもらうと、両目の水晶体の中央に白内障の白い影があることがわかった。

部屋が明るいとわかりにくいが、診察室の電気を消して眼球に懐中電灯をかざすと、黒目の真ん中がすこし白濁して見える。進行の程度は、現状「本人(猫)が気づかない程度」でありごく初期であるという。

もし、今後進行した場合、ものにぶつかりやすくなるという。しかし、猫はあまり視覚に頼らずに行動することが可能なのだという。その病院に、先天的に両方の目のない猫の患者がいて、飼い主さんからふだんの様子を聞くところによると、塀を越えてとなりの家へ遊びに行き、また塀を乗り越えて自分の家に戻ってくるのだという。つまり、猫は視覚に関係なく、慣れ親しんだ自宅やお隣を困難なく移動することができるようだ。

猫はおそらく、視覚以外の何らかのとぎすまされた感覚によって、自由に行動することができるのだろう。猫って、ほんとうにどこまでいっても、ひとの能力や感覚の及ばない力を惜しげもなく発揮する生き物だ。

ももの場合、もうひとつの心配ごとは“空中”移動。屋根から屋根へ飛び移るのが朝飯前。視力の低下にもかかわらず、これはきっと人間のあさはかな心配にすぎないとは思ったが、やはり本人(猫)が自分でだめそうだと感じると、飛び移らなくなるだろうとのこと。それを聞いてホッとする。


時々、大きな鼻息

最近、ちょっと気になることがある。ももが、時々大きな鼻息をすること。週末の検診(2ヶ月に1回程度)の際、かかりつけの先生に疑問を投げかけてみたが、理由は不明。情報が少なすぎ、仕方ないか…

鼻息の頻度は、2日に1回くらい、時間帯はいろいろ。おそらく一番最初に気づいたのは、抱き上げた途端、「フゥゥ~ん」と音がしたとき(2ヶ月くらい前)。腹部を強く押したのでもないし、よく体勢を変えたとき(座りなおしたとき)等に見かける鼻から大きく息を吐く動作とも異なる。それ以来、時々見かけることがある。

ほかに、何かを確認するように、部屋の隅やテーブルの下を歩いているときなどにも同様な鼻息を聞くことが多い。何か異物でもあるのでは?つい、そう思ってしまう…

週末病院で、ももの鼻の腫瘍について診断以前の初期の頃から知っている若い先生がこんなことを話してくれた。“腫瘍が鼻の前の方にできたので、当初鼻の穴から肉が盛り上がって見えた。腫瘍ができた場所が、鼻の奥ではなく前方でよかった”と。

大学病院で、CTの画像によると、決して病巣は小さくなく脳にも遠くはないと説明を受けた。おそらく、臨床的には部位や大きさのわずかの差や本人(動物)のコンディションの差が、治療の結果に大きく反映するのではないかと思う。

放射線の感受性がきわめて高かったこと。腫瘍がほんのわずかでも前寄りにできたこと。もし、鼻のもっと奥に腫瘍ができていたら、今頃はもっと緊迫した状況になっていたかもしれない。いろいろな条件が重なり合って、いまがあることを痛感。命は、生かされているものだということがわかる。


本日の体重:4.10kg

定期健診 -抗がん剤治療終了2ヶ月後

先月、採尿できず、院長先生も不在だったため、週末にかかりつけの動物病院へ。

本日の予定:
診察
尿検査

・触診の結果
お腹にもリンパ節にも異常は認められず。

・体重が増えているのは状態がいいから。
体重の許容範囲は、体重の前後10%の範囲内ならOKとのこと。仮に4kgだとすると、3.80~4.20kgが目安になる。

・ストラバイト結晶消える!
尿検査にようと、2月にわずかに認められた「ストラバイト結晶(残渣)」が見られなくなる。尿pHも弱酸性に定着したと考えてよさそう。
検査結果は次のとおり。

尿検査結果(2007/7/22)
尿色調  淡黄色
尿pH   6.5
尿蛋白  +
尿糖   陰性
尿ケトン体  陰性
尿ウロビリノーゲン  陰性
尿ビリルビン  陰性
血尿   陰性
尿比重  1.041
尿沈渣  脂肪滴*

*脂肪滴は、特に心配はいらないという。


本日の体重:4.08kg


甘やかし放題…

きのうの晩、ももをはかると4.05kg。慣れとはおそろしいもので、4.15kgに達したことからすると、この数値を見てほっとしたりする… 深夜、ももがお腹がすいたという。体重が減ったので、いわれのない安心感を感じて、猫缶をスプーン2杯程度与える。完食。

夜中の2時半、ももが再度起き出してさわぎはじめた。おそらく、ご飯と外。廊下にしばらくひとり(一匹)でいればおとなしくなるかと思い、様子を見るがももの鳴き声が、まるで言葉をしゃべるかのように聞こえてくる。ほっておけなくなり、ついつい猫缶を同じくらい与える。それから外へ。外の空気をすって、せいせいした気分になれるのならそれもいいと思う。20分後、中庭から戻ってくる。それからまっすぐに階段を駆け上がっていく。眠る心の準備ができたらしい… 部屋に入ると、布団の上に座るとほとんど同時にゴロゴロのどを鳴らし始める。

もしかしたら、ニャーニャー鳴き始めても放置して、深夜のご飯も外も(トイレの場合は別だが、)あきらめさせたほうがいいのかもしれない。しかし、これから5年、10年とももを甘やかし続けられるわけではないと思うと、夜中の2時でも3時でも、彼女の要求をありのままに受け止めようと思ってしまう。


本日の体重:4.05kg

霧雨でもゴロゴロ

週末の台風が去った後、曇りのち雨のお天気が続いている(東京エリア)。ももの3次元移動も時々見られる。外に出る時間が減り、クサクサし始めているようだった。

家族によると、日中、外に出て雨模様のすきまにお隣でゴロゴロをしたらしい。そのときの空模様は霧雨。本人(猫)にとって、ストレス解消になったようだという。


卵の殻を割る音

ももに気づかれないように卵の殻を割る方法。

ももがリビングで静かにすわっているとき、できればその静寂を破りたくないといつも思う… 特に、卵の殻を割る音によって。なので、納豆に卵を入れるのを取りやめたこともあるし、卵のご飯にするのを止めたこともある。今朝、母親が卵とじをつくるというので、ももがいるから卵なしでいいと言うと、こんな話が。

主婦暦ウン十年の母親の話。
いつもこうしているのだという。冷蔵後の陰(リビングから死角となる方)やシンクの内側の側面で、何気なく、さっさと割る。確かに、アクリルまたは合成樹脂でできていると思われる冷蔵庫の側面はあまり音がしない(金属製の冷蔵庫は、大きな音がしそうだが)。シンクもしかり… お茶碗のふちや、シンクの角で勢いよく卵を割ろうとするからより大きな音がするのだろう。

この間、リビングにいたももはこちらに顔を向けて静かに座ったままだった。

やはり、人生経験、年の功はあなどれない…

画像診断と治療計画

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放射線治療ではがん病巣の範囲を決めて、そこに正確に放射線をかけます。ですから、単に病気を診断するだけでなく、病巣の範囲をできるだけはっきりと指摘する必要があります。これには、最近急速に進歩している画像診断が重要な役割を果たします。

特にCT診断装置の開発は放射線治療を大きく変えました。CT以前には、レントゲン写真を見ながら、経験に頼って病気の範囲を定めていました。普通のレントゲンでは、ほとんどのがんは見えませんから(例えば脳腫瘍や肝臓がんは普通のレントゲンでは見えません)、どうしても広めに範囲を決めることになります。

これでは、周りの正常臓器にも放射線がかかり、副作用も大きくなってしまいました。CTのほか、MRIや核医学診断装置が利用できるようになって、がんの広がりは正確に把握できるようになりました。

次に、決定されたがんの病巣に正確に放射線を狙い撃ちする技術が開発されました。がんの拡がりを正確に決めても、その周りに放射線がかかってしまっては、副作用が出てしまいます。これには、コンピュータを利用した治療のシミュレーションである治療計画と治療装置自体の進歩が寄与しています。特に、多分割コリメータは日本で開発された装置で、世界的に評価されています。多分割コリメータとは、放射線が出る照射口に電動駆動する多くの薄い金属の板(対になっていて、その空いたすきまから放射線が出る)を取り付けたものです。(途中、省略)

さて、現在では、正確に病巣の拡がりを把握して、そこだけ放射線を集中させることが夢ではなくなってきました。このことによって、余計なところに放射線をかけずに済むのですから、副作用は減りました。さらに、今まで以上に放射線を大量にかけることができるようになりました。がん病巣にいくら放射線をかけても、副作用は起こらないからです。しかし、がんの病巣のすぐとなりに放射線に弱い臓器がある場合には、IMRT(※強度変調放射線治療)でも副作用がないわけではありません。(以下、省略)


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『がん!放射線治療のススメ』(中川恵一著 三省堂 2007)p198-199より一部を引用しました


がん!放射線治療のススメがん!放射線治療のススメ
(2007/03)
中川 恵一

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放射線治療のしくみ

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放射線治療の原理
毎日少しずつ放射線をかけることは放射線治療の本質的原理なのです。放射線治療では、がんの病巣にだけダメージを与えて、正常な臓器にできる限り影響を残さないことが重要です。

これには2つの方法があります。ひとつは、放射線をがんの病巣部に集中すること。私たちが線量分布の改善と呼んでいるもので、コンピュータや機械工学の進歩によって、最近目立って進んできた分野です。これについては次の項で詳しく解説します。もうひとつは、1回にどれくらいかけるか、間隔をどうするか、といった点を考慮して、できるだけがんと正常な臓器のダメージに差をつけようというのもです。これは放射線生物学の知識に基づいています。(途中、省略)

毎日少しずつ放射線をかける方法(分割照射と呼びます)はこの放射線生物学のもっとも大きな成果で、がんに与えるダメージをそのままにして、正常な臓器への影響を減らします。放射線は、がんにも正常細胞にもにもいったんは同じようにダメージを与えます。放射線は細胞の染色体に作用して、これを分断します。普通ならこれで細胞は死んでしまいますが、正常細胞はこの状態から復活する力があります。

放射線は宇宙ができたときから存在していたもので、生物はつねに放射線にさらされてきました。生物には放射線に対する防御力があるのでしょう。

放射線治療のスケジュール
一方、がんの細胞には幸いなことに、この力がありません。ですから、放射線をかけてしばらくすると、がん細胞より正常細胞が生き残ります。もし、1回で大量の放射線をかけてしまうと、正常細胞が回復する時間がないので、回復の差は表に出ません。何回かに分けて放射線をかけることによって、徐々にこの差が広がっていくのです。もちろん、あまり間隔を置きすぎると、がん細胞がまた増殖してしまいます。ちょうど24時間くらい間隔をおくのがよいのです。

しかし、病気の種類によっては、毎日に分けて放射線をかけることが無意味な場合があります。放射線を少しずつかけるのは、正常な臓器を守るためですが、放射線をかける範囲に守るべき重要な臓器(腸、脊髄など)がない場合は、臓器の副作用が問題にならないので、細かく分ける必要がないことがあります。このときは、1回に多くの放射線をかけたり、週に3回かけたりします。また、良性の腫瘍では、がんと正常細胞の間の差がないため、分けてかける理由がありません。

ガンマナイフで、1回に大量の放射線をかけるのはこのためです。また、がんの種類によっては、1日に午前と午後の2回放射線をかけることもあります。このように、放射線治療では病気の種類に応じてもっともふさわしいスケジュールを立てているのです。

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『がん!放射線治療のススメ』(中川恵一著 三省堂 2007)p196-197より引用しました


がん!放射線治療のススメがん!放射線治療のススメ
(2007/03)
中川 恵一

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がん細胞の性質

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がんは不思議な病気です。「がんにかかる」といいますが、もとは自分の細胞です。通常、私たちの体は、外から自分以外の細胞がやってくると、免疫の仕組みで、その細胞は殺されてしまいます。しかし、がん細胞は、もともと自分の細胞の性質も持っているために、異物として認識されません。

がん細胞は、「自分であって自分でない」という奇妙な性質ゆえ、体の中にはびこることになるのです。がん細胞は、遺伝子にいくつかの突然変異が起こるとできますが、突然変異の数が多くなると、どんどん細胞分裂が盛んになっていきます。早期のがんのほうが、進行したがんより「たち」がいいといえます。

そして、がんが発生した臓器から、血液の中に侵入して、他の臓器に転移しながら、体が必要とする栄養素をどんどん奪い取ってしまい、その人を死に至らしめます。そのときには、がん細胞も生きてはいけませんので、がんはあまり賢いとはいえません。むしろ、自分で自分をコントロールできない、「暴走機関車」といえるでしょう。(以下、省略)


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『自分を生ききる-日本のがん医療と死生観-』(中川恵一、養老孟司著 小学館 2005)p21-22より引用しました


自分を生ききる―日本のがん医療と死生観自分を生ききる―日本のがん医療と死生観
(2005/07)
中川 恵一養老 孟司

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目次:

第1部 がんと日本人(がんが増えています。10年後には2人に1人が、がんで死亡
がんは社会とともに変わる病気。食生活の欧米化により、乳がん、前立腺がんなどが増加 ほか)

第2部 対談・がんの壁を語る(中川恵一・東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部部長×養老孟司)(10年後、日本人の死因の半分は、「がん」が原因という状況
「自分は死なない」という考えを前提に、医療が成立していることが問題 ほか)

第3部 日本人のがん治療を問う(変わるがん治療。人にやさしい放射線治療へ
放射線治療医の不足が、新しいがん難民を生む可能性 ほか)

第4部 がんとの上手なつきあい方(がんを告知することにどんな意味があるのか。余命の告知は必要なのか
告知したい医療者側。患者には「聞きたくない権利」もある ほか)

“落ち着きのないこども”のようながん細胞

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どうして放射線でがんが治るのですか?

放射線は細胞の染色体を攻撃します。ちょっと補足しますと、細胞には中心にある核とそれ以外の細胞質があります。核には遺伝子を持った染色体があり、細胞分裂のときまずこの染色体が2つに複製されてから、細胞質が2つに分裂します。1つの染色体から2つのコピーが複製されることにより、元の細胞は2つの細胞へと分かれることができるのです。

もし、染色体が正しく複製されなかったらどうなるのでしょう。できた2つの細胞は元の細胞とは違ったおばけのようなものになって死んでしまいます(実はこのとき生き残ったものががん細胞なのです)。

さて、染色体が複製されるときは非常に不安定な状態になります。このとき染色体が放射線を受けると正常な複製ができなくなり、細胞は死んでしまいます。ですから、放射線は、細胞分裂がさかんな細胞ほど殺しやすい性質を持っているのです。このことは残念ながら、がん細胞にも正常な細胞にも言えることです。もし、がん細胞の遺伝子だけを攻撃できればこれほどすばらしいことはありませんし、がんも制圧されていることでしょう。なぜなら、正常な細胞に影響を与えないとすると、副作用が出ないことになるからです。そして、いくらでも放射線をかけることもできることになります。

しかし、現実には、正常な細胞も細胞分裂をしているので(神経の細胞は例外。これは生まれてから減る一方です)そうはいきません。やたらに放射線をかけると副作用ばかりが出ることになりかねないのです。

ではどうして放射線ががんの治療に使われるのでしょうか。それは、がん細胞が正常な細胞より細胞分裂が盛んだからです。正常な細胞はその細胞の役割を果たすように特定の性質を持っています。そして、必要でない場合は、分裂もそれほど行いません。それに対して、癌細胞はたとえて言えば落ち着きのない子供といっしょで常に分裂しています。がんがどんどん大きくなっていくのはこのためです。この“落ち着きのなさ”はがんの種類によって異なり、細胞分裂の激しいものほど放射線は効くことになります。逆に正常細胞でも分裂が激しい細胞、例えば腸の粘膜の細胞や生殖腺の細胞などは放射線に弱いのです。

そして、放射線ががん治療に使われる理由としてもう1つ大事なことは、がん細胞と違って、正常細胞が放射線によるダメージから回復する力を持っていることです。正常な細胞の染色体は放射線によってダメージを受けても、そこから回復することができます。この能力はがん細胞にはほとんどありません。このため、結果的には、がん細胞だけが消滅してその周りにある正常な組織は元のままでいられるのです。


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『放射線をかけると言われたら 新版』(青木幸昌、中川恵一著 三省堂 2000)p172-174より引用しました


放射線をかけると言われたら―患者の疑問に答える放射線をかけると言われたら―患者の疑問に答える
(2000/07)
青木 幸昌中川 恵一

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放射線ががんに効く理由

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放射線が、分裂がさかんな細胞をより殺しやすい点、がんが正常な細胞と比べて分裂が盛んである点、正常細胞は放射線によって受けたダメージから回復する能力を持つが、がん細胞にはこれがない点が放射線ががんに効く理由です。

しかし、癌細胞にも分裂しないものがあるので、分裂したものは殺されるが分裂しないものは生き残ることになり、がんは小さくはなるけども、けっして完全にはなくならないことになります。一方、実際にはがんは放射線で跡形もなく消えるのです。これはどうしてでしょうか。

これはがんの発生にもかかわります。がんは自分の細胞からできますが、身体に備わった免疫から見ればやはり異物ですので、これを取り除こうとします。実際に、私たちの身体の中ではがん細胞が発生しては、免疫のおかげで消えていっています。がん細胞が発生しても数が少ないうちは、白血球などの免疫を担う細胞がそれを食い殺してしまうのです。たまたま、がん細胞の数が増えて、免疫細胞の能力ではどうしようもなくなったとき、ようやくいわゆる細胞の塊としての“がん”となるのです。

このことは、放射線でがんの細胞が減っていく場合にも当てはまります。治療前には、がん細胞の数が多くて、免疫細胞は歯が立ちません。しかし、放射線によって癌細胞の数がだんだん減ってくると、今度は免疫細胞の方が有利になって、残ったがん細胞ががんを治せるところまで手伝っているに過ぎないと言っても良いかもしれません。このことは抗がん剤治療法にもいえることです。

ですから、がんの治療では患者さんの免疫能力がとても大切です。(以下、省略)


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『放射線をかけると言われたら 新版』(青木幸昌、中川恵一著 三省堂 2000)p174-175より一部を引用しました


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「違い」がわかる猫

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同じこと、違うこと

人間がことばをつかうことができて、動物ができないということの根本的な理由は、私は、この「同じ」という機能が動物には弱いからだというふうに思っています。相当に天才的なチンパンジーを捕まえて、相当に頭のいい大学の先生が必死になって言葉を教えても、やはりしゃべれないんですよ。しゃべれない根本の理由は、彼らは感覚が鋭いからです。

たとえば、音で言えば、イヌもネコも、たぶんサルもですね、絶対音感の持ち主です。ニワトリの声を聴いて、ピアノのどこの音だといえる人です。たとえば「ド」の音だとか。そういうのは人間の場合ですと特殊な能力で、専門家のものと思っています。でもそれはまったくのまちがいだと私は思っています。ちょっと耳の研究をすれば分かりますけど、耳はだれでも絶対音感なんです。管のどこが振動するかで音の高さは決まっているので、耳自体は絶対音感なんです。

ただ多くの人は、絶対音感の能力はなくて、音が変化していく状況をパターンとして把握して、同じ曲だなってわかるわけです。たとえば、サルに曲を聴かせて訓練することができるんですよ。マーチ聴かせたら歩けとか、そういう訓練くらいはできるんです。サルでも。そこで面白いのは、ある曲を1音ずらして同じメロディーを聴かせたらどうなるかというと、サルは反応しません。絶対音感ですから、元の曲と音のずれた曲は違う曲だと思ってるんです。

また、よくいうんですけど、私がネコに言葉を教えます。「人間はおまえのこと、ネコっていうんだよ」って教える。でも、女房が同じことを教えますと、ネコは、私と女房が違うことを教えたと思ってる。

というのも、女房の声と私の声は全然違うんです。ネコは、それは初めから違うだろうって思ってるわけです。それが「違う」という感覚の世界です。だから、われわれは「同じ」とか「違う」とか、反対語だとかいってケロッとしていますけど、これ、じつはものすごく重要な意味があるんですね。

+ + +

「同じ」感覚が強い人間

ネコにサンマをあげるとしますね。3日前のサンマと、きょう買ってきた新しいサンマ。ちゃんと焼いて、両方ネコに与えます。すとネコは、今日買ってきたサンマしか食わないんですよ。実際にやってみたらわかります。

講演なんかで奥さん方にいつも申し上げてるんですけど、亭主に3日前のサンマを出して、自分がきょうのサンマを食ったって、人間は全然分からないですよ。亭主はそのサンマを食ってみて、「なんだかまずいな」とか、せいぜいそのぐらいですよ、感想は。それで、男性の平均寿命が短い理由はお分かりだと思います。

それは何を意味するのか。結局、動物は感覚の世界が非常に強いけど、人間は「同じ」という世界が強いんですね。この「同じ」という世界があるために、言葉が成立するんです。さっき述べたように、たくさんあるリンゴの中から、1つ選んで、それを誰かがリンゴといっても、みんなそれをリンゴだと分かってくれてるんですよ。

日本人はおもしろくて、「正しい発音」っていうことを必ずいってるんですね。英語の正しい発音…。考えてみてください。動物流にいいますと、英語の正しい発音はありません。だって、3億人のアメリカ人がいるとして、全員に「Apple」といわせて、それを録音して研究室で分析すると、全員が違う音を出しますから。

じゃあ、その3億の音のうち、どれが正しい音なのか。あったら教えてほしいと、私はいつも思う。文字もまったく同じですよ。全員に「Apple」と書かせると、全員が違う字を書きます。大きかったり、小さかったり、曲がっていたり、はねていたり。それをいくら集めても同じ字は絶対ないんです。そう思ってる動物が言葉がしゃべれるわけないし、言葉が書けるわけがないですね。

そうした動物たちを低級といっているのは人間だけですね、動物のほうは人間をアホだと思ってるんですよ。黙って3日前のサンマを食ってるんですからね。それは「同じ」っていう能力が発達しているということです。(以下、省略)


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『命と向き合う-老いと日本人とがんの壁-』(中川恵一、養老孟司、和田秀樹著 小学館、2007)p62-66より引用しました


命と向き合う 老いと日本人とがんの壁命と向き合う 老いと日本人とがんの壁
(2006/12/19)
中川 恵一養老 孟司

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ももの変化

以前に比べ、ももが「ニャーニャー」鳴くようになり、家族に甘えるようになった。いつも中庭の少し手前から、つまり本人(猫)の姿がリビングから見えないうちからまるで「帰ってきたよ」と伝えるように、ももの声がする。家族に帰宅を知らせるかのように鳴く。

以前は、「ヒュルヒュル」と窓が開く音がして、リビングにひょっこりと顔を出したものだった。ももは力持ちなので大抵のサッシ窓を開けることができる。

家の中でも、「2階に上がってきたよ」、「ここにいるよ」と相手に伝えるように鳴く。注意すると、声のトーン、長さなどいろいろな鳴き声で鳴いていることがわかる。これはももの変化というより、飼い主(の感受性)の変化ともいえそう。ももの行動の細部まで、関心を向けるようになった。ももが家族に甘えるようになったのはそのせいかもしれない。


本日の体重:4.05kg



猫の番人

お隣の玄関の前。
ももは中庭から外に出て、フェンスからお隣の敷地に入り、玄関の前で前足をぴったりそろえて真正面を向いて、まるで“猫の番人”のような格好をして座っている。

お隣の玄関まわりはうすいオレンジ系、レンガ風ブロックをあしらったガレージの模様がきれい。しばらく、玄関先から外を眺めると、階段を降りてガレージでゴロゴロがはじまる。

今日は日曜日。お隣のこどもたちが外で遊んでいたので、ももは二の足を踏んでいるようだった…


本日の体重:4.05kg

雨の日

ももの3次元移動が多いと思ったら、断続的に雨が2日間続いている(東京エリア)。気温も少し下がる。

きのうの晩、ももが部屋に入ってくると、目にも止まらぬ速さでソファから背の高いチェストへ移動。さらに、もっと高い別のチェストの上へ。部屋の中でもっとも高い、ぜんぜん手の届かないところでこちらを見下ろしている。

今朝は、床の間で一番高いたんすの上にテレビの上からジャンプ。
そばに蛍光灯があり、その光にももが照らされている。ももは天井に付きそうなところから、こちらを見下ろしている。元々、猫は3次元の方向に動く動物。そう考えると、キャットタワーは猫という生き物にとって、いかに理にかなった代物であるかがわかる。

どうやら、雨により外で思うように動けないことによるストレスを若干感じている様子。そのほかにも部屋に入ると、ぐるっと一周して部屋を出て行く。家族の話を照合すると、あちこちで同じことをしている模様…

夜、外に出ても比較的短時間で戻ってくる。ふだんは静かに車の下から外を眺めていることが多い。小雨の中、車の下にとどまるより室内に戻った方が得策だと感じるのか、雨の日に屋外にいることが快適でないのか、真偽は本人(猫)に聞いてみないとわからないが…


本日の体重:4.05kg(どうしよう…)

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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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