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チカラ持ち

家族によると、洗面所の籐の引き出し(90x50x30cm程度で4段)の片側だけが、不自然に20cmくらい前へせり出していたという。動かしたのは誰?おそらく、該当する“力持ち”はひとり(一匹)しかいないだろうという結論に。その引き出しにはもう一匹の猫用のカリカリがしまってある。ファスナーをしっかり閉めてはいるが、ふだん、給餌するときに手についた少量の粉がパッケージの外に付着し、カリカリの匂いがするのだろう。

ももの鼻はぜんぜん衰えていないことが判明。鼻腔腫瘍を罹患した猫の嗅覚は衰えるため、食欲を保つ方法として食餌を温めて食べ物の匂いをさせて与えるのが良いと複数の本に書かれている。しかし、ももの嗅覚は、いまのところ心配ないようだ。

ももの“チカラ持ち”は我が家では有名。サッシの窓はいうに及ばす、かなり重い床の間の襖も開けて出入りする。子猫のときから器用にサッシを開けている。子猫の細腕には、重かったと思うのだが…

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癌の猫の栄養療法

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癌とは?
癌には、原因も症状もまったくちがう様々種類がありますが、共通しているのは酵素を取り仕切っているDNAの監視をすり抜けた異常な細胞だということです。癌細胞は、免疫系のナチュラルキラー細胞にもたくみに自分を「仲間」と思わせ、攻撃させないようにします。そして、増殖を開始します。癌は専門的には悪性腫瘍のことで、発生する部分によって分類されます。

猫の皮膚や器官の内外の表面を覆う組織にできるのが癌で、筋肉などの心臓組織内のものは肉腫と呼ばれます。良性腫瘍はほぼ心配なく、猫に良く見られる脂肪主も害となることはほとんどありません。とはいえ、獣医師は万全をはかるために、脂肪腫の組織をとって良性が悪性化を判断することがあります。

栄養療法
猫に高炭水化物の餌をやってはいけません。炭水化物(糖質)は癌にエネルギーを与えます。癌の猫には高蛋白のとくにグルタミンなどのアミノ酸に富んだ餌が望ましいのです。また、脂肪の多い餌は食べやすく、カロリーも高いので衰弱した猫には理想的です。高脂肪の餌を長期間与えると、癌細胞が脂肪をエネルギーとして使えないため「餓死」する場合があります。エネルギーの50~60%を脂肪から摂取できるような餌を与えてください。

癌の猫はより多くの微量栄養素を必要とします。十分な量のタウリン、ビタミンA、ビタミンB群を補充してやってください。ビタミンB群は、ある種の癌の破壊を助けます。オメガ3およびオメガ6脂肪酸をバランスよく摂取すると、ある種の癌には効果的です。

抗酸化物質は細胞を健康に保って癌を予防しますが、同時にすでに発生した癌を助長する恐れがあります。抗酸化作用のあるビタミンA(ベータカロチン)、C、E、ミネラルのセレンは癌の猫には適度に使用してください。


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「ナチュラルキャットケア―猫のための「癒し」の医学」(ブルース・フォーグル著 ペットライフ社)p118-119より引用しました

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癌の猫に対する栄養療法・まとめ:
・高蛋白、特にグルタミン等アミノ酸に富んだ食餌が望ましい
・高脂肪の餌は食べやすく、高カロリーのため衰弱した猫には理想的な食餌
・エネルギーの50-60%を脂肪から摂取でるような餌を与える
・多くの微量栄養素が必要。タウリン、ビタミンA、ビタミンB群を補充する
・オメガ3およびオメガ6脂肪酸をバランスよく摂取する

・炭水化物(糖質)を与えない
・抗酸化作用のあるビタミンA(ベータカロチン)、C、E、ミネラルのセレンは適度に使用する

ネコのドーシャ

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スティーヴン・ピンカー教授はその著書『心はどのように動くのか(How the Mindo works)』のなかで、動物がストレスを溜め込むと、身体の機能や思考にどう影響するかを説明しています。また、個々の動物が生きる手段として発達させた体の複雑なシステムに、感情も組み込まれているともいっています。あなたの猫の性格は、その健康状態にとって重要な役割を果たしているのです。

伝統的な療法の多くは、治療方法を決める前に性格や体格を調べます。たとえば、アーユルヴェーダでは、猫は3つの性格グループに分けられます。カパに属する猫は、逞しいくて強靭で、落ち着きがあって忍耐強く、所有欲があるのが特徴です。ピッタに属する猫は、身体の均整が取れ、自信家で競争心が旺盛、また、ヴァータに属する猫は、身体が柔軟で細く、機敏で創造的ですが、エネルギーを浪費します。

一般的には、猫の性格を「過剰」か「不足」で表現すると分かりやすいでしょう。「過剰な性格」の猫は、大胆で自信家、筋肉質、なき声は力強く、機敏で、身体が引き締まり、目立ちたがり屋。一方、「不足した性格」の猫は、恥ずかしがり屋で臆病、内向的でなき声はか細く、よく病気にかかります。太っていても痩せていても筋肉は貧弱です。


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「ナチュラルキャットケア」(ブルース・フォーグル著 ペットライフ社)p68-69より引用しました

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*B・フォーグル博士は、アーユルヴェーダにおける猫のドーシャ(体質をベースにした性質のグループ)の各特徴を次のように述べています。

猫の3つのドーシャの特徴:
カパ   逞しい、強靭、落ち着きがある、忍耐強い、所有欲がある
ピッタ  身体の均整がとれる、自信家、競争心が旺盛
ヴァータ 身体が柔軟で細い、機敏、創造的、エネルギーを浪費しやすい


ナチュラルキャットケア―猫のための「癒し」の医学 ナチュラルキャットケア―猫のための「癒し」の医学
ブルース フォーグル、小暮 規夫 他 (1999/11)
ペットライフ社

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猫の体内リズム

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飼猫が毎朝必ず6時になると、自分の飲料水に前足をつけ、寝ている人間の家族のところへ行き、この濡れた足で顔を叩いて起こす、とある飼い主が私に言ったことがある。(途中、省略)実は猫は、単に自分の体の正常なリズムで行動しているだけである。猫は、犬や人間同様、習慣の奴隷である。そして、その習慣は体内の生物時計によって決められている。犬は、その体内時計を人間のそれに合わせてしまうことができるが、猫は自らの体内リズムで生活することを好むようである。

生物時計とは何か、という疑問はいまだに科学者たちを惹きつけてやまないが、最近は幾つか答えも出てきているようだ。マスター時計は、おそらく脳の視床下部のどこかにあり、そこに隣接する松果体を通じ、メラトニンというホルモンを用いて体内リズムを同調させる働きをしているのだろう。体内リズムにはさまざまな時間の枠がある。発情期は季節的な体内ホルモンのリズムに沿ったものである。猫の体毛の伸びなども、季節的な周期を持っている。(途中、省略)

猫の飼い主なら誰でも知っているように、猫は明け方と夕方に最も活発である。その時間帯になると、食料を探しまわったり、探索したり、物を登ったり、迫ったり、と忙しく動き回り、特に室内飼いであれば、かなり騒々しくなる。日中お昼前後の時間帯、そして真夜中に猫は最もおとなしく眠る。これもまた体内リズムゆえのことであろう。

より厳密に言えば、神経伝達物質のひとつ、おそらくセロトニンが脳内で放出されるのであり、これが睡眠を誘発するのであろう。このホルモンの放出も、部分的には視床下部にある体内リズム中枢によって制御されているのもであろう。(以下、省略)


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「キャッツ・マインド」(ブルース・フォーグル著 八坂書房)p88より引用しました


キャッツ・マインド―猫の心と体の神秘を探る キャッツ・マインド―猫の心と体の神秘を探る
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コンパニオン・アニマルの安楽死

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飼い猫のミトンが安楽死させられたとき、わたしはそこにいてやる勇気がありませんでした。夫は、ミトンを獣医師に渡し、あとは彼に任せるように勧めました。そのとおりにしたとき、獣医師はわたしと話す時間もとってくれませんでした。スタッフがわたしの猫を受け取り、そのまま奥の部屋に消えてしまったんです。それ以来、あの子を見たこともありませんし、その獣医師からも何の連絡もありません。

もし、いまくらいの知識があったら、あんなふうにミトンを死なせたりはしませんでした。あの子にしてみれば怖かったでしょうし、わたしに見捨てられたと思ったことでしょう。あの件に関しては、自分を一生許すことができません。


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「ペットロスと獣医療―クライアントへの効果的な支援」(鷲巣月美監訳 山崎恵子訳 チクサン出版社)p188より引用しました

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ペットロス、安楽死に関するテーマは、いずれはしっかり考えを持たないとと、ずっと思っていた。本などで体験談を惜しみなく伝えてくださる飼い主の方もいる。とても参考になるが自分のこととして考えると、まだ時間も思索も相当に不足していると感じていた。しかし、決して長くはないこの一文(ある、猫の飼い主の体験)を見て、その時に選ぶ行動は(私にとって)ひとつしかないことに確信がもてた。

ほんとうに最後になって、動物をひとりきりにすることはできないだろう(病気などのため飼い主の事情によりそれがかなえられないときは別だが)。おそらく、闘病期間を通じひとと動物との関係性は、それまで以上に(個人的には、それまでにはなかったほど)深まる。

ある日獣医師から治療の目的が延命であることが告げられ、病気と向かい合う限りのある時間はがはじまる。ひとと動物との感情的、心理的な結びつきが深まる時間(期間)でもある。飼い主の事情によりできる範囲で、動物と病気とに向かい合えばいいのだと思うが、もし、病気を発症していなかったら、これほど相手(猫)について考え知り理解しようとしただろうかと思える時間であることは確かだ。限られた時間の重み、それがこのブログのタイトルにこめた意味でもある。


「ペット・ロスと獣医療―クライアントへの効果的な支援」(ローレル・ラゴーニ、キャロリン・バトラー 他 鷲巣月美監訳 山崎恵子訳 チクサン出版社)

目次:
第Ⅰ部 理論と原理
第Ⅱ部 効果的な支援関係を築く要素
第Ⅲ部 喪失と悲嘆の期間における支援者としての獣医師
第Ⅳ部 実践上の問題

食欲と落ち着き

夜、帰宅するとももが玄関へ走ってきた。けっこう、珍しい。たいてい、この時間帯(23時以降)は、こたつで眠っているか、リビングで家族に混ざって座っているか、自分の家に入っているかのどれか。

ちょっとお腹も減っている様子。食欲が戻った証拠!深夜はカリカリを少し与えることにしているが、今日は少なめにご飯をつくる。体調10cmほどの小あじは、2-3分で煮あがる。良く食べる。できれば外へ行くといわないでほしいな…と内心思ったら、ももはそそくさと2階へ。すぐに静かに座ると、フリースの上で眠り始めた。

骨髄抑制のピークも過ぎ(たことには無関係かもしれないが…)、ももの様子が安定している。食欲が治療日以前とほぼ同一水準に戻る(4/13以降)。それに、落ち着きなく動き回りながらニャーニャー鳴くこともなくなった。抗がん剤が効いている間、何らかの体の中の変化がももをそうさせているのだろうか?何しろ、本人(猫)はひと言も、自分の状態について語ることがないのでほんとうのところはわからないが…

抗がん剤投与後、15日以上が経つと(抗がん剤との関連は不明だが)、食欲とももの様子が元に戻る。

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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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