Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

白いまつげ

日中、ももは3回外へ出たという。しばらく外の空気をすってもなお、そのまま外にいたい様子だったという。今日は昼間あまり眠らなかった。リビングに居ることも多い。

外に出ると、木や草の匂いを嗅ぎ、大好きなコンクリートの感触を足裏で確かめて、座る。風の匂いを嗅ぐ。こんな感じ… お隣へ移動。カレージのタイヤ止めの四角い石(コンクリート)に頬や頭をこすりつける。4つの石全部に顔をこすりつける。そうやって、遊んでいたいらしい。

夜、ももの顔を覗くと、もう、いつもの面持ち。眼に光りが出てきた。それから、白いまつげがはえそろって伸びてきた。けっこう長い、3-4mmくらい。


本日の体重:3.45kg

スポンサーサイト

ボディコンシャス

今週、ももはだんだんこたつのある部屋から、ちょろちょろ動き出すようになった。午前~昼間、よく眠っていること、全体的に体が回復していることによるのだろう。リビングにいる間は目が離せない。食器棚、窓のさんに飛び上がらないように家族の誰かが目を光らせている状況。日に日に回復していることは何より。

日曜日の晩、2階にいると階段のあたりからももの声がする。退院以来、抜糸までは階段禁止令* がでているため、毎日階下で過ごしている。どうやら、こたつに飽きて階段を上がってきたらしい… ちょっとボディコンシャスなサポータ姿のももを部屋に招き入れる。毛布の上に丸くなり静かに座った。

そこへ、家族が慌てて2階へ。“お守り”役がこたつで居眠りをしたすきに、部屋を抜け出してきたことが判明。床の間の障子は開いたまま、階段と廊下の境の仕切りを外したままにしたらしい(わるい条件は重なるもの…)。退院以来、ももが2階に上がって来たのははじめて。今晩は私の部屋で眠ることにする。

*主治医の先生から、傷が完全に回復するまで、階段の上り下りを控えるようにとの指示あり。

日曜日

気温が高い。朝8時、ヒーターをつける前、室内の温度が13℃。
ももは昨日まで午前中はほとんど、こたつで眠って過ごしたが、今日は朝から起きていることが多い。ちょっと目を離した隙に階段を駆け上がり2階へ。ベランダの扉も窓も開け放してあるため、あわてて取り押さえる。体の弾力、“目ヂカラ”が戻ってきた。でもまだ、抜糸までの間は安静にしているように、主治医の先生に言いわたされている。

きっとベランダに出て、太陽の光に当たりたいのだろう。でも、欲求はもっと募るだろう、屋根の上に移動して座ること、お隣のガレージの屋根に飛び移ること。だから、今日は床の間の日当たりのいい場所へ誘導。さいわいおとなしく座ってくれた。午後から、こたつに入ったり出たりしながらも、気がつくと体を横たえ眠る時間が増し、安心する。

猫がたまり水を飲む理由

水入れ以外の水を飲んでいる猫の姿を目撃している飼い主はきっと多いことでしょう。花瓶の水や台所の桶のたまり水、トイレの水、中には風呂桶の水を飲むという強者もいます。また、水道の蛇口から流れる水に直接口をつけて飲むのが好きな猫もいて、それぞれのこだわりが見られます。

・たまり水を見ると野生の血が騒ぐ!?
なぜ水入れに新鮮な水が用意されているのに、わざわざたまり水を飲むのでしょうか。それは野生時代の名残ではないかと考えられています。もともと猫の祖先が住んでいたのは半砂漠地帯ですから、水が豊富ではなく、飲み水は葉っぱの上にたまった夜露やわずかにできた水たまりの水だったと考えられます。

その習慣が今でも体の中にインプットされていて、たまり水を見るとつい飲みたくなってしまうようです。もちろん、たまり水を好んで飲んでいたとしても、いつでも好きなだけ水が飲めるように、水入れには新鮮な飲み水をつねに用意しておきましょう。

・漂白剤や洗剤入りの水には気をつけて
たまり水を飲むこと自体は、まったくもって異常な行動ではありません。しかし、トイレの便器の水などはあまり衛生的とは言えないので、フタやドアをきちんと閉めて飲ませないようにしたほうがよいでしょう。また、漂白剤や洗剤などの入った水を飲んでしまうと、中毒を起こす危険もあるので、くれぐれも気をつけてください。

・猫のムラ食いも野生の名残
ちなみに、食事をペロリと平らげたり、ほんの少ししか食べなかったりと、猫の食欲にはかなりムラがあります。これも、猫が狩りで獲物を捕まえて食糧としていた頃の名残です。獲物を捕まえたときにたっぷり食べ、捕まえられなければガマンしてきたので、猫はもともとムラ食いをする動物なのです。まったく口をつけないから気に入らないのかと、別のフードをあげていては、どんどんぜいたくになるばかり。たまに食べなくても、元気いっぱいであれば心配は無用です。


※花王HP > 猫を知る > もしも?どうする!?ペットSOS! より引用しました

猫に必要な栄養素

・猫は完全肉食動物
猫は犬と違って、徹底した肉食動物です。野生時代、ハンターである猫は、ネズミや小鳥などの小動物を捕まえて新鮮な獲物を食べ、肉はもちろん、内臓や軟骨も含めて丸ごと食べることで、栄養が満たされていました。肉にはタンパク質、内臓にビタミンやミネラル、骨にはカルシウムなどが豊富に含まれています。つまり、肉食だからといって、切り身の肉や魚だけを与えても、栄養は十分ではないのです。

・猫にとって必要な栄養素 
動物が健康に体を維持していくために必要な栄養素は、「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の5つです。肉食動物である猫は、特に高タンパク、高脂肪を必要とします。猫の健康のためには、猫に合った栄養素をバランスよく体内に取り入れることができる食生活をおくることが何よりも大切です。総合栄養食のキャットフードには、猫に必要な栄養素が含まれています。家庭での手作りフードを与える場合は、栄養バランスに配慮しましょう。

【タンパク質】
筋肉や血液、内臓、皮膚、被毛などを構成している基本の栄養素です。猫では人の約5~6倍のタンパク質を必要とします。しかし、たくさん摂ればよいというわけではありません。タンパク質はいくつかのアミノ酸が組み合わさってできていますが、体に必要なアミノ酸の種類は人、犬、猫など動物によって異なります。

つまり、猫に必要なアミノ酸がバランスよく組み合わさってできているタンパク質をとることが重要なのです。とくに、アミノ酸の一種であるタウリンは、犬と違って猫は体内で合成できないので、欠かすことができません。タウリンが不足すると、網膜変性によって失明したり、拡張型心筋症を起こしたりすることもあります。

【脂肪】
脂肪はカロリーが高いので、エネルギー源になったり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたりするほか、食べ物にコクとうまみを与える効果もあります。猫は人よりたくさんの脂肪を必要とし、エネルギーとして効率よく利用しています。脂肪は脂肪酸が組み合わさってできていますが、犬や人では体内で作れるリノール酸やアラキドン酸を猫は作ることができないので、食事から摂る必要があります。

また、マグロやカツオ、アジ、サバ、イワシなどの青魚には、不飽和脂肪酸が多く含まれています。こればかりを与えていると皮下脂肪が変性して、黄色脂肪症という病気になることがありますので注意しましょう。黄色脂肪症はビタミンEを併せて摂ることで予防できます。

【炭水化物】
米や小麦などの穀類に多く含まれる炭水化物は、繊維質と糖質から構成されていて、人では主要なエネルギー源となっています。肉食の猫では、タンパク質と脂肪を主要エネルギー源としているので、炭水化物はさほど重要な栄養素ではありません。しかし、動物性食品だけでは、栄養バランスが偏ってしまうので、適量の炭水化物を食事に混ぜるとよいでしょう。ドライフードには、米や麦、トウモロコシや豆などの穀類が配合されています。

【ビタミン】
ビタミンはさまざまな体の機能をスムーズにする潤滑油的な働きをします。大きく分けて、脂肪にとける「脂溶性ビタミン」(A、D、E、K)と、水分にとける「水溶性ビタミン」(B群、C)があります。健康な猫は体内で、ビタミンKとCを合成することができます。しかし、ビタミンA、B1、B2、B6、Dなどは体内で合成できないので、食事の中から摂り入れる必要があります。また、猫では黄色脂肪症予防のためにも、ビタミンEは欠くことができません。

【ミネラル】
ミネラルには、カルシウムやリン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などがあります。必要量はどれも微量ですが、体液のバランスを保ち、神経や筋肉を活発にするために不可欠な栄養素です。しかし、猫では尿中にミネラルが増えすぎると結石ができやすくなり、猫下部尿路疾患などの病気にかかる可能性が高くなるので、他の栄養素とバランスよく摂取する必要があります。市販のキャットフードには、結石ができにくくなるように、ミネラルバランスが配慮されているものも増えてきました。

【水】
水は猫の体の半分以上を占め、生きていくために欠くことのできないものです。もともと砂漠地帯で暮らしていた猫は、あまり水を飲まなくても生きていける体のしくみになっています。しかし、水分摂取量が少ないと尿が濃縮されて、結石などができやすくなります。

猫缶などのウェットフードを食べている猫では、食事から水分を補うことができますが、ドライフードの場合は、いつでも新鮮な水が飲めるように用意しておいてください。水を飲む量が異常に増えてきたときには、糖尿病などの病気が疑われるので、獣医師に相談してください。


※花王HP > 猫を知る > 愛猫と暮らす生活辞典 より引用しました

栄養素の代謝 猫 vs 犬

ドックフードを猫に与えてはいけない理由

犬と猫は肉食類に属していますが、猫が一般的に肉食性の強い食性を示すのに対して、犬は雑食性です。生理的に、また代謝的にも両者は異なります。

・蛋白代謝
猫は肝臓中の酵素活性が高いため、犬よりはるかに多くの(約3倍)蛋白質を必要とします。また猫は、アルギニンとタウリンという特別なアミノ酸を必要とします。アルギニンをまったく含まない食餌を与えると1時間以内に高アンモニア血症を起こし、2~5時間以内に重篤なアンモニア中毒症状を発現し死亡します。

犬もアルギニンを必要としますが猫に比べてはるかに少ない量で足ります。犬は体内でシスチンから十分な量のタウリンを合成することができますが、猫は不可能のため、食物から摂取しなければなりません。タウリンの欠乏は中心網膜の変成による失明や心筋症の原因になります。

・脂肪代謝
猫は、犬や他の動物と異なり体内でアラキドン酸を合成することができません。したがって動物組織のみに含まれるアラキドン酸が必須脂肪酸として必要です。これが不足すると被毛は乾燥し、光沢を失い脆弱化し、スポット状の湿疹を起こします。

・ビタミン代謝
猫は、犬と違いビタミンB群の1つであるナイアシンを体内で合成できません。したがって犬より大量のそれが必要となります。同様にピリドキシンも犬の4倍程必要になります。また猫は、犬や他の雑食動物ができるβ-カロチンからビタミンAの合成ができませんので、ビタミンAそのものが必要となります。

・水の必要量
猫は、砂漠動物の子孫でありその形質が色濃く残っています。その一例に、尿濃縮率が犬に比べてはるかに高く、その結果水の摂取量が少なくてすみます。また、猫は昼夜の別なく水を飲みますが、犬は一般的に昼間だけです。ですから猫にはいつでも水が飲めるようにつねに用意しておく必要があります。飲水量の増加は、高濃縮尿が原因の1つのFUS(猫泌尿器症候群)の予防につながります。

以上のように、猫には他のペットに見られない特性があるため、ドックフードを与えるとたちまち栄養障害を起こします。一度起こした栄養障害を治療するのは大変ですから、猫にドックフードを与えることは控えましょう。また、逆に犬にキャトフードを与えた場合、犬にとって高蛋白質で嗜好性も高いフードとなり、長期与えると腎臓の老化のみならず多種臓器の機能障害をきたすことになりますので控えたほうが良いでしょう。


※杉並区獣医師会HP、ペットの食事管理より引用しました 

予後

予後(よご)とは、手術や病気、創傷の回復の見込みを意味する医学用語である。「予後が良い」「予後良好」とは見通しがよいことを、「予後が悪い」「予後不良」は見通しが悪いことを表す。予後の判断基準は疾患によって異なり、たとえば癌や肺炎などでは生存期間、精神疾患では普通の生活ができることを基準にする。

致死的な疾患に対する予後の指標として広く使われているのが生存率である。5年生存率とは、ある疾患を診断 された患者のうちどれだけが、診断から5年後にも生存しているかの割合である。すなわち、その5年間に何らかの理由(診断された疾患かもしれないし、それと無関係な交通事故かもしれない)で死亡した人の割合を1から引いたものである。同様に計算される1年生存率、10年生存率もよく使われる。略して5生率などとも言う。


※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました

生命力と回復力

きのう夕方、診察へ。傷はきれい。首のチューブがとれる。
交換していただいたサポータはちょっと小さめだったため、前足が前へ出ず、半歩ずつ、前へ進んでいる… ロボットのような足どり。

+ + + + +

朝、前脚全体がむくんでいるような気がした。午後、やはり前脚が(特に右脚)むくんでいる(ように見える)。特に足(foot)の部分は、もみじまんじゅうのような形に。15時、主治医の先生に電話。念のため、診ていただくことにする。その結果、ほんの少しむくみがあるが理由は不明。このまま様子を見ることに。手術の痕をはじめて見る。数え切れなくらいの縫ったあと。傷はきれいについているという。

サポータを換える手順を見る。30cm弱くらいの伸縮素材の筒状のサポータ、はじめに後脚用の穴をあける。全体を手繰りよせてから、脚からはかせ上半身へ伸ばしていく。前脚が出る部分のあたりをつけ、穴をあける。両脚を穴から出すときつくないかチェック、適宜はさみを入れる。

その間、主治医の先生とほかの2人の先生が保定で3人がかり。ももはというと、時折、「ウー」とうなり声を上げていた(お行儀がわるく、すみません…)。サポータの交換は思ったよりたいへんなことがわる。あまった首の部分を折り返して、ハイネックになって完成。次回の診察は1週間後、抜糸の予定。

病院から戻ると、足取りも軽くリビングへ(ずっとこたつで眠っていた午前中とは対照的に)。久しぶりに、ご飯をこたつのそば以外で食べる。テレビ台に乗る。そこから上へ飛び移らないように、家族が目を光らす。ひときわ小さい体が、やけに存在感を増して見える。大きな眼、細いあご、顔の毛並みも、もう、ちゃんと“お化粧”をしている。テレビの前にちょこんと座るももの姿を見て、その回復ぶりと生命力を改めて感じる。

ひとも動物も、体の中にひとつも不要な器官はないのに、左片側の乳腺切除を選択した。発症していない器官を切除すること、ずっとこのことが気にかかった。しかし神様はちゃんとももの体を回復させてくれた。

眠り猫のように

快晴。退院翌日ももは7時に起きて、かなり多めにご飯を食べ、午前中はリビングで横向きにすやすや眠る。安心した寝顔。お昼ごろ、外に出たがるので、一緒に外へ。トイレを済ませ、柿の木に70-80cm登りかけたところで阻止。もものマインドはすっかり、元に戻っているようだ。もし、一瞬目を離していたらと思うとひやひやした瞬間。自転車のペダルの隙間から、向こう側へ行こうと狙っている。玄関にカリカリのお皿を置き気をそらして、家の中へ誘導。

午後から夜にかけて、こたつに入りひたすら眠る。具合が悪いのではないかと心配になるくらい、ずっと眠っていた。やはり、たった2日前に手術をしたばかりの体。こうやって回復させているのだろう。そばに居ると、気づいて体勢を変えるときに、こちらに近づいて体を横たえる。

そばに一緒に居ると、ももがきのうよりもずっとリラックスしているような気がする。安心しきった顔をして手足を伸ばし眠る。ただそばにいて、相手を思い、相手の様子に注意を向けること。退院のときに、主治医の先生が言っていたのはこういうこと?質問の真意は、免疫力を上げるための具体的な方策(漢方やその他の代替療法、食事法など)が知りたかったのだが…

午後10時、ご飯を顔のそばに置く。起き出して完食(真あじ*は、かなりおいしいということ?)。

+ + +

*マアジ:
マアジ(真鰺、Trachurus japonicus )は、スズキ目アジ科に属する魚。
成長すると全長 40 cm ほどになる。太平洋北西部、日本と朝鮮半島の沿岸、東シナ海から東南アジア各地の沿岸まで分布。日本近海ではごく普通に見られる。アジといえば、普通はこのマアジをさす。

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました

退院

9:30、主治医の先生と話す。
ご飯を食べている。今日、ドレーンを抜き取る予定。(ということは、順調に回復ということ?)食道チューブはつけたままにする、なぜかというといったん取り外すと取り付けるのが困難なため。食餌について不安がなくなったところで取り外す。本日午後、退院してもOK。途中で、通院が可能であれば… 本人(猫)は、しばらく(家で)あまり動かないと思われる。

病院での様子。
はじめはオドオドしていたが、今はだいぶ病院の雰囲気に慣れた様子。回復次第、飼い主が退院させたいと思う気持ち vs 本人(猫)の状態が落ち着くのを見計らうタイミング、このバランスが難しいところ。午後まで様子を見て、退院を決める。

+ + + + +

18時半、ももを迎えに行く。
首の周りには食道チューブを固定する幅広のテープ、身体にはギブス用のサポータ(筒状)に穴を開けて4本脚を出している。カラーはしていない。看護師さんに抱かれて連れてこられると、いつも石のようになる診察台のうえに。元気そう、お化粧をさぼっているらしく、顔の毛皮がバサバサ。白いまつげが伸びて本数も増えている。

「最初はちょっと怒ってましたが、だいぶ病院に慣れましたよ。」と主治医の先生がほんとうのことをちらっと、おっしゃった… ご飯もよく食べた。疼痛コントロールのための管を傷口の上下から2本挿入していたが、今日取り外した(ということは、傷が痛む心配も、もうないということ?)。

今後のことをすこし質問する。免疫力を上げるには?愛情を注ぐこと。一緒にいて本人(猫)の体をさすったり、頭をなでたりしてやること。漢方薬については?現状、データがないので効用は未知数。確かにそのとおり。おそらく、がんの猫に対する漢方薬の効能について実証した論文は、ないにちがいない。

家に着くと、トイレ、ご飯をモリモリ食べてこたつの周りに落ち着く。真あじを水煮、半身をほぐしてご飯と混ぜておく。元気な頃の食べっぷり。きっと首のチューブはすぐに外せる… さっきまで落ち着きがなく、サポータのため歩き辛そうに室内を歩いていたのに、安心した表情をうかべて眠りはじめた。

手術翌日

ももの様子。
9:30、主治医の先生(かかりつけの動物病院の院長)によると、(ゲージの中で)おだやかな表情で座っているという。座っているというのは、横向きになって寝ているのではなく、前足を折って胸の下にしまって前を向いていること。まだ、すこしボーっとしている。

おとなしくしていますか?鳴いていませんか?薬が効いているせいで、すこしぼんやり、うとうとしている。腹部に鎮痛用のドレーンを挿入し、薬が患部に染み出すようになっているので痛みは緩和されている。いまのところ、かわった様子はなく経過は良好。

ご飯を食べない。もし、あまり食べないようであれば食道チューブより流動食を与える予定。家に帰るとご飯を食べ始めることが多い。また、チューブは家庭でも利用が可能、給餌が簡単にできるとのこと。

午後から傷の手当てをする予定。開腹した際、ほかに腫瘍はなかった。退院後、しばらく(1週間くらい?)は階段の上り下りもあまりしないほうが良い。1F、2Fそれぞれにご飯とトイレを用意したほうがいい。

猫の背中

前足をピンと揃えて座るときも、手足を伸ばして横すわりするときも、猫の背中の丸みは見ているだけでしあわせな気持ちになる(そう思うのは、猫好きだけ?)。

ももの小さな茶色い背中を見ながら、ふと思った。どうしてももは、同時にふたつの癌をこの小さな体の中に発症したのだろう?ストレス?遺伝?体質や食餌?私と家族は、彼女から何を学びとらなければいけないのだろう?鼻腔にしても乳腺にしても、ひとの体に腫瘍をいつ発症しても不思議ではない部位。ももはいったい何を、家族に伝えようとしているのだろう?

命のあるものはみな、死に向かって限られた時間を生かされているのだということは、もう十分にわかった。頭をシンプルにする、そうすると後回しにしようか葛藤していたことへも、すぐに手が伸ばせる。時間が限られているなら、その時間を緻密で極上な時間にしよう。

ももはちょっと食欲がない。体調がわるいほどではないが食があまり進まない。午後からはおとなしく眠っていることが多い。静かに、おだやかな表情を浮かべて。明日は、いよいよ乳腺の手術。


本日の体重:3.60kg

口角と頬

朝は陽が照ったが、空気が冷たい。じきに曇ってきそうな空の色。こういう日は、あまり布団干しには向いていない、芯から冷たくなりそうで。ももは十分に睡眠をとってお昼前外へ出た。今日始めてご飯を食べたのはお昼過ぎ。この週末、涙も鼻水も止まり、涼しげな表情になった。時々くしゃみをして、鼻汁が出る程度。時々、顔を洗って“お化粧して”いるので鼻孔のまわりもきれい。

真正面からももの顔を見ると、右の頬の毛皮にはっきりと段差ができ、口角の上の皮膚が見える。右側の脱毛は、ひげの生え際まで進み、頬の丸い逆毛とつながる。きのうからつながりつつあった。脱毛は進行(患部の変化)が早く、日ごとに、1日のうちでも患部の変化がわかる。

左目上まぶたに、2mmくらいの白い毛を発見。「色素脱失による白色被毛」か?ももの毛色は基本茶系で、毛先だけ黒い割合が高いので、まるで白いマスカラをつけたかのよう。

猫の乳腺腫瘍と乳がん

「乳腺腫瘍」と「乳ガン」の違い
猫の「乳腺腫瘍」の発生率は犬と比べて低く、発生率は10~15%といわれています。この腫瘍にも良性、悪性とあり、悪性の腫瘍のことを「乳がん」といいますが、猫に発生した腫瘍の場合80~90%がこの「乳ガン」であるといわれています。原因は、卵巣から分泌される女性ホルモンが関係していることが近年になって指摘されていますが、はっきりした原因はまだわかっていません。

発見方法と症状
痛みがあまり無い為によほど大きくならないと発見が遅れることがありますが、日ごろからペットのブラッシングやシャンプーのときに乳首の周りを注意深く触ってみると「硬いしこり」がわかります。また症状が進むと細菌の感染などにより患部が潰瘍をおこし出血したり、悪臭を放つのでわかりますがそうなっては手遅れの事が多く、何と言ってもその前の発見が大事です。

病院での検査と治療
病院ではまず詳しく触診して腫瘍の大きさ、数またリンパ節の腫れなどを調べ、次に転移があるかどうかレントゲン検査をします。また悪性、良性の判定の為に腫瘍の一部を取り「病理組織検査」をおこないます。

基本としては「外科切除」となります。他に放射線療法や化学療法もありますが、これらを単独で行なう事はほとんどありません。先ほどの外科切除との併用がより効果的です。

予防について
原因のところでに述べたように「女性ホルモン」が関係していると思われますので、特別の理由が無ければ初回発情前に避妊手術を行なう事が最良です。また、発情を重ねるごとに「乳腺腫瘍」になる確立が高くなるという統計もでています。食生活においても毎日のフードは人間と同じ考えで、「合成保存料」や「合成着色料」等の入らない自然食フードなどを小さいときから一生与える事も予防になるでしょう。


※アイリスドットコム > 町の獣医さん・猫科 > 猫の乳腺腫瘍、乳がんについて より引用しました

麻酔の負担とリスク

麻酔って体に負担があるの?
麻酔は体にどのような負担をかけるのでしょうか。第一に肝臓です。肝臓はもともと毒物を解毒させる働きをします。麻酔薬も一種の毒物なので、麻酔がかかると肝臓は麻酔を解毒しようと一生懸命働きます。よって麻酔後はたいてい肝臓が疲れてしまい、機能が悪くなります。そのため、年をとっている子やもともと肝臓が悪い子に麻酔をかけるとさらに肝臓の状態を悪化させてしまう、もしくは麻酔の解毒ができないなどの障害が出てきてしまいます。

また、腎臓は麻酔薬が排泄される所です。つまり、手術前から腎臓の機能が低下していると麻酔薬が体からスムーズに排泄できないため、体の中に長く残ってしまう可能性があります。また以前から心臓が悪い子や、リスクを伴いながら麻酔をかけた子、麻酔中に何かしらの異常があったような子も、麻酔後に何らかの影響が残ることがあります。

よって特に大きな手術や老齢の子に対しては、麻酔をかける前に血液検査や心電図などで健康状態を調べておくことが必須です。そして、それに対応した麻酔方法や麻酔後の管理を行うことが重要なのです。

麻酔のリスク
いくら短時間の麻酔であったとしても、麻酔をかけるということに変わりはありません。麻酔の目指すものは「安全にかけて、確実に覚ます」ことなのです。昔に比べると、安全性の面では進歩していますが、今でもまだ体に対してまったくリスクのない麻酔方法は存在していないのも事実です。麻酔は魔法ではありません。麻酔だからこそ、飼主さんが少しでも麻酔に対する知識と理解をもっていることが大切です。


※gooペット > 読みもの > 麻酔の知識より引用しました

全身麻酔とは

全身麻酔とは、脳に麻酔をかけて伝達を“わからなく”するものです。まず、麻酔をかける前に「麻酔前投与薬」を注射します。これは麻酔がかかるほどしっかりと寝てしまうものではありませんが、使うことによりその子の不安を取り除いたり、麻酔の導入をスムーズにしたり、術前術後の痛みをやわらげる効果があります。その10分~15分後に「注射麻酔」を行います。これによりしっかりと「寝てしまう」状況になります。注射麻酔は静脈注射や筋肉注射で投与されます。

その後の「吸入麻酔」は麻酔を維持する目的で使われます。短い時間での手術は注射麻酔で終了する場合もありますが、大きな手術や長い時間麻酔が必要な場合には吸入麻酔を行います。マスクを使うかもしくは気管内に気管チューブを入れ、呼吸をすることで麻酔ガスを吸入し麻酔状態を維持させます。吸入麻酔は麻酔薬の濃度の調節性にすぐれ、麻酔からの覚醒も早いため、麻酔の方法の中でも安全性が高いという特質を持ちます。

麻酔って危険?
使用する麻酔薬にはたくさんの種類があります。その中で、もしその子に合わない麻酔薬を使ってしまうと麻酔中に副作用が起きることがあります。その副作用とは心拍数が少なくなったり、呼吸が抑制されたり、血圧が低くなったりすることです。この状態が続くと命に危険性を及ぼす場合もあります。

健康な若い子には体にもともと予備機能があるため、副作用により呼吸や循環機能が多少低下しても麻酔に耐えることができます。しかし年をとっていたり病気などで予備機能が低下している子は、それだけ麻酔をかけるときに一緒にリスクも伴います。 したがって、どんな時も、年齢や体質、既往症や術式を考えてその子に最も合った麻酔薬を選び、副作用ができる限り起こらないようにすることがとても重要になります。

麻酔中の管理に欠かせないモニター
全身麻酔がかかっている間は、体にいつ、どのような変化が起こるかわかりません。麻酔中も、循環器系をはじめ体の各臓器が正常に機能しているかどうかを見るためにモニターをとります。このモニターはいち早く異常を見つけるための、とても大事な役割をしているのです。

◎ 心電モニター:正常に心臓が動いているか、波形に異常はないかを見ます。
◎ パルスオキシメーター:血液中にどのくらい酸素が流れているかを見ます。
◎ 血圧モニター:最高血圧と最低血圧、平均の血圧を見ます。
◎ 呼吸モニター:正常に呼吸をしているかどうかを見ます。


※gooペット > 読みもの > 麻酔の知識より引用しました

猫草とポニーテール 

リビングのポニーテール*(観葉植物)が、ホームセンターのビニール袋をすっぽりかぶっている。ももが、TV台に上がって、長く伸びてカールした細い葉を、かみ始めたための応急処置らしい…

これまで室内屋外を問わず、細い葉という葉は手当たり次第、噛むので先週「猫の草」を購入。はじめは鉢のそばに近づくだけだったが、最近若葉色の葉をん噛んでいる姿をよく見かける。猫草は、浅めの鉢(直径1-18cm程度)に12-3cmくらいに伸びた芝のような細い葉が密生している。猫の顔の高さと同じくらい。ただ、顔を近づけると、葉が顔に刺さるような角度になり噛みにくそう。小分けにして植え替えてあげよう。

猫はよく動く(ももだけ?)。動く=元気と単純に考えていいものだろうか?じっとして動かないときは、必ずどこか体に異変が起こっていると考えていいと思う(たとえば、外でけがをして、傷が腫れてくるまでの時間等)。いま、ももの体の中で何が起こっているのだろう?良くなっていること、そうではないこととが、拮抗しているのだろうか。

ももの食欲。
今日:
食欲はまずまず。夕方、食べたものを吐く。その前にリビングで、ポニーテールを噛んでいたらしい。気分が悪かったのかも知れない。猫が草を咬むときはそう悲観することはないように思うが、どこか具合が悪いのか… 
昨日:
ご飯を良く食べる。1日3食、食べたものは小あじにティースプーン一杯のご飯を混ぜたもの、3回目は元の猫缶を混ぜる。
一昨日:
朝はあまり、食欲なし。小あじに元の猫缶を混ぜて与えるが、食がすすまない様子。まあ、そういう日もあるさ… 

ここのところ、こんな調子。ちょっと心配になってきた。体重はずっと同じで、3.65kg。

+ + + + +

*:ポニーテール
(植物)
リュウゼツラン科の植物でその葉の出方が、この髪型によく似たものがあり、「ポニーテール」という別名で呼ばれている。「トックリラン」ともいう。これもその形状をシルエットとしてみると、それらしくも見えるためである。

(※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました)


(ご参考)
・インターズークリニックオンライン > 猫の豆知識 > Q.なぜ草を食べるのですか?

猫のリンパ腫=悪性の腫瘍

リンパ腫は、悪性リンパ腫またはリンパ肉腫とも呼ばれ「○○腫」と言う名称ですが悪性の腫瘍です。リンパ球が骨髄以外の色々な体の部分で腫瘍性に増殖する疾患です。骨髄内でリンパ球が腫瘍性増殖を行っている場合には「リンパ球性白血病」と呼び、別の腫瘍に分類されます。

猫のリンパ腫のプロフィールによると、造血系腫瘍は猫の腫瘍全体の約1/3を占めるため、リンパ系腫瘍は200/10万頭程度の発生率になるという報告があります。

また、リンパ腫に罹患した猫の30~80%がFeLV陽性であり、FeLV陽性の若齢の猫は、縦隔型リンパ腫または白血病を発症する傾向があります。FIV陽性の場合にも、リンパ腫発生のリスクが5倍に増加するというデータもあり、これらのウイルス感染は猫のリンパ腫にとって非常に重要な高リスク条件となっています。

猫のリンパ腫のプロフィール
発生率: 造血系腫瘍全体の50~90%
発生年齢: 平均2~6歳
高リスク:
条件 FeLV(猫白血病ウイルス)やFIV(猫免疫不全ウイルス)に感染している猫


※児島どうぶつ病院HP > 猫の乳腺腫瘍 より引用しました

「腫瘍」と「がん」

「腫瘍」という大きなくくりの中に、さらにその性質が良性である良性腫瘍、たちの悪い挙動を取る悪性腫瘍つまり、いわゆる【がん】が含まれています。例えば、腫瘍の中には乳腺にできる腫瘍がありますが、代表的なものとして良性では「乳腺腫」、悪性のもので「乳腺癌」が挙げられます。

たいてい良性腫瘍は「脂肪腫」「肛門周囲腺腫」のように○○腫と呼ばれ、悪性腫瘍は「脂肪肉腫」「肛門周囲腺癌」と××肉腫、△△癌になりますが、先の例で紹介した肥満細胞腫など悪性腫瘍でありながら「腫」が付く例外もいくつか存在します。このように、仮にペットにできたしこりが「腫瘍の可能性がある」と診断されても即それが「がん」であるとは限りません。

腫瘍の良性・悪性を正確に知るためには、その腫瘍を専門の検査センターに送り、病理組織学診断によって調べてもらうことが必要です。ただし、いくつかの特殊な腫瘍については前出の針生検などによる細胞診で腫瘍の種類まで診断することが可能なことがあります。

「がん」は不治の病?
良性腫瘍の場合は離れた場所に転移もせず、しこりの成長もゆっくりであるという特徴があるため無処置で経過を観察する等の方法を取ることもあれば、しこりの発生した場所が口腔内で食事を取るのに邪魔であるとか、運動するのに動きづらい、またしょっちゅう傷ついて出血をするなど日常生活に支障が出る時や飼主の方の希望がある時には手術で取り除く等の治療を行います。「良性」腫瘍ですから基本的に治療後の経過も良好です。

では、悪性腫瘍「がん」の場合の治療はどうなのでしょうか。治療はできるのか、できたとしても命は助かるのか、結局治らないのではないか等いろいろ疑問があると思います。ひとことで言えば「早期に発見して適切な治療を施せば、治るがんはたくさんある」ということです。時期を逸してしまったり、早期発見でもベストの治療をしなければ治せるものも治らないということです。(以下、省略)

腫瘍:
●良性腫瘍 *名称 ○○腫など
●悪性腫瘍(がん) *名称 △△癌、××肉腫など
(例外)
悪性でもリンパ腫、肥満細胞腫等の○○腫名称がついているものもある。


※児島どうぶつ病院HP > 「腫瘍」について良く知ろう より引用しました

腫瘍随伴症候群とは

腫瘍随伴症候群は、癌がつくり出したホルモンやサイトカイン(タンパク質の一種)、その他のタンパク質などの物質が、血流に入って体内を循環することで起こります。

こうした物質が全身の組織や器官の働きに影響して生じるさまざまな症状が、腫瘍随伴症候群と呼ばれるものです。物質の中には、自己免疫反応を起こして組織や器官を障害するものや、臓器の機能を直接妨げたり、組織を破壊するものもあります。その結果、低血糖や下痢、高血圧などの症状が生じます。(以下、省略)

※万有製薬株式会社HP > メルクマニュアル医学百科 より引用しました

- - - - - - - -

たいていの腫瘍は中年から老齢のペットに発生するため、腫瘍とは別に心不全、腎不全等の持病を持っている場合も少なくないでしょう。腫瘍の進行度から考えると十分に完治を望める場合でも、そのために行なう治療にペットの体力が耐えられず大きなダメージを受けてしまうのなら、一体誰のために、何の目的で治療をしているのか全く分からなくなってしまいます。しかし逆に、ペットの全身状態にきちんと注意を払って考慮に入れ治療計画を立てるのであれば、老齢であろうと、持病があろうと、腫瘍治療を受けることも可能なわけです。13歳だから、15歳だから治療は諦める…必ずしもその必要はないのです。

さらにもうひとつ、ペットの全身状態を知っておかなければならない大きな理由が存在します。悪性腫瘍は、その腫瘍や転移による症状とは別に、無関係な身体の構造、機能にも変化を起こすことができます。これを副腫瘍症候群(腫瘍随伴症候群)と呼び、ある特定の腫瘍に対して特定の症状が現れることが知られています。

例えば、リンパ腫や乳腺癌、肛門周囲腺癌の時に伴う高カルシウム血症(血液中のカルシウム濃度が高くなり、腎不全をはじめ心臓血管系、消化器系、神経系に悪影響を及ぼす)やインシュリノーマ、肝細胞癌の時の低血糖(血糖値が低くなり、神経症状:痙攣発作、昏睡、死亡などが起こる)などが挙げられます。これらは、それぞれ元の腫瘍のために起こるのですが、しばしば腫瘍そのものよりも副腫瘍症候群の症状の方がペットの状態に大きな影響を及ぼすこともあり、これらを先に改善しないといけない場合もあります。

さらに、胸腔内や腹腔内などの外からでは見えない部分の腫瘍の場合は、この副腫瘍症候群の症状からたどって元凶である腫瘍を突きとめるきっかけを作ることもあります。(高カルシウム血症になっているから、どこかにリンパ腫があるのかもしれない、と疑って検査するなど)

※児島どうぶつ病院HP > 腫瘍の治療方法 より引用しました

悪性腫瘍の治療について

1. 悪性腫瘍の予後は、腫瘍の種類や性質、病期によって大きく異なる
2. 治療法の種類:摘出・切除手術、化学療法、放射線治療、免疫療法等
3. 治療の目的は、QOLの向上、苦痛や辛さの緩和
4. 治療の負担<病気の負担
治療と負担とは:
・手術における全身麻酔や手術の負担
・化学療法における副作用
・放射線療法における全身麻酔や副作用
・CT,MRI検査における全身麻酔や造影剤投与
病気の負担とは:
・疼痛や不快感、倦怠感、体調不良
・腫瘍の出血や化膿、破裂
・腫瘍随伴症候群・浸潤・転移

5. 病気との付き合い方
・少しだけ頑張ってさっさと病気とお別れする(短期)
・楽して付き合うこと(長期)
6. 飼い主の精神状態は動物に大きく影響する
7. 今日、元気で一緒に居られることを楽しむ
8. 体調や体質の理解と把握
9. 腫瘍の特性や性質、症状などの理解
10. 体調を優先し、中止・休止することも
11. 治療を行う場合、効果の基準を決める 
12. サプリメントは自己の免疫を賦活化し、QOLも向上
13. 精神的なリラックスは絶大な効果

化学療法の主な副作用:
・骨髄抑制、免疫力低下、消化力低下、消化器紹介、組織懐死、脱毛
・それらの作用には強弱があり、固体差(感受性)は大きく異なるため初回投与時の発現程度の予測は困難。

腫瘍に起因する症候:
・合併症
・腫瘍随伴症候群

悪性腫瘍の治療は、腫瘍の大きさに変化がなくとも、体調や症状の改善が認められれば、その治療は良いものと考えられ、その逆もしかりである。


※久山獣医科病院HP > 資料室より、一部を引用しました

目ヂカラ

朝7:00、小あじとサメキノコを混ぜた朝ご飯を食べる(今朝はご飯がないので、魚のみ)。ももは食べるものに対して割りと気難しいが、サメキノコはまったく問題なし。時々、カリカリも食べる。しばらく、もとのカリカリにサイエンスダイエットを混ぜていたが、単品でも食べるようになった(慣れるまでの所要日数は、2週間程度)。小あじはほとんど残さずに食べる。

食べ終わると、食器棚の上へ移動。最近のもものお気に入りの場所。冷蔵庫に乗り移って、サイドボードと電子レンジの10cmほどのすきまから、顔を出してこちらを見ている。家族が「ももが元の顔つきに戻った」という。そのわけは、眼の上の縁の脱毛が進み、目がくっきりしたため。お正月以来、眼がしばしばしていたのは涙目のせいもあるが、眼の上の毛がバサバサしてため(だと思われる)。小顔と目ヂカラが復活…

本日の体重: 3.60kg(7:00am)

猫の鼻の疾患:外科的考察

猫の鼻疾患を診断するには,臨床症状(鼻汁,くしゃみ, 呼吸困難 ,呼吸器の異常な音,排泄物が両側性なのか片側性なのか)とそのヒストリー(ワクチン接種の有無,飼育環境,病気のヒストリー)が手助けになる.一般的には,若い猫ではウイルス疾患,異物,鼻咽頭ポリープと関連した鼻炎が多く,老猫は腫瘍が多いようである.急性症の原因には異物、外傷、感染等があり,慢性症には腫瘍とポリ-プ等がある.

片側性の排泄を示す疾患には,ポリープ,腫瘍,異物が多く,両側性の排泄物には,腫瘍,感染症が多い.診断方法としては,先ず胸部レントゲンと病変領域のリンパ節の吸引が行われ,転位の有無を評価する.次に,全身麻酔下で鼻腔,口腔咽頭,喉頭を注意深く検査する(咽頭の尾側を観察するにはフレキシブなファイバースコープを使用する事がある).

そして,病変部の横臥像,背腹像,開口した状態の腹背像,前鼻洞像,斜像をレントゲン撮影する.但し,早期の鼻の腫瘍は,炎症変化と同じ様な外観を呈するのでレントゲン上で区別するのは難しい(骨融解,軟部組織の密度の増加は腫瘍,細菌感染,炎症でも起こる).

最後に,耳鏡,歯鏡,光ファイバ内視鏡を使用した鼻鏡検査によって鼻咽頭の尾側と鼻道を評価する.確定診断は,鼻腔洗浄または生検によって得られた検体の細胞診または組織学的検査によって行われる(著者は,アリゲーター鉗子,硬いポリプロピレン製の尿カテーテル,Sovereign カテーテルによる生検を推奨している).これらの方法で確定診断できないときには,試験切開をして生検を行う.

鼻の腫瘍の臨床症状は,くしゃみ,排泄物,鼻出血,神経症状などである.疫学的調査では,雄猫のほうが雌猫よりも腫瘍の発生率が高く,上皮系腫瘍,リンパ系腫瘍が多い.その転移率は低いと報告されていたが,最近の調査では120頭の犬のうち49頭に転移が確認されている.

鼻の腫瘍に対する治療法 -現在の治療法は,局所病変を直接コントロールすることである(呼吸状態の改善,鼻出血の減少など).その方法には,外科的切除,放射線療法と外科切除,放射線療法単独,化学療法,免疫療法凍結外科療法がある.

しかしながら,それらの治療法の有効性の比較が困難であるが,鼻を切開して腫瘍を摘出する外科手術は,生存期間を延長していないようである.これは,腫瘍を完全切除できない事に起因するようである.放射線療法は,鼻の腫瘍に対して最も有効な治療法であり,外科療法と組み合わせるべきであると思われるが,その評価が必要である.

慢性の副鼻腔炎の原因には,ウイルス,クラミジア感染,細菌の二次感染,炎症性ポリープ,寄生虫,異物などがある.その内科的治療としては,培養と感受性試験に基づいて4-6週間抗生物質療法を続ける.もし治療後に再発したなら,篩骨の掻爬と鼻胴の切除を考慮すべきである.

鼻咽頭の腫瘍性ポリープまたは炎症性ポリープは,鼻咽頭,耳管などにマスを形成する.その治療は,腹側骨膨大部切開(単独で適用される場合と外側外耳道切除と共に適用される場合とがある)が適応される.


※日本臨床獣医学フォーラムHP > 臨床病理学 > 猫の疾患関連 より引用しました

猫の腫瘍

一般に腫瘍は老齢疾患と考えられていますが、猫ではウイルスが原因の腫瘍も多くあるため、若い動物にも腫瘍発生のピークがあります。それから猫の腫瘍の約80%が悪性腫瘍であることも特徴です。悪性腫瘍は一般にガンとも呼ばれますが、無制限に増殖し、周囲や遠い器官に広がったり転移したりします。そして切っても再発したり、最初の手当が手遅れだと、ほとんどの場合動物を死に至らしめます。

良性の腫瘍は、転移をおこしたり、切りとるのが難しいように広がったりすることはないのですが、場合によっては手術ができない場所にできて(脳腫瘍など)、機能障害のために動物が死ぬこともあります。猫で多い腫瘍は、第一がリンパ肉腫、第二が白血病、第三に皮膚の扁平上皮ガンと乳腺のガンが並んでいます。部位別でみるとリンパ腺と血液の腫瘍を除くと、皮膚にできるものが多いことがわかります。

原因をみると、リンパ肉腫や白血病のほとんどは猫白血病ウイルスによるもの、その他は老化にともなっておこるものと考えられますが、特殊な例では太陽光線の強い場所に住む白猫には、耳や鼻に紫外線によるダメージが原因の扁平上皮ガンが多いといわれています。カリフォルニアでは耳にサンスクリーンをぬって外出する猫もいます。

早期診断 腫瘍の治療は早く手を打つことがかんじんです。このために、よく猫の体を常にさわり、異常な膨らみ、腹部を痛がる、皮膚のいぼや直りにくい皮膚病などに注意を払いましょう。そして少しでも異常がみられたら、病院で精密検査を受けるべきです。腫瘍の診断で最も信頼できるものは、バイオプシー(生検)で組織や細胞をとって顕微鏡検査をすることです。したがって腫瘍を疑うようなものができた場合、とくに急速に大きくなったような場合には、すぐに検査を行なうべきでしょう。

【治療】
切りとれるものは早めに切りとることが最良の治療です。ところがリンパ肉腫(リンパ球のガン)や白血病(白血球のガン)のように、切りとることのできない腫瘍が猫では多いため、抗ガン剤という薬を使った治療がよく行なわれます。しかしながら現在までに開発された薬では、一時的によくなって延命効果はみられますが、完全に治ることはあまりありません。

【予防】
猫で一番多いリンパ系のガンや白血病は、ほとんどが猫白血病ウイルス感染の結果おこるものなので、このウイルスに感染しないように注意すれば、危険も少ないでしょう。白い猫は強い太陽光線の下で日光浴をさせないようにした方がよいでしょう。また雌猫の乳腺ガンは、避妊手術済みのものには少ないことが知られています。


※日本臨床獣医学フォーラムHP > 猫の病気 > 猫の体の異常 より引用しました

眼の下の逆毛

放射線治療における急性期の副作用には、全身的なものと局所的なもの(皮膚や眼への影響)とがある。人においてよく見られる皮膚の副作用には、発赤、色素沈着(いわゆるしみ)、乾燥や皮膚の剥離などがあるといわれており、動物はこれらに加えて脱毛、色素脱失による白色被毛、湿性剥離(表皮が傷害されて浸出液が出る状態)なども見られることがある。

新年が明けて間もなく、ももの眼の下(頬のあたり)の毛皮が逆立っていた。昨日の晩、その部分の皮膚が見えることを発見。逆毛はどうやら皮膚が変化し始め、脱毛の兆候だったようだ。左側が特に丸く地肌が見える(直径6mm程度)。だんだん、顔の皮膚の変化が目立ってきた。

+ + + + +

口角の上にも。
右側、口角の上に10x15mmくらいの幅で、四角く色素の薄い皮膚が見えるのを発見。左側には現状みられない。顔を真正面から見るとわからないが、横の角度から見るとばっさり被毛がなくなっている。

ももの場合、治療終了後2週間が過ぎる頃までに目の周り、鼻の周りに現れ始め、3週間が経過するまでに頬、口角の上にはっきりと脱毛が現れた。目頭の下(縁)やまぶたの上のアイライン、鼻孔の脇など、先に始まった部分は、その後も範囲がわずかずつ拡大している。


本日の体重:3.60kg
昨日の体重:3.55kg

強靭なバネとしなやかさ

快晴。今日のももの様子。お天気がいいと、家の中でじっとしていられないらしい。午前中、外にでるとお向かいの家の裏庭に飛び込んでいった。まるで、飛び込み台からプールに飛び込むような格好をして。そのお宅の裏庭に通じる30cmほどのブロック塀の上の柵と柵の間に、狙いを定めてすばやくジャンプ、後ろ足を蹴って両後脚と長いしっぽが天を舞う。こんな感じで… 

でも長居はせず、じきに戻って来て中庭を歩いている。次に見かけたのは屋根の上。追跡すると、お隣のガレージに飛び移りかさぎを経由して境にある1mほどの高さの塀に移動し、玄関先に着地。午前中、ひとしきり家の周辺を動き回る、病人(猫)には見えない。

屋外に出ると、ももは体の中からエネルギーがみなぎっているように見える。肉食獣の強靭なバネやしなやかさを持ちながら、癒し系でもあるところが、猫のスゴイところ。

+ + + + +

ももの顔の毛皮の状況:
目頭の上下、まぶたの上側、両方の鼻孔の脇(鼻の穴のななめ下付近)、右の口の脇(ひげの後ろ)は5x7mmくらいの大きさ、左側の鼻の脇はまばらに、脱毛が始まっている。でも目頭を除き、地肌が毛色と似通っているのであまり目立たない。見るたびに、わずかながら脱毛の面積が拡大している。いま、ももが快適に呼吸をしていること、そのことが何よりも大切。


本日の体重:3.55kg

腫瘍になる(リンパ腫)

猫や犬の体を守るリンパ器官に存在し、血中にもふだんから出現して免疫をつかさどるリンパ球が悪性腫瘍になる病気がリンパ腫だ。猫は、犬の十倍も、この病気にかかる危険性がある。それは、猫白血病ウイルスのせいである。

・ウイルスや細菌から体を守るリンパ球が悪性腫瘍になると…
猫、犬、人など哺乳動物の体を外部のウイルスや細菌などの「敵=異物」から守る重要な免疫の役割を担っているのが、白血球の一種「リンパ球」である。リンパ器官には、リンパ節(腺)などのリンパ器管と、脾臓や肝臓、腸管などにふくまれるリンパ組織がある。言うまでもなく、カゼをひくと、リンパ節がコリコリにはれたりするのは、その場所で、リンパ球が体内に侵入したカゼのウイルスと闘っているためだ。

その重要な「リンパ球」の遺伝子が何らかの要因で傷つき、細胞が腫瘍化して、リンパ器官内で固まりをつくって分化・増殖する病気が「リンパ腫」あるいは「リンパ肉腫」という悪性腫瘍、つまり、がんの一つである。リンパ腫は猫に多いがんで、十万頭につき、年間二百頭ほどが発症するとみられている。

もっとも、犬の場合も、十万頭につき、年間二十頭(十歳以上なら、年間八十頭)ぐらいが発症し、犬の腫瘍の七~二十四%を占めるといわれるから、決して少なくない。猫が犬の十倍も発症例が多いのは、猫白血病ウイルス(FeLV)との関連性がきわめて高いためである。

・猫に多い胸腺型リンパ腫と消化器型リンパ腫、
犬に多い多中心型リンパ腫

猫がリンパ腫にかかるピークは二つある。その一つが、二、三歳という若い時期、もう一つが、五、六歳以降の老齢期である。若い時期に発症するリンパ腫のほとんどが猫白血病ウイルスによると考えられている。

若い時期のリンパ腫の特徴は、心臓の前方にある胸腺というリンパ器官に発症するのが多いことだ(これを「胸腺型リンパ腫」という)。胸腺が腫瘍化して大きくはれあがると、胸のなかに水がたまり(胸水)、肺を圧迫して、呼吸困難になる。その場合はまず「胸水」を抜いて呼吸機能を回復させ、同時にそれを検査して、リンパ系の悪性腫瘍かどうかチェックする。なお、胸水の要因には、ほかに猫伝染性腹膜炎(FIP)や「膿胸」という、胸に膿のたまる病気がある。
 
老齢期のリンパ腫の特徴は、腸などの消化器官に発症するのが多いことだ(これを「消化器型リンパ腫」という)。こちらも、やはり、その猫が幼少期に猫白血病ウイルスに感染したケースや猫免疫不全型ウイルスに現在も感染しているケースがある。それ以外に、たとえば食餌アレルギーなどで、リンパ球が腸管で過剰に働き腸炎をおこした猫が後年、炎症部位にリンパ腫を発症させることもある。
 
腸管にリンパ腫ができると、腸閉塞を併発することもあるので、要注意である。レントゲン検査などで患部を特定し、すぐに開腹手術して、まず、その腫瘍を取り除くことが先決だ。一方、犬の場合は、首の下や腋(わき)の下、鼠径部(そけいぶ=後足の付け根)など、体表部のリンパ節にリンパ腫ができることが多い(これを「多中心型リンパ腫」という)。このケースなら、ふだんから飼い主が愛犬のケアをよくしていれば、早期発見できる可能性が高い。

・リンパ腫に効果的な化学療法
リンパ腫は、そのまま放置すれば、わずか一、二カ月で死亡する悪性腫瘍である。しかし、適切な化学療法をおこなえば、リンパ腫に効果的で、かなりの期間、生き延びる可能性がある。化学療法とは、いわゆる「抗がん剤」の投与である。具体的な治療法は、それぞれの症状と飼い主の希望にしたがって組み立てられるため、愛猫、愛犬が、もしリンパ腫と診断されれば、希望を失わず、動物病院でじっくりと相談することが大切だ。

一般的な化学療法の経過を記すと、まず、最初、抗がん剤の投与を受け、二、三日、点滴を受けて、薬で死ぬがん細胞から出る異物を体外に排泄。容態が改善したら退院する。以後、週に一度は通院して、血液検査などで副作用の有無、状態をチェックして、つねに副作用を最小限に保ちながら、抗がん剤を投与する。

そのような治療を続け、リンパ腫の固まりが消え、がん細胞の存在が認められない「寛解(かんかい)」の状態になると、「寛解」用の化学療法をおこなっていく。「寛解」とは、わずかのがん細胞が体内にひそんでいる状態で、それに合わせた抗がん剤を一定間隔で投与しつづける必要がある。このように、適切な治療法をおこなえば、生存期間が六カ月延び、さらに六カ月延びて、結果的に愛猫や愛犬が一年、一年半、二年と生き長らえる可能性が高いといえる。

先に述べたように、猫がリンパ腫になる要因の多くが、幼少期に猫白血病ウイルスに感染したためである。生後すぐ、感染した母猫になめられたりしてこの病気に感染した子猫の場合、ほとんど感染・発症するが、離乳期を過ぎると、子猫の抵抗力も強くなり、感染しても、自然治癒する可能性が高くなる(離乳期以降の自然治癒率は約五十%、生後一年以上では約九十%)。

しかし幼少期に猫白血病ウイルスに感染するとウイルスは居すわり、リンパ球の遺伝子異常がおこって、二、三歳でリンパ腫を発症しがちなのである。また、若い時期に発症しなくても、免疫力が低下し、遺伝子異常のおこりやすい老齢期に発症する可能性もある。


※犬猫病気百科 > ねこの病気 > 腫瘍になる(2002/3/15 赤坂動物病院医療ディレクター/日本臨床獣医学フォーラム代表 石田 卓夫先生 監修) より引用しました

「抗がん剤」について

抗がん剤とはがん細胞を死滅させる為に作られた化学療法です。がん細胞を死滅させる為にがん細胞だけを攻撃するのは難しく、正常な細胞にもダメージを与えてしまい、様々な副作用で苦しんでおられる方も少なくありません。

現在の抗がん剤治療は、がんの種類や部位を総合的に判断して複数を組み合わせて投与する治療が主流となっています。ここでは一般的な抗がん剤と効能・副作用について掲載します。


●代謝拮抗剤
効 能:
がん細胞の代謝を阻害する抗がん剤です。がん細胞も成長するためには代謝を円滑にする物質が必要ですがそのような物質に似て非なるものをがん細胞に与えると、間違って取り込み、結果として代謝障害を起こしてしまうという理論を基に開発されました。葉酸、プリン体、ピリミジンを阻害して、主にDNAの生合成を抑制します。但し、がん細胞に特異的に働くわけではありませんので正常細胞の代謝も阻害され、特に造血器や小腸の粘膜細胞がダメージを受けます。一般的に消化器系のガンの治療に利用されています。また、乳がんや高年齢者の白血病等にも応用されます。比較的副作用が少ないのですが、劇的な効果は得られにくいようです。
副作用:
重篤な副作用としては骨髄抑制があります。その結果、感染症や出血が起こることがあります。その他には下痢、口内炎、嘔吐等の消化器症状、肝障害、肺障害、脱毛、皮膚炎、発熱、血糖値異常、頻尿、疲労感が起こることもあります。また、スティーブンス・ジョンソン症候群やライエル症候群の発生報告もあります。

●抗生物質
効 能:
菌類から得られた抗がん剤で、作用的にはがんの細胞膜やDNAの螺旋構造を破壊し、分裂を阻止します。日本人科学者により発見された物が多く、海外でも盛んに利用されています。強い抗がん作用があるとともに、副作用もとても激しいのでほとんどは注射薬として、医師の管理下で使用されます。経口では比較的副作用の少ない薬剤を使用します。慢性白血病、子宮がん、上顎がん、舌がん、口頭がん、胃がん、大腸がん、肺がん、皮膚がん等に利用されます。
副作用:
重篤な副作用としては骨髄抑制が起こります。その結果感染症や出血が起こります。また、アレルギーやショック症状が現れることもあります。その他に嘔吐、下痢、口内炎、心臓障害、皮膚障害、疲労感、内出血等が報告されています。

●アルカロイド
効 能:
植物に含まれるアルカロイドの中には細胞の有糸分裂を阻害する作用を有する物があります。代表的な物はツルニチニチ草のビンプラスチンやビンクリスチン、ポドフィルムのポドフィロトキシン、西洋イチイのタキソールです。また、同様の作用を有し比較的副作用の少ないpodophyllotoxinの新誘導体も利用されています。神経毒、血液毒性が強いので主に注射薬で医師の管理下で用います。内服薬はpodophyllotoxinの新誘導体のエスポシドがあります。小細胞がん、悪性リンパ腫に効果があります。
副作用:
重篤な副作用として骨髄抑制があります。その結果、感染症や出血が起こることがあります。その他に、下痢、口内炎、嘔吐等の消化器障害、うつ錯乱等の精神神経障害、激しい脱毛が知られています。

●ホルモン剤
効 能:
がん細胞の中には成長のためにホルモンが必要な物があります。例えば、乳がんのあるタイプや悪性黒色腫のあるタイプはエストロゲン、前立腺がんではアンドロゲンです。従って、抗がん剤としては、それらのホルモンの作用に拮抗する物となります。また、他の種類の抗がん剤との複合剤もあります。主に乳がんや前立腺がんに用いられますが、子宮がんや悪性黒色腫、腎臓がんにも応用されます。
副作用:
もともと生体内に存在する物質なので一般の抗がん剤のような激しい副作用はありませんが、それでも血栓静脈炎、消化器障害、肝障害、視力障害、造血器障害、腎障害、肺障害、また、ホルモンバランス異常による自律神経失調症状としてのめまい、ほてり、頭痛、むくみ、疲労感、発汗、あるいは骨粗しょう症、インポテンツ、女性化乳房、うつ、性欲亢進、性器出血、肥満、高脂血症等も現れることがあります。また、抗凝固剤のワーファリンとの相互作用で出血傾向が認められています。

※がん治療Navi より引用しました

乳がんとは

日本人の女性で乳がんにかかる人は年々増加しており、現在、女性では胃がんを抜いて最も頻度の高いがんです。毎年約3万人の女性が乳がんにかかります。

大人の女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に15~20個並んでいます。それぞれの乳腺は小葉に分かれ、小葉は乳管という管でつながっています。乳がんの約90%はこの乳管から発生し、乳管がんと呼ばれます。小葉から発生する乳がんが約5~10%あり、小葉がんと呼ばれます。乳管がん、小葉がんは、乳がん組織を顕微鏡で検査(病理学的検査)すると区別できます。この他に特殊な型の乳がんがありますが、あまり多いものではありません。男性も乳がんになることがありますが、女性の1/100ぐらいの発生率で50~60歳に最も多くみられます。

がんにかかりやすい人を「リスクの高い人」といいます。母親や姉妹に乳がんになった人がいる場合は、乳がんのリスクが少し高くなります。カロリーの高い食事、脂肪の多い食事をよくとる肥満ぎみの女性や、初潮年齢の若い人、閉経年齢の遅い人、子供の数が少ない人や子供のいない人、最初の出産年齢が遅い人もリスクが高いといわれています。また、乳がんで手術を受けた人のうち、100人に2~3人の人は反対側の乳房にもがんのできることがあり、特に母親や姉妹に乳がんの既往がある場合はそのリスクは大きくなります。

乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期から乳腺組織からこぼれ落ち、リンパや血液の流れに乗って乳腺から離れた臓器(肺、肝臓、骨など)に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。これらの微小な転移巣が大きくなると症状が出たり、検査で検出されたりするようになり「遠隔転移」と呼ばれます。例えば、肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」と呼び、肺にあってもその性質は乳がんであり、もともと肺から発生する「肺がん」とは異なります。

このように遠隔転移を有する乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。乳房にがんが見つかった時点ですでに遠隔転移を有する場合と区別して、手術などの初期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼びます。再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発することを「局所再発」と呼びます。また、がんが皮膚や胸壁におよんでいるためそのままでは手術ができない乳がんは「局所進行乳がん」と呼びます。


※がん治療Navi より引用しました

転移がんとは

がん細胞は、発生した本来の部位(原発巣)に止まらず、血液やリンパ液に乗っていろいろな臓器に飛び火していきます。これを転移といいます。転移には4つのルートがあります。

1.「血行性転移」
血管を介して全身に転移します。がんの発生する部位によって、血行性に転移を起こしやすい部位(転移好発部位)というのがあります。

2.「リンパ行性転移」
リンパ管を介して転移します。がんが発生した部位に応じて転移しやすいリンパ節が想定可能なため、手術の際は所属リンパ節も同時に切除(リンパ節郭清)する場合が多くあります。

3.「播種性転移」
がんが胃壁や肺の胸膜などを突き抜けて、腹腔や胸腔などの臓器の隙間に直接ばら撒かれ転移します。

4.「接触性転移」
がん細胞が隣接している臓器に運ばれて増殖します。


※がん治療Navi より引用しました

Appendix

RSSフィード

Extra

最近の記事

カレンダー

12 | 2007/01 | 02
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

参加ブログランキング

にほんブログ村 猫ブログへ
ブログ村 猫ブログ
FC2ブログランキング 猫ブログへ

FC2 ブログ★ランキング

人気Blogランキングへ

人気Blogランキング

人気ブログランキング - ももの時間

タグ


ももの時間
ももの時間・バナー

トラックワード

おすすめ商品






リンク先:バッチフラワーレメディ
バッチ フラワーレメディ


猫砂 キャットフード キャットタワー 猫グッズなど猫ちゃんのための専門店。6年連続で楽天市場 Shop of the Yearのジャンル賞を受賞!

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

Thank you for your visiting for my blog!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。