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タンパク質の摂取

猫は真性肉食獣、どれくらいを目安に、食餌の中でタンパク質を摂ればいいのでしょうか?タンパク質の摂取について、次のように書かれています。

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前記の分析基準に異を唱える意見もあります。獣医師 Gloria Dadd によると、多くのホリスティックな立場をとる獣医師がイヌ・ネコ双方ともタンパク質と脂肪が60-63%、炭水化物が23%の食餌を推奨しているといいます。私が個人的に1992年8月27日にDadd 獣医師からもらった手紙にはこう書かれています。

(Dadd 獣医師より著者宛の手紙)
タンパク質の割合をもっと高めて炭水化物の割合を減らしたほうが、肉食動物にとっては理想的な食餌になると思われます。飼っているイヌやネコが十分なタンパク質を摂取しているかどうかを知るには、筋肉を触ってみるのもひとつの方法です。硬いか、それともふにゃっと柔らかいかを調べるのです。

または、胴体部分のどこかの被毛を1センチ四方ほど剃り、毛が伸びて元通りになるまでどれくらい時間がかかるかを観察します。食餌にタンパク質が十分含まれていれば数日のうちに毛が伸び始め、長毛種では1-2週間のうちに元に戻るはずです。私の経験からすると、タンパク質が20%しか含まれていない食餌では数ヶ月もかかります。


市販されているペットフードでタンパク質を多く含む製品があったとしても、タンパク質の質が悪かったり、化学物質や毒性のある物質を多量に含んでいたりすると、老齢のイヌやネコでは腎臓疾患を引き起こす可能性があります。高品質の食餌ならば大丈夫でしょう。

私は、25%のタンパク質と15%の脂肪を含む保存料無添加のドライ・タイプドッグフード(Nature's Pecipte Puppy, High Performance Formula) を与えていますが、前記のタンパク質が十分足りているときと同様の様子をみせています。被毛の伸びも早いようです。(以下、省略)

ペットフードを買う場合は医師Pitcairn の基準表を参考に、ネコには平均40%のタンパク質、32%の脂肪、22%の炭水化物、6%の灰分が含まれたものを選んでやりましょう。イヌには、平均で22%のタンパク質、17%の脂肪、53%の炭水化物、8%の灰分を含んだドッグフードを選びます*。ただし、タンパク質の割合が高すぎると老齢の動物は腎臓疾患を起こします。(以下、省略)


* Richard Pitcairn 「Pitcairn's Complete Guide to Natural Health for Dogs and Cats」

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『犬と猫のための自然療法』(ダイアン・スタイン著、鈴木宏子 訳 フレグランスジャーナル社)p67-68より引用しました

編集部注)
本書は、著者による米国での事情を述べたものであり、日本国内でのペットフード事情とは異なります。動物の体調によっては、適した市販のペットフードを与えるほうがよい場合もありますので、獣医およびトレーナーへご相談ください。


*前記の分析基準とは?
ネコに必要な栄養素:
35% タンパク質
30% 脂肪
35% 炭水化物

イヌに必要な栄養素:
20% タンパク質
20% 脂肪
60% 炭水化物
(Joan Harper, The Healthy Cat and Dog Cookbookによる)

*獣医師 Gloria Dadd が推奨する必要な栄養素の割合(イヌ&ネコに共通)
タンパク質と脂肪 60-63%
炭水化物  23%

*Dr. Pitcairnの基準表による必要な栄養素の割合
ネコ:
40% タンパク質
32% 脂肪
22% 炭水化物
6%  灰分

イヌ:
22% タンパク質
17% 脂肪
53% 炭水化物
8%  灰分
( Richard Pitcairn Pitcairn's Complete Guide to Natural Health for Dogs and Catsによる)


ネコの場合、ピトケアン博士の推奨するタンパク質の割合がもっとも高くなっています。これは博士が生肉を与えることを推奨していることにも関係しているものと思われます。いずれにせよ、猫は良質なタンパク質の摂取が必要な生き物であることがわかります。

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MRI

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MRIは、Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像診断)の略です。MRIはX線検査やCTとは異なり、放射線を使いません。動物の体を構成している分子の原子核から発生する信号をコンピューターで処理する装置で、体内の状態を画像として映し出し、CTでは見えなかった部分も見ることができます。特に脳や脊髄の検査に適しており、脳内の血流の悪い部分や動脈瘤などの診断も可能です。

MRI装置には非常に強い磁場が発生しています。肩こりなどに貼る磁気絆創膏は1000ガウス前後ですが、MRI装置は10倍の、10,000ガウスという非常に強い磁場が発生しています。このため、MRI検査は放射線被爆の心配がないという利点はありますが、ペースメーカーをつけていたり、ステントや骨折治療用の金属が体内に入っている場合は受けることができません。また、カード類や時計などもMRI装置のそばに置くと使えなくなります。


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『ペットががんになった時―診断・治療から看取りまで』(鷲巣 月美 編 三省堂)p37-p38より引用しました

寛解とは

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寛解とは、病気の症状が軽減またはほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態と定義されています。また、寛解の中にも、完全寛解と部分寛解とがあります。完全寛解とは、臨床上、またはX線上で完全にがんが消失した場合、部分寛解とは50%以上腫瘍の縮小が見られる場合とされています。

しかしながら、実際には検出できない細胞レベルでの微細な転移や、わずかな残存がん細胞があることがほとんどで、多くの場合、寛解期間を経た後、再発(再燃とも言う)というかたちで再びがんが現れます。一般に「治る」ということは、がんが消失し2度と再発しなことを指し、「根治」あるいは「治癒」という言葉で表現されます。したがって、寛解(完全寛解および部分寛解)と根治あるいは治癒は異なります。

動物のがんの中でも、リンパ腫は抗がん剤治療により、部分寛解あるいは完全寛解まで誘導できる数少ないがんのひとつです。


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※『ペットががんになった時―診断・治療から看取りまで』(鷲巣 月美 編 三省堂)p43-p44より引用しました

キャットフードの栄養価 - USの場合 -

残飯よりも専用に調整された飼料の方がペットのためだというのは周知のことである。たまに残飯を与えるのは構わないが、過剰にあてがうとペットの栄養バランスが崩れる。"complete and balanced"と書かれたキャットフードを購入することがペットにとって栄養的に望ましい。

"complete and balanced" と表示するには、分析試験または飼育試験の結果が全米飼料検査官協会 (en:Association of American Feed Control Officials, AAFCO) の基準を満たす必要がある。AAFCOの猫栄養専門分科会 (Feline Nutrition Expert (FNE) Subcommittee have) は新しい栄養成分の基準を発表した。この基準は1992年に決まり、その後1995年に研究成果を反映させて改訂された。

これまでAAFCOが認める権威としてNational Research Council (NRC) が勧告を行ってきたが、AAFCOの栄養基準はこれに代わるものである。"complete and balanced" と表示された飼料は、AAFCOの栄養成分の基準に基づいて、定められた全ての栄養素の量が一定量(範囲)含まれなければならない。分科会は現在の猫の栄養に関する情報を考慮し、それらの範囲を決定した。栄養素の比率は、キャットフードメーカが飼料を生産する際の情報として活用できるように定められている。

現在の基準は、栄養価にライフステージによって成長・出産期向け、成猫の健康維持向けのふたつを定めている。このため成猫向け飼料ではいくつかの栄養素が減らされており、過剰摂取を防ぐことができる。また、いくつかの栄養素については、最初から最大摂取量を守るよう躾ける必要がある。栄養失調より栄養過剰が今日のペットフードの多くに共通する問題になっているからである。

飼育試験のプロトコルも改訂された。このような改善の結果、AAFCOの栄養基準または飼育試験の合格ラベルがある場合、"complete and balanced" という記載はさらに信用できるようになり消費者のためになった。これ以外のシールや宣伝文句、他の機関を名乗った証明などは安全性を増すものではなく、消費者を惑わすものとなりうる。

(訳註: 日本では、"complete and balanced" にあたるものは「総合栄養食」であり、(他の動物ではなく)猫用の飼料であることともに、次のように表示される

「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」ないしは、「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」

ペットフード公正取引協議会の基準はAAFCOと同様である。ペットフード工業会のサイトを参照されたい) (以下、省略)

(出典:David A. Dzanis, D.V.M., Ph.D., DACVN Division of Animal Feeds, Center for Veterinary Medicine. (November 1997). "SELECTING NUTRITIOUS PET FOODS" INFORMATION FOR CONSUMERS. Food and Drug Administration - Center for Veterinary Medicine. )

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました


ペットフード工業会HP
AAFCO
Food and Drug Administration - Center for Veterinary Medicine

キャットフードの形態

市販のキャットフードは固形飼料(ドライフード)または缶入り(猫缶)であることがおおい。猫缶類似の成分をパウチに入れたブランドもある。もっともパウチは猫のおやつとして用いられることの方が一般的である。生の飼料を冷凍して販売しているメーカもある。パイ状、メダル状に分割して、あるいは飼い主が自分で分割できるように大きなブロックのまま販売される。

固形飼料はそのまま袋詰めにされ販売される。その状態で長期間保存できる(数ヶ月、あるいは数年も)。猫缶はもっと小分けにして販売される。3、5.5、13オンス缶が一般的である。冷凍飼料はポンドいくらで販売される。

熱烈なキャット愛好家や獣医師はできるだけ猫缶、自家製飼料、生飼料を増やすべきで、全てをこれらにしてもいいと推奨している。これらの飼料が水を多く含んでいることが理由の一つである。固形飼料と水で育てられた猫より健康に良い量の水を摂取できると考えられるからである。またこれらの飼料は総じて穀物他の炭水化物の量が少ない。固形飼料に比べ猫缶や生飼料の組成の方が猫の自然な食餌に近い。固形飼料の利点は長持ちすることと安価であることである。

猫缶、自家製飼料、生飼料を用いると、猫の下部尿路疾患、糖尿病、慢性腎不全、便秘(時として巨大結腸をひきおこす)、肥満等がはっきりと減少すると一般的に考えられている。多くの飼い主が、猫缶主体で飼育した場合に起りやすいかもしれないとされる歯科上の問題よりも、これらの方が明らかに問題であると考えている。

固形飼料を主食とすることを勧める獣医師らもいる。固形飼料は噛み砕く必要があり、その際歯石がとれるためである。しかし、近年この利点はあまり評価されていない。また、獣医師によっては、猫缶、特に魚味のものやプルトップの缶に入ったものは、甲状腺機能亢進症と関連があると信じられている。自家製飼料は、固形飼料や猫缶よりも口腔内の健康に幾分益があると思われるが、口腔内の健康の面では、歯ブラシや獣医師による清掃には及ばない。

固形飼料は便利かつ安価なため、飼い主はしばしばこちらを好む。価格の差は明らかであり、その上数日間も放置し猫に自由に食べさせることもできる。一方猫缶や生飼料は数時間で痛んだり不味くなったりする。

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました

キャットフードの原料

一般的なブランドの多くが食品産業の廃材を用いている。猫の専門家の中には、過剰に処理され固形となっていることと並んでこの点が猫の年齢に関係した病気の元になっていると主張する人がいる。加えて、一般的なブランドの多くが基本的に穀物ベースであり、しばしば大量のトウモロコシや米を含み、これに肉類と必須ビタミン類を添加している。またしばしば「動物消化物 animal digest」即ち様々な動物の肉から抽出した調味料をふんだんに含んでいる。

それほど有名でないペット飼料メーカは、もっと「自然な」製法を用いることがある。穀物や副産物類の含有率が低い。中には、Innova EVOのように穀物を全く含まないブランドも若干ある。自然派ブランドはしばしば人間が食べる場合に近いやりかたで肉を切っていると主張し、「人間グレード」と称している。この種のブランドの多くは栄養を猫の自然な食事に合せるため、生の材料から作られている。それらのブランドは一般的に、生肉に内臓、粉砕骨、ある種の生の植物、補助栄養素を加えている。

飼い主の多くは自家製の飼料を与えている。調理済みの肉や生肉、粉砕骨、野菜ピューレに添加物としてタウリン、その他ビタミン剤を加えている。本来、猫は生肉に含まれる多くの細菌に対して抵抗力があるが、肉には寄生虫その他病原体が含まれることがあり、そのため一旦凍結させてから用いることがある(訳注: 寄生虫の成体、卵は冷凍によって破壊される)。

添加するビタミン剤として、人間用のものを用いる場合と、猫専用のものを用いる場合とがある。獣医師は自家製飼料に消化酵素を添加することを勧める場合がある。このような自家製飼料に類似した生食を、パッケージにして販売する業者もある。パック入り飼料は冷凍保存し、必要な部分だけ解凍して与えるのが普通である。

何年も前から菜食主義キャットフードが販売されている。これは主に菜食主義者である飼い主をターゲットにしたものである。菜食主義キャットフードに対してはほとんどの獣医師が反対している。猫は偏った肉食動物であり、肉からでないと十分な量を摂取できない栄養素を必要としているからである。

そのような栄養素の中には、タウリン、アラキドン酸、ビタミンA、ビタミンB12、ナイアシンが含まれる。これらは植物性材料からは十分得られない。もっとも、猫はこれらの多くを合成することはできる。これらを適切に添加したとしても、多くの菜食主義キャットフードには他の問題もある。

尿が酸性になる問題は肉ベースの飼料では起りにくい。若干のメーカはAAFCOのキャットフード栄養組成基準 AAFCO's Cat Food Nutrient Profile に合格しているというラベルを貼っているが、それ以外のメーカは製品単独で用いることを勧めず、他のものを足す必要があるとしている。この指示に従わず後者を総合栄養食だと思い込んで、愛猫を栄養失調にした経験を持つ飼い主も多い。


※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました

キャットフードとは

キャットフード は工業的に生産された猫用飼料である。猫の飼育に適した組成が工夫されている。

本来肉食性である猫はタウリンなど必須栄養素が多い。市販のキャットフードはそれらを含んでおり、その他のペット用の飼料は主食として猫に適さない。

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しました


(ご参考)
もっと知りたい!ペットフードのこと ペットフード大研究
・猫の栄養と食事 > ペットフードの添加物
・猫の栄養と食事 > AAFCOの養分基準

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Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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