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治療方針の確認

初診日、主治医の先生から腫瘍の治療について、「鼻腔内腫瘍の放射線治療について」(A4サイズ、2枚)というプリントを渡され説明を聞く。これは、治療方針に関する双方の認識を一致させ、治療プランを明確にするためのもの。

その前に、主治医の先生について。年間80症例にのぼる動物に対する放射線治療を行う、いわばスペシャリスト。説明に一部のよどみもなく、必要なことだけを明確に話してくれる。20分程度の説明だったが、これまでわからないことだらけだった治療の方向性がつかめ、安心した。不安が消えるのを感じた。あとは治療に臨むだけ。

術後の平均余命は2年。放射線治療を受けた猫のグループと受けない猫のグループとを比べた統計上の数値。その他の猫のグループは余命半年だという。発症する年齢が10歳前後だとすれば、平均値がこれくらいに落ち着くのは、わかる気がする。平均値とはそういう性格をもつ数字だから。ただ、4倍生きられる!そう思った。本人(猫)に生きる力があれば、それ以上、生きられるだろう。

ももが、この病院で治療を受けられることを幸せだと感じた。全国に3ヶ所しかない放射線治療設備が完備する医療施設で治療を受けられること、多数の類似する症例に対する治療経験を持つ主治医の先生に診てもらえること、これが恵まれていることでなかったら何だろう。


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治療計画

「鼻腔内腫瘍の放射線治療について」

動物名: もも ちゃん
組織診断名: リンパ腫

(*:ももが該当する箇所にマーク)
鼻腔内腫瘍の分類
 腫瘍が鼻腔の中だけに存在: 外科・外科+放射線
 腫瘍が副鼻腔に存在:
 腫瘍が鼻と脳の中に存在: 放射線
*鼻腔内リンパ腫: 放射線・抗がん剤

外科療法 (省略)
化学療法(抗がん剤
放射線治療法
 目的: 延命
 特徴: 無治療・外科手術単独よりも平均生存期間の延長が見られる。
 方法: 治療計画用CT検査(必要に際して同時にMRI検査も)
 ↓
 放射線治療①週1回照射を4~6回実施   *4回実施予定
         ②週5回照射を16~20回実施
 ↓
 治療後MRI検査   *2ヵ月後に実施予定

 効果: 腫瘍を小さくする。(効果が出始めるまでの期間は個体差があります)

副作用: 治療中もしくは終了後、照射部位に次のような副作用がみられることがあります。
皮膚…治療終了後2ヶ月以内
□脱毛(再び生えてくるか、または白い毛が生えてくることがあります。)
□シミ(治らないことが多いと思われます。)
□ただれ

…治療終了後、2-3ヶ月以内
□ドライアイ
□角膜縁  涙の量が減るため、毎日点眼薬をさす必要があります。
□結膜炎
治療終了1年後くらい
□白内障  外科手術による治療ができることもあります。

…鼻づまり・鼻血 
放射線で細胞が壊されるため、一時的に鼻づまりが強く出たり、鼻血がより強く見られることがあります。

血液…白血球減少
リンパ腫の治療では、使用する薬剤によっては白血球の減少が見られる場合があります。

…口内炎
口内炎の治療には痛み止めの薬を用いますが、餌が摂れなくなる場合に備えて、食道チューブをあらかじめ設置しておくこともできます。☆食道チューブの設置

その他

麻酔について
放射線治療およびCT・MRI検査は、毎回、全身麻酔下で行います。そのため、外科手術と同様に麻酔による危険性を伴います。

H18年11月30日


はじめに

2ヶ月ほど前、しばらくくしゃみをするようになったと思ったら、右の鼻からやや透き通った血膿が出始めました。それから半月後には右鼻の穴をふさぐほどの腫瘍が、目で見えるくらいに盛り上がってきました。それから間もなく、腫瘍を切除、同時に行った腫瘍組織の病理検査により、リンパ腫(悪性)と診断されました。

このとき初めて、命は限りあるものだっていうことが、はっきりと実感できました。もし治療を施さない場合は余命半年だそうです。

猫の名前は「もも」。ももは、体が細く長くその体と同じくらいに長くてまっすぐなしっぽをもつ、やや大柄の猫です。性質はおだやか、おとなしくて孤独を好むタイプ。きっと彼女の母親猫も、スリムでクールな猫だったのでしょう。

我が家に来たのは1997年6月、2週目の土曜日。生後2が月ほどの子猫でした。2日目からは、まるでずっとそこにいたように家の中を走り回りはじめました。足裏の“まめ”(肉球のこと)を“パカパカ”いわせて、廊下をちょんちょん跳ねながら、ひたすら走っていました。

神様にもらった、新品の体と猫のもつ天性のバネ(運動能力の高さ)をまるで楽しんでいるかのようでした。来年は10周年、腫瘍が消えて治療からも開放されて、元気になっているといいなと願っています。

来週から放射線照射治療がはじまります。家族がもつ素朴な疑問、本人(猫)の治療期間の様子について記録していきます。

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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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