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血液検査 -甲状腺のお薬3週間服用後

本日の予定:
血液検査
*チアマゾール3週間服用後

ブルブルふるえる
先月末からずっと忙しくて、1週間余計にお薬を出していただきやっとF動物病院へ血液検査に行きました。今日のももはやや緊張気味。診察台にのると体がブルブル震えていました。こんな状態になるのはは1年以上ぶり。レスキューを使い始めてから落ち着いて“箱座り”していたので。先々月なんて、かかりつけの先生の手にスリスリしていました。

思い当たるのは、寒さ? 車の中ではキャリーのまわりにひざ掛けを巻いていたし…。話しかけながら病院まできたし…。もしかしたら、このあとどのようなことが身に起こるのか、ももにはわかていたのかもしれません…。

体重増加
『どうですか? 元気はありますか?』 『お水はよく飲みますか?』 ももは比較的よくお水を飲む方で、多いといえば多くそれが日常化しています。でも1日中というわけでもなく、ごはんの前後よくお水を飲む姿を見かけます。多少、歯の痛みはありますがどうにかごはんを食べることができました。体重は微増で、3.20kg(前回は3.02kg)。

『体重増えましたね。体も少しふっくらしてきましたね』「そうなんです、おかげさまで体重が増えました。時々特に朝、痛がって途中で食べるのをやめてしまうこともあるんですけど、夜はだいたい最後まで、痛がらずによく食べられました」『最近何か変わったことはありませんか?』 「元気もあるし食欲もありますが、ここのところ4~5日夜鳴きをしています。それまではおとなしく夜寝ていたのですが…」

甲状腺ホルモンのほかにGPTもだし、腎臓関連の数値も確認した方がいいということで血液検査はフルセットで実施することになりました。そのため、採血は2回。1回目の途中からぐずりはじめ、2回目はとうとう“ウ~ぅ~~”とうなり始めました。採血は後脚の動脈からで、採血後少しの間ももは後ろ脚を押さえられたままの体勢に。動物看護師さんが止血を確認してから終了となりました。

GPT、下がる!!
GPTが見事に低下しました やはり、甲状腺の影響だったようです。『肝臓の数値が下がりましたね。ホルモンの影響がなくなって、だいぶ本人も楽になっていると思います』

腎臓も数値上異常がありませんが甲状腺ホルモンによってカモフラージュされている可能性もあるそうです。その他の数値に問題なく、おそらくT4+fT4の検査値についても歯の処置には問題がないだろうとのことでした。来週、甲状腺ホルモンの結果を待って、スケーリング(歯根に病巣がなければ)または抜歯予定。


<血液検査結果> 2009/12/6

検査項目    検査値   単位
WBC        112   10 2乗/ul
RBC        794   10 2乗/ul
HGB        12.0   g/dl
HCT        35.6   %
MCV        44.8 fl               
MCH        15.1  pg
MCHC        33.7 g/dl
PLT        31.3 10 4乗/ul

Na 152
K 4.4
Cl 125

1 Glu       83  mg/dl
2 T-Cho      147  mg/dl 
3 BUN       17  mg/dl
4 T-Bil  UNDER  0.2 mg/dl
5 GOT       28  lU/L 
6 GPT       157 lU/L 
7 Cre       1.5  mg/dl
8 ALP   UNDER  130  lU/L  
9 Alb 2.9 g/dl

(検査日:2009/12/6 F動物病院)


(※ご参考)血液検査値 2009/10/20 
*肝臓関連数値のみ
GOT        <45 IU/l     84 ← 78(前回)
GPT        <86 IU/l     464 ← 457(前回)
ALP        <151 IU/l     110 ← 72 (前回)
GGT         0-4 IU/l     10以下

単位:
* 10 x 4乗/μl


本日の体重:3.20kg

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甲状腺亢進症内科療法

チアマゾールは、十分に効果が実証されているお薬で、容量を加減することで症状をコントロールしていくようです。2年以上継続服用する場合は、T4が正常値下限を維持できるような容量を服用するのだそうです。

+ + +

治療法は2つある。最良の方法は甲状腺切除術と言われる。
一般的なのは、ホルモンの量を抑える薬剤を与える方法が選択されています。適正なやり方をすれば、薬剤を与えるだけでホルモンの量が正常値を保ち、症状の悪化をくい止めることができます。

もっとも、毎日、ネコに薬を飲ませることが大切で、薬の服用を止めれば、またホルモンの量が増加し、症状が悪化します。飼い主の日々の努力が求められます。よくなると自己判断で薬をやめてしまうオーナーが多く、治療する獣医師の悩みの種である。
しかし個体差によるが2年間位が薬で維持する限界といわれている。別の研究者はもう少し可能であることを主張する方もいます。

最良の方法は外科的に甲状腺切除術と言われている。しかし他にも腎臓をはじめ、悪いところがあると、手術に踏み切れない症例もある。また再発例として甲状腺を切除した場合でも、体のどこかに新たに<甲状腺>を作ってしまう異所甲状腺症が何%か発生する。

1.甲状腺亢進症内科療法
イギリスではカルバゾール・アメリカではメチマゾール・日本ではチアマゾールと言った治療薬がある。日本の獣医師が手に入るチアマゾールはメチマゾールとは化学記号が一つ違うだけで投与量は同じで良い。アメリカのデーターが使用できる。

チアマゾール 猫・10-15mg/h/day、po
ホルモン合成阻害 。2~3週で下降。 3ヶ月モニター。2週間でCBC。T4の値を診て2.5mgずつ増減する。最大30mg/h/day、poで殆ど反応投与には副作用を伴うこともあるが、表1)この薬剤は十分に許容され、治療の継続とともになくなることが多い。

しかし個体差によるが2年間位が限界で、その後続けると再び副作用がでやすくなる。T4を正常値下限に保つ最小用量を探す。通常T3は正常値のままで良い。2.5~5mgずつ下げて、2週間毎に評価する。多くの個体は7.5~10mg/dayで維持可能です。

メチマゾールのデーターでは半減期は2.5~5時間なので、必ず1日2回の投与が必要です。また96%の猫に効果が認められいます。

表1)副作用は軽度のものは2~3週間で発現。食欲不振。嘔吐。元気消失。消化器症状。肝毒性。血小板減少。白血球減少。抗核抗体陽性

チアマゾール・他の研究者の報告猫・1.25-2.5mg/h、bid,po 1tab=5mg
1)1.25mg/h、bid,po
2)1.25ー2.5mg/h、bid,po
3)2.5mg/h、bid,po
4)3.75mg/h、bid,po 3~7日で副作用をみながら段階的にあげてゆく。1日量は1-1.5錠で維持可能。最初から多いと黄疸、肝障害がおこる事がある。
腎機能が悪いときは低用量からチアマゾールを始める必要がある。

※以下省略

参考資料
1・小動物レクチャーシリーズ 甲状腺  石田 卓夫 湘南臨床研究会03
2・内分泌疾患             左向    川崎市獣医師会01
3・小動物内科学全書
4・LLL-seminer no14

オダガワ動物病院HP > 猫の診療カルテ > 猫に多い病気より一部を引用しました

甲状腺のお薬、服用開始

今週月曜日、甲状腺ホルモンの検査結果が出てお薬を出してもらいました。少なくとも2週間服用、その後再度T4およびfT4の検査をしてから(結果が出るまで1週間)抜歯となります。

以下は、F先生のお話。
副作用としては、元気がなくなり食欲が低下することもあるとのこと。しかしこの病気の性質からすると、ホルモン分泌や代謝機能が亢進しているので低下した状態がふつうの状態でもあるともいえる。まれにGPTが上昇することもある。ほかに白血球減少、血小板減少の可能性あり。もし、服用によってあまりにも状態が良くないようであれば別途相談ということになりました。

甲状腺機能亢進症について。
きちんと薬でコントロールすべきであり、またそれが可能な疾病。F動物病院の多くのわんこ+猫さんたちがお薬によって状態を管理しているそうです。

もっとも心配事は歯の痛みによって、ごはんが食べられなくなること。しかし基本的に消炎剤は毎日服用しないほうがいいとのことで、6日分だけ処方していただきました。

3日後のももの様子。
食欲あり 本日はアニモンダ・プチを1缶、カントリーロード・トラウト&コッド(昨日の残り)1/4パック、そのほかにあじの水煮(大さじ2くらい)、お刺身2切れを食べました。歯の痛みは午後~夜にかけてはどうにか収まっており、ごはんに影響が出なくて済みました。ももが自主的にキッチンの自分のお皿の前にやってくる回数が増えました!

猫缶もgood!プチはプリプリしているので、つるつる口の中へ入っていくようにみえます。ももの様子からわかったのですが、ねっとりした水分の多い猫缶(水分80%以上)は歯の痛みには不向きで、プチやストラバイトケアのようなツルツルした食感、または水分の少な目なウェットフード(水分60%程度)でなおかつももの好きな味だと、痛みがあっても比較的食べることができます。

処方されたお薬:
チアマゾール(14日分)朝・夕2回服用
エヌセイド(6日分)*毎日は服用しないこと。


----------------------
甲状腺ホルモン検査結果
----------------------
サイロキシン(T4):8.7 (0.5-3.0)
有機サイロキシン(fT4):128.7以上(15.4-55.3)

*( )は正常値
(検査日:2009/11/9)

抜歯、延期。

11月に入り、歯の痛み(または歯ぐきの痛み)により、かなりごはんの量が減っていました。だましだまし回数を分けて給餌していました。

歯頸部吸収病巣?
先週末、ももが洗面所でお水のボールから水を飲もうとして、水面に舌をつけた途端40~50cm小走りで走り出すのを目撃。これはだめだと思い、F先生に診ていただくことにしました。

昨年はごはん、お水、最後には口に何も入れなくても痛がって前脚で宙をかくようになり絶食状態となり、最後はうなり声を上げて走り出すようになりました。歯頸部吸収病巣の痛み、苦痛はこのようなものでした。現状、ここまではいっていませんが、もう時間の問題(のような気がします)。F病院の受付の方たちはみなさん親切で、状況を説明すると処置の時間を確保、予約をとってくださいました。

GPTと甲状腺
F先生に最後に見ていただいたのは昨年12月。一年ぶりの受診です。
これまではいつも週末の午前だったので、品評会ができるくらいいろいろな種類のわんこたちが来ていましたが、平日の朝は動物たちもまばらでした。

血液検査の結果、GPTが222でした。
10/20の検査結果より半減していますが、同じタイプの計測器を用いて測定しており数値が半分になったと捉えていいそうです。なにが奏功したのか?わかりませんが、もものGPTは低下したようです。10/20以降、それまでにやっていなかったとといえば、ティートリーの耳用クリーナーを2~3日置きに両耳に2~3滴つけていることくらい。ステロイドを使用した時期とも重なりますが、点眼薬だし…

GPTが高いため、処置は延期となりました。はじめ肝臓の保護剤を1週間程度服用して、再度検査→処置という流れになるものと思われましたが、F先生が甲状腺機能亢進をちゃんと治療してGPTを下げてから、歯の処置をすることを提案してくださいました。

甲状腺ホルモンはきちんとコントロールすべきだそうです。現状でもかなり体に負担がかかっており、放置すると体のさまざまな臓器に影響が出てくるのだそうです。また、薬でコントロールできる病気であり、F病院の多くのワンコ+猫さんたちも薬によって数値を下げ状態を管理しているのだそうです。ちゃんとした治療を望んでいたので改めて甲状腺の検査をしてお薬を出していただくことにしました。2週間程度服用後に抜歯(歯頸部吸収病巣の場合は)予定。

ふたたび、採血
そのため、ももはもう1度キャリーから出て、本日2度目の採血となりました…。

本日の診療内容等:
血液検査
X線
甲状腺ホルモン検査(T4、fT4)

お薬:
痛み止め・エヌセイド(6日分)*水薬


本日の体重:3.00kg

改めて、甲状腺について

もう一度、ももの状態を把握するために、獣医師さんの書かれた内容を確認しました。

+ + +

甲状腺機能亢進症とは
甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンの過剰により多臓器に傷害をだす疾患です。猫に多い疾患です。この疾患は人で言うバセドー氏病です。人のバセドー氏病は若齢でおきますが猫は高齢になってでる傾向があります。

大多数の猫の甲状腺機能亢進状態は、ゆっくり進行します。また、食欲が良好に維持され、年齢の割には活発(あるいは過度に活動的)なため、ほとんどの飼い主は病気に気が付かないことが多くみられます。そのため病院に連れて行かなかったので症例が少ないと考えられています。

また最近の獣医師は甲状腺ホルモンを測る方が多くなりましたが、以前は殆ど測られていなかった事情もあります。10歳以上の猫では3割位の猫がこの疾患にかかっているのでは?と報告している獣医師もいます。愛猫が元気でも、以下にあてはまる症状があったらぜひ動物病院にご相談下さい。

どのような場合動物病院へ?自宅で観察される症状
・うちのネコ、年寄りなのに急に元気になった。よく食べる。
・たしか避妊・去勢をしていたはずなのに、年を取ってから発情しはじめたように興奮する。
・10歳以上の年老いたネコが、なぜか眼がぎらつき、呆れるほどに動きが活発になってきた。
・なぜか食欲が増してきて、ガツガツ食べる。しかし体重はかえって減ってきた。
・このごろ妙に飼い主の体にまとわりつく。毛がところどころ抜けてまだらになった。でも皮膚の状態は悪くない…

よく食べるにもかかわらず猫が痩せてきたり、最近少し性格が変わったかな?と思ったら、甲状腺機能亢進症を疑うべきである。高齢猫で健康診断をするなら、ぜひ甲状腺ホルモンを測定してもらって下さい。

このような状態が甲状腺亢進症で起きていたならば、放置すると猫は短命に終わります。甲状腺機能亢進症は多臓器に傷害をだします。突然死もあります。また心臓に障害が及んだ場合は不可逆的です。診断は比較的簡単です。必ず動物病院を訪れましょう。

甲状腺機能亢進症の歴史
1980年頃からニューヨークを中心に増加した疾患です。原因は不明とされています。アメリカでは1970年ごろからキャットフードを食べさせる週間ができました。これらのキャットフード飼育猫が10歳になっておきた病気なので、餌が考えられました。

しかし餌が改善された現在でもおきています。またニューヨーク、シカゴなど都会での発生が多いせいか大気汚染、毒物説、甲状腺誘発物質説など様々な説があります。アメリカの風土病という風評もありましたが、日本でも平成4年、大阪で初めて発見され、学会に報告されました。以後、各地で多数の症例が認められるようになりました。

年齢
甲状腺機能亢進症は7ヶ月~22歳(平均13歳)の猫に起こり、患猫の95%は10歳以上で、品種・性別による好発性はないとされています。しかし他の研究者は高齢の猫に確かに多いが、若い猫での発生もときどきあると報告している方もいます。 

症状の統計 獣医師の見解
最も一般的な症状

ヒストリーから(アメリカ83年のデータ)
●体重減少88%(カロリー消費激しい)
●食欲の増加(多食)49%
●嘔吐44%(急な多食のため嘔吐する)
●多飲多尿36%
●活動亢進31%
●食欲減退16%
●下痢15%(腸運動の亢進)
●活動減退12%
●虚脱12%
●呼吸困難10%

ヒストリーから(アメリカ93年のデータ)
●甲状腺腫大83%
●体重減少65%
●心雑音53%
●頻脈42%
●ギャロップ15%
●運動性亢進15%
●過剰攻撃10%

検査体制が進むにつれて、初期的な症状が表れてくるようになった。甲状腺腫大は日本の猫では少ない。

着目する点
・猫がおちつきない。
・ケージに入っているのに眼をぎらぎらさせている。
・ストレス時の虚脱、呼吸困難など。

身体検査
甲状腺の腫大-50%
神経過敏や行動の変化、凶暴(過剰行動)-34-76%

心臓
心臓が大きくなる肥大型心筋症とよく似ている。心肥大は治療不可能。左室の2次性の肥大。左心系の拡大・中隔肥大(3-3.9mmグレーゾーン・4mm厚い)がおきる。

腎臓
腎血流量の増加、糸球体濾過量の増加、尿細管吸収増加。多尿は甲状腺ホルモンの影響。腎臓悪い場合、甲状腺機能亢進症を治すと腎不全がでることがある。
この場合、低用量からチアマゾールを始める必要がある。

呼吸器
呼吸器障害。パンテング。過呼吸(ストレス、)
若齢での発生は頻脈や頻回の鼻血と言った症状に甲状腺機能亢進症が報告されている。

甲状腺の解剖
猫の甲状腺は分かれた2葉からなり、正常なら 5番目~6番目までの気管輪に接している。 正常な猫の甲状腺葉は長さ約2cm、厚さ約0.5cm、幅が0.3cmであり、2葉の重さは0.1~0.3gである。

甲状腺ホルモンの作用
甲状腺は内分泌器官のひとつで食物(主に海産物)に含まれているヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを合成している。甲状腺ホルモンは生体内唯一のヨウ素有機化合物で、摂取されたヨウ素は甲状腺ホルモンの合成のためのみに利用される。猫におけるヨウ素の1日あたりの必要量は100ugである。
ほとんどの市販キャットフードには、推奨量を給与した場合に少なくとも最小必要量の3~5倍が含まれている。このためヨウ素欠乏症は、猫には極めて少ない疾患である。

甲状腺ホルモンとは
食物として摂取されたタンパク質、脂肪、炭水化物は代謝されて体の組織を作るのに利用されたり、エネルギーになったりするが、甲状腺ホルモンにはこうした新陳代謝の過程を刺激したり、促進したりする作用がある。熱産生や組織代謝に密接に関連して、動物の生命活動に無くてはならないホルモンである。

甲状腺ホルモンの種類
T4:サイロキシン(テトラヨードチロニン血漿中輸送型
T3:トリヨードチロニン=細胞内で出来る活性型
rT3:トリヨードチロニン=不活性 甲状腺では主にT4を作り、T4が肝臓などでT3になりホルモンの働きを発揮する。

病理
甲状腺腺腫や腺腫様過形成が最も多い(約98%)。腺癌は罹患猫の2%に認められ、転移する事がある。甲状腺の異常は、片側または両側性に発症するが、約70%は両側性である。

診断
診断スクリーニング検査
CBC赤血球増加、MCVの高値が見られる。
生化学ALT・ALPの増加・ALT 感度100% 特異性39%・ALP 感度83.3% 特異性82.9%
確認検査甲状腺ホルモンT4測定 甲状腺ホルモンT4(正常範囲0.2~3.0u

甲状腺ホルモンT4(正常範囲0.2~3.0ug/dl)
>4 ug/dl  かなりうたがわれる
3-4 ug/dl  可能性あり 注意1)
2.5-3 ug/dl   不明
<2 ug/dl   ありそうもない


甲状腺ホルモンは日内変動あり。猫は夜行性なので夜高い。また若ければ増えるし、年をとれば減る。運動すればあがるし、静かならさがる。寒ければ上がる。病気で寝ていれば代謝率さがる。よく様子をみながら、どこに線を引くかが問題。甲状腺の症状があるかないかを検討する。

注意1)まぎらわしい時は数回測定。またはTRH負荷試験 TRH 0.1mg/kg iv PREと4時間後を測定。正常では2倍の増加。亢進症では不変。しかし嘔吐など副作用も多い。

オダガワ動物病院 猫の診療カルテ 猫に多い病気 1・甲状腺機能亢進症 より一部を引用しました

甲状腺検査結果に基づいて -2009/8月

朝夕が涼しく、すごしやすくなりました。
家の裏手のお宅の、ピンクのカズラのつるも十分に伸びて今年も遅咲きのカズラ(ピンク)が見られそうです。昨年のカズラの開花はこちら。

8月はじめはとにかくあわただしくて、ももをかかりつけの病院へ連れて行くのが半月もずれ込んでしまいました。

結果的には、7月下旬からももの様子に変化があり、鳴き方もおとなしくなり夜鳴きは激減、朝まで熟睡することが増えていました。ごはんは相変わらず波があって、よく食べる日とふだんの半分くらいな日があり。夜鳴きは現在週一くらいで、ほんとうに助かっていました。たいがい、朝4時までタオルケットに寄りかかって眠るのがもっとも多いパターンとなっていました。早朝、キッチンに下りてきて、猫缶を少し(25~30g程度)食べて、トイレ、外を一周してまた2階へ上がっていくか、キッチンをうろうろしてそのままいつの間にか2階で眠っているかどちらか。

薬の副作用、投薬をしないという選択
院長先生に、これまでの様子をお話しすると、かえって投薬をしないほうがいまのももにとって良いかもしれないという判断が示されました。甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることで、ガツガツ食べたり、代謝がよくなって血行がよくなったり、動きが活発になったりしているところに、投薬でこれらを低下させると、ももの場合食欲不振、代謝が低下することによって腎臓機能への影響等が起こるのではないかという見解が示唆されました。たしかに体重は増えにくくなっているし、食欲不振はもっとも避けたいことのひとつ…。もっとも悩みの種だった夜鳴きも、どうにか収まっているのだし…

甲状腺機能亢進症の薬の副作用のひとつに、悪心による吐き気、食欲不振が考えられるそうです。また、むしろいま、ももは甲状腺の活動過多によっても体の状態が維持できているとも考えられるとのこと。ということは、甲状腺が正常だったら、もっと元気がなくなっている(食食低下、活動性の低下等)ということのようです。そうはいっても、高止まりのGPT、T4がこれ以上高くならないようにどうしたらいいのかとおたずねすると、本人(猫)の状態を見ながら、T4上昇による症状と体への影響が顕著になるようであれば、薬剤の量を調整して投薬(半分に減らす)する等、ももの体の状態と、ホルモンの影響の両方をにらみながら対応していったほうがいいという結論になりました。一方、ウルソは副作用がないので、投薬に問題ないそうです。28日分処方していただきました。

耳そうじ&お腹の触診
耳の奥に器具を差し込むと、ももはかゆがって後ろ足で頭や耳をかく動作をしますが、保定されているので足がとどきません。両耳の検査をするころにはすっかり不機嫌になり、「に゛ゃ~お~、ウ~~」と鳴き始め、触診をしていただく頃には、「ウー、ウー」とうなり始めていました。お腹に異常がないかどうか診ていただいているというのに… 点耳薬は継続。

次回は来月下旬頃、検診。



(2009/7/20 血液検査結果)


受付日:2009/7/21
報告日:2009/7/22

内分泌検査 検査結果報告書

検査項目
血清総サイロキシン(T4)

検査結果
6.4


単位
μg/dl

参考基準値
0.5~3.0

判定



本日の体重:3.28kg

ももが甲状腺機能亢進症

7/20 海の日、前回できなかった採血と外耳炎の経過を診ていただくためにかかりつけの動物病院を受診。採血はできましたが、耳は嫌がってそうじができませんでした…。

今日、かかりつけの先生に電話でその結果を聞いたところ…、院長先生からは、甲状腺の数値(おそらく、T4)が「6」、夜鳴きも、肝臓の数値も落ち着きのない様子も、このためだろうという見解が示されました。ちなみに正常な数値は0.5~3だそうです。

ももが大学病院に通院していた頃(約3年前)、細長い待合室でお隣にいた白黒猫さんの飼い主さんから、この病気について話をきいたことがあります。

その猫さんは、確か5~10歳くらいで、大柄な雄猫だったと思います。一緒に飼っている猫をいじめたり、室内を走り回ったり、目をギラギラさせて家の中で暴れ始めたのか兆候だったそうです。甲状腺が原因だとわかり、外科手術を受けたのだと話してくれました。経過は良好とのことでした。

それから、リンパ腫の主治医の先生からも年齢的にも気をつけるように、年に一度は検査を受けるようにとアドバイスをいただいていました。2年前に受けたときは異常なし、1年前の今ごろは歯が痛くてそのことで頭が一杯(昨年9月、奥歯を2本抜歯)でした。今にして思えば、そのころからわずかづつ肝臓の数値は上昇し始めていました。

そういえば、夜鳴きがかなりひどい時期がありました(昨年の夏)。それから、フェリウェイやバッチを使い始めたのでした… この病気はほかの病気の症状とまちがえられることが多くあるのだそうです。いろいろなところにそう書かれていました。

さあ、これからどうしよう。

最近10日間くらいのももの様子:
・食欲に波がある。日にふだんの3割増しくらい食べることがある反面、半分程度~7割程度のこともあり。
・体重が増えにくくなった。
・便の量が以前より少ない。
・全体的におとなしい。
・時々ヘンな咳?をする(家族も目撃)。目撃頻度は2~3日に1回くらい。
・視力の低下が顕著になる。時々(夜)、ものにぶつかりそうになりながら、そろそろ歩いている。日中はふつうに歩いているので、暗くなると見えにくくなるように見える。
・この一週間は夜鳴きがほどんどなく、朝まで熟睡する日が続いている。

ももが私(たち家族)のところに来てくれたのは、私(たち家族)がもっとも彼女(もも)を支えていけるから。もっというと、私(たち)じゃないとももを支えていけないから。でもそれは、決して一方的なものではなく、おたがいにいつも影響しあって生きている異種家族のようなもの。

動物の勘のよさには恐れ入ってしまうし、人間にはまねのできないような無執着さ、あるがままをいつも静かに受け入れてるところ。しなやかな体とオリンピック選手級の運動能力。あげればきりがない… 動物はひとが忘れたり失いそうになっているものに、いつも気づかせてくれます。ももがおだやかに余生を過ごせるように、これまでどおり見守っていこう。

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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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