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ちいさな抵抗

乳腺切除手術2ヵ月後の検診へ。
午前中、ももは外の風や陽にあたり猫草を噛み、足の向くまま家の周りとお隣へ行ったり来たりする。 

上着を着て、「病院へ行こう」と声をかけた途端、次の瞬間食器棚の上へ移動。その早さ、1秒。次の行動を決め体が動くまでの時間およそ0.5秒。折に触れて目の当たりにする猫の俊敏さにはいつも感心。(感心している場合じゃなくて…)近づくと今度は電子レンジの上へ。ひとまず人間の手が届かないところを熟知しすぐ先を予測して動いている。外敵や不本意な行動への期待から身を守るすべを心得ているというか…(次回から、上着を羽織る前にももを呼びに行こう)。

降りてくるのをしばし待つ、20-30秒後、降りてくる。登りたくて登ったのではないことが明白。今度はリビングの閉まりかけたドアを開け、一気に階段を駆け上がる。この部屋から脱出することが先決と踏んだらしい。窓を開け放したベランダに出て、雨よけへジャンプして姿を消す(ほんとうにかしこい…)。 それから屋根の上へ。

玄関に先回りして、名前を呼ぶといつものように地上に降りてきた。ようやく、家を出発。

+ + +

お腹やリンパ節を触診していただく。順調に回復。異常なし。リンパ節の腫れもない。体重もほとんど減っていないのは全身状態が良いから。発症後間もなく、切除手術をしていること、がんが進行していないこと等が考えられるという。お墨付きがもらえてよかった。


本日の体重:3.70kg

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お腹の模様

乳腺の手術のあと、ずっと皮膚が見えたままだったお腹の毛皮がようやく伸び、毛皮の模様がうっすら見えてきた。だんだん、元のももに戻ってきた。

毛皮がないと余計にスリムに見えるし、この3ヶ月足らずの間に彼女が経験した手術や治療を思い出し、これまでだいぶ本人(猫)を甘やかしてきたようにも思う。外見が元に戻れば、発症以前の頃と同じようにももに接することができるだろうか。手術から1ヶ月半あまり、お腹の被毛はなかなか生えてこなかった。たんぱく質の不足?癌になると、体の代謝機能が変化するというが、その影響? 

夜、ももが部屋に入ってきてPCの前に座る。読みかけの本やノートの上におかまいなしに。今週は何度も。猫背な背中、まっすぐ前を見つめる視線、きれいにそろえた前足。座ったときの足の裏から頭の先までの高さは30cmにも満たない。こんなに小さい…そんな感じがする。

ももの体にさわると、毛皮がふかふかしていてあたたかい。ひざのあたりの被毛が段差になっていて、まだ生えそろっていないひざ頭がようやくシマ模様になってきた。

本日の体重:3.65kg

エンジン全快!

抜糸翌日のももの足取り。
サポータをとる。柿の木に2回登る。玄関脇のかさぎ~お隣のガレージ経由屋根へ登る。ベランダ~屋根を自由に行き来する。

人間が思うほど、猫はやわな生き物ではないようだ。2週間ジャンプをしなくても、跳躍力も俊敏性も手術前と同じ。病み上がりだから勘が狂って、猫が柿の木から落ちそうになるのでは?なんて、浅はかな人間が考えつくことでしかないようだ。猫はきっと、抜糸したら体が元のとおり、自由自在に動くことをわかっているのだろう。

体の半分の被毛はまだないがあまり心配せずに(痛々しく思わず)、本人(猫)に任せて、もとの行動に戻したほうが良さそうだ。

抜糸

抜糸をする。これでひと段落、安心。まだ体の半分は被毛がなく、寒々しいのでサポータは着たまま。抜糸により、鼠蹊部の自由度が上がったように見える。ジャンプするときの後ろ足の強さが復活。

これまでの2日間、日中、ももは外に出たくて出たくて以前にもまして家族の手を煩わせる。肌寒いとこたつに入るが、お天気がよいと外に出たくて仕方がない様子。しかしサポータをつけたまま、病み上がりで目の届かないところへやるのは心配。どうしても、ももの行動制限に走る。

脚の力が弱くなっているのではないかとか、自由に外遊びをさせたら、サポータがどこかに引っかかって危険な目にあうのではないかとか。そのせいか、少々ストレスを貯めているように見えた。その気持ちは、よーくわかる。もものマインドは、もうすっかり回復している、気分もいいのだと思う。

夜、ももの顔をみると、目頭の脱毛部分はほとんど完全に被毛が復活、白く細い毛が生えているのを確認。右頬、ひげのうしろも白い毛が日に日に伸びている。

次回の診察は2ヵ月後。

もも、膝にのる

病気をしてからの変化。それはももが、ひとの膝の上にのるようになったこと。

夜、帰宅すると“うわさどおり”、リビングでももが家族の膝のうえに座っている。家族によると、膝から下ろしとなりに誘導しても、すぐにまた戻ってくるのだという。ふだんよく使う慣用句、ひとが変わったに例えて言うなら、「猫が変わった」ような出来事。ももはとびきりクールな猫なので。

+ + + + +

きのう夕刻、夕食の仕度をしていると、ももが目を覚ましてこたつのある部屋からリビングへ、トコトコ歩いてきたという。それからあじのご飯を食べ、深夜までずっとリビングでお座り。日に日に、元の行動パターンに戻っていく。ひとつひとつは、取り立てて何でもないことだが、今はそれがすべて、ももの体の復調のあかしに見える。

昼間、比較的暖かく過ごしやすかった。ももは、1時間近く外にいたという。その間、柿の木に登らないように、表に飛び出して行かないように家族がそばで見守る。それでもまだ、本人(猫)は外の空気を吸っていたかったが、家の中へ誘導。

小さな変化も。家族のひざの上に座ったという。ももの新しい行動パターン。22時過ぎ、部屋のあちこちに飛び乗ろうとしないようにとなりで注意を払っていると、ひざの上へ移動、体を伸ばして眠り始めた。今週末には抜糸予定。


本日の体重:3.50kg(手術前の体重に戻る!)

ボディコンシャス

今週、ももはだんだんこたつのある部屋から、ちょろちょろ動き出すようになった。午前~昼間、よく眠っていること、全体的に体が回復していることによるのだろう。リビングにいる間は目が離せない。食器棚、窓のさんに飛び上がらないように家族の誰かが目を光らせている状況。日に日に回復していることは何より。

日曜日の晩、2階にいると階段のあたりからももの声がする。退院以来、抜糸までは階段禁止令* がでているため、毎日階下で過ごしている。どうやら、こたつに飽きて階段を上がってきたらしい… ちょっとボディコンシャスなサポータ姿のももを部屋に招き入れる。毛布の上に丸くなり静かに座った。

そこへ、家族が慌てて2階へ。“お守り”役がこたつで居眠りをしたすきに、部屋を抜け出してきたことが判明。床の間の障子は開いたまま、階段と廊下の境の仕切りを外したままにしたらしい(わるい条件は重なるもの…)。退院以来、ももが2階に上がって来たのははじめて。今晩は私の部屋で眠ることにする。

*主治医の先生から、傷が完全に回復するまで、階段の上り下りを控えるようにとの指示あり。

日曜日

気温が高い。朝8時、ヒーターをつける前、室内の温度が13℃。
ももは昨日まで午前中はほとんど、こたつで眠って過ごしたが、今日は朝から起きていることが多い。ちょっと目を離した隙に階段を駆け上がり2階へ。ベランダの扉も窓も開け放してあるため、あわてて取り押さえる。体の弾力、“目ヂカラ”が戻ってきた。でもまだ、抜糸までの間は安静にしているように、主治医の先生に言いわたされている。

きっとベランダに出て、太陽の光に当たりたいのだろう。でも、欲求はもっと募るだろう、屋根の上に移動して座ること、お隣のガレージの屋根に飛び移ること。だから、今日は床の間の日当たりのいい場所へ誘導。さいわいおとなしく座ってくれた。午後から、こたつに入ったり出たりしながらも、気がつくと体を横たえ眠る時間が増し、安心する。

生命力と回復力

きのう夕方、診察へ。傷はきれい。首のチューブがとれる。
交換していただいたサポータはちょっと小さめだったため、前足が前へ出ず、半歩ずつ、前へ進んでいる… ロボットのような足どり。

+ + + + +

朝、前脚全体がむくんでいるような気がした。午後、やはり前脚が(特に右脚)むくんでいる(ように見える)。特に足(foot)の部分は、もみじまんじゅうのような形に。15時、主治医の先生に電話。念のため、診ていただくことにする。その結果、ほんの少しむくみがあるが理由は不明。このまま様子を見ることに。手術の痕をはじめて見る。数え切れなくらいの縫ったあと。傷はきれいについているという。

サポータを換える手順を見る。30cm弱くらいの伸縮素材の筒状のサポータ、はじめに後脚用の穴をあける。全体を手繰りよせてから、脚からはかせ上半身へ伸ばしていく。前脚が出る部分のあたりをつけ、穴をあける。両脚を穴から出すときつくないかチェック、適宜はさみを入れる。

その間、主治医の先生とほかの2人の先生が保定で3人がかり。ももはというと、時折、「ウー」とうなり声を上げていた(お行儀がわるく、すみません…)。サポータの交換は思ったよりたいへんなことがわる。あまった首の部分を折り返して、ハイネックになって完成。次回の診察は1週間後、抜糸の予定。

病院から戻ると、足取りも軽くリビングへ(ずっとこたつで眠っていた午前中とは対照的に)。久しぶりに、ご飯をこたつのそば以外で食べる。テレビ台に乗る。そこから上へ飛び移らないように、家族が目を光らす。ひときわ小さい体が、やけに存在感を増して見える。大きな眼、細いあご、顔の毛並みも、もう、ちゃんと“お化粧”をしている。テレビの前にちょこんと座るももの姿を見て、その回復ぶりと生命力を改めて感じる。

ひとも動物も、体の中にひとつも不要な器官はないのに、左片側の乳腺切除を選択した。発症していない器官を切除すること、ずっとこのことが気にかかった。しかし神様はちゃんとももの体を回復させてくれた。

退院

9:30、主治医の先生と話す。
ご飯を食べている。今日、ドレーンを抜き取る予定。(ということは、順調に回復ということ?)食道チューブはつけたままにする、なぜかというといったん取り外すと取り付けるのが困難なため。食餌について不安がなくなったところで取り外す。本日午後、退院してもOK。途中で、通院が可能であれば… 本人(猫)は、しばらく(家で)あまり動かないと思われる。

病院での様子。
はじめはオドオドしていたが、今はだいぶ病院の雰囲気に慣れた様子。回復次第、飼い主が退院させたいと思う気持ち vs 本人(猫)の状態が落ち着くのを見計らうタイミング、このバランスが難しいところ。午後まで様子を見て、退院を決める。

+ + + + +

18時半、ももを迎えに行く。
首の周りには食道チューブを固定する幅広のテープ、身体にはギブス用のサポータ(筒状)に穴を開けて4本脚を出している。カラーはしていない。看護師さんに抱かれて連れてこられると、いつも石のようになる診察台のうえに。元気そう、お化粧をさぼっているらしく、顔の毛皮がバサバサ。白いまつげが伸びて本数も増えている。

「最初はちょっと怒ってましたが、だいぶ病院に慣れましたよ。」と主治医の先生がほんとうのことをちらっと、おっしゃった… ご飯もよく食べた。疼痛コントロールのための管を傷口の上下から2本挿入していたが、今日取り外した(ということは、傷が痛む心配も、もうないということ?)。

今後のことをすこし質問する。免疫力を上げるには?愛情を注ぐこと。一緒にいて本人(猫)の体をさすったり、頭をなでたりしてやること。漢方薬については?現状、データがないので効用は未知数。確かにそのとおり。おそらく、がんの猫に対する漢方薬の効能について実証した論文は、ないにちがいない。

家に着くと、トイレ、ご飯をモリモリ食べてこたつの周りに落ち着く。真あじを水煮、半身をほぐしてご飯と混ぜておく。元気な頃の食べっぷり。きっと首のチューブはすぐに外せる… さっきまで落ち着きがなく、サポータのため歩き辛そうに室内を歩いていたのに、安心した表情をうかべて眠りはじめた。

手術翌日

ももの様子。
9:30、主治医の先生(かかりつけの動物病院の院長)によると、(ゲージの中で)おだやかな表情で座っているという。座っているというのは、横向きになって寝ているのではなく、前足を折って胸の下にしまって前を向いていること。まだ、すこしボーっとしている。

おとなしくしていますか?鳴いていませんか?薬が効いているせいで、すこしぼんやり、うとうとしている。腹部に鎮痛用のドレーンを挿入し、薬が患部に染み出すようになっているので痛みは緩和されている。いまのところ、かわった様子はなく経過は良好。

ご飯を食べない。もし、あまり食べないようであれば食道チューブより流動食を与える予定。家に帰るとご飯を食べ始めることが多い。また、チューブは家庭でも利用が可能、給餌が簡単にできるとのこと。

午後から傷の手当てをする予定。開腹した際、ほかに腫瘍はなかった。退院後、しばらく(1週間くらい?)は階段の上り下りもあまりしないほうが良い。1F、2Fそれぞれにご飯とトイレを用意したほうがいい。

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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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