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大学病院へ 

理由のはっきりしない出血が3回、このまま年越しというのもどうも心配で、4年前放射線治療をしていただいたN大学を受診しました。

暖かくて静かな年の瀬。
大学の周囲にはけやきの大木(街路樹)があり、葉がすっかり落ち空は真っ青で気持ちのいい日でした。

師走の空 まるでお正月の三が日のような静かな日。

脱水状態
先月かかりつけの病院で撮ったX線を持参したところ、画像診断がご専門でもあるF先生はももの肩甲骨のあたりの皮膚(被毛)をつまんで放し、戻りが緩慢なので脱水症状ではないかとおっしゃいました。こういう時は輸液で水分を補うのがいいのだそうです。側面から撮った画像には、それを裏付けるような細くなった血管が第7肋骨の脇に写りこんでいました。

検査結果
凝固系の検査はクリア、問題ないそうです。ももの顔のX線を撮ってくださいました。上下顎が別々の2枚に、まるで標本のようなももの“歯型”がきれいに写っていました。(どうやって撮ったのだろう?口にフィルムを噛ませたのか?顎の下にフィルムをセットしたとか…?)

T4が上昇、チアマゾールを増量した方がいいそうです。肝臓関連数値は上昇。出血のときに右口角に引っかかってた線維状の組織を見ていただくと、口腔内の出血箇所のものだそうです。

出血原因
ももは甲状腺ホルモン値の上昇によって血圧上昇、血管壁が脆くなっているので歯の痛みのあまり爪で口腔内の血管を引っかいて、そこから出血したことが考えられるそうです。たしかに、2回目の状況からは血管からドボっと出た感じがします。消化管や血管系破綻による出血ではないそうです。

F先生のお話では口の周りに触れるとかなり痛がるので、相当歯の痛みがあると思われるとのこと、歯の痛みを取ってやることで本人も痛みから解放され、食事の後痛みのために前足で宙を掻く動作が減る、もし同じ状況が続くようであれば痛みに対する処置をすることが先決だそうです。痛みを取るにはステロイドの強力な抗炎症作用が有効で、その代わり、肝臓の数値は上昇するとのことでした。

病院 病院の玄関

猫24頭のデータより
鼻腔腫瘍でN大学を受診した猫のデータによると、放射線治療後の生存期間の中央値は204.5日、無再発期間の中央値は98日だそうです(2005年~2009年までに鼻腔腫瘍で受診した猫24頭のデータによる)。このデータはもももご協力させていただきました。

同じころ治療を受けた猫さんたちの半数は、その後約3ヶ月程度で再発、それから100日余りで亡くなっていったと考えられます。本当にそうだったんだ~ 治療後かかりつけの病院の先生方はみなももの余命は3ヶ月~半年と捉えているようでした。データどおりだから無理もありません。

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血液検査

気温はこの時期にしては高め(13℃)だが、空は曇っている。ももは午前中すでに2度も柿の木に登り、屋根も歩いた。午後はずっと、2階で眠っていた。寝起きをキャリーバックに誘導、車にのせる。

かかりつけの動物病院で血液検査をしていただく。腎臓、肝臓の数値は前回の検査値(2007/1/8)より改善している。ベースとなる正常値の基準が大学での検査と異なるため正確な比較はできないが、大学の基準によってもおそらく改善が見られるだろう。

左側の鼠けい部とお腹の周辺が赤くなっているので診ていただく。手術後、時々気にしてなめていることは認識していた。皮膚が赤茶色ぽくなっている。その上、黒いかさぶたのようなものが所々についている。このままなめ続けると、ただれる恐れがあるという。まず患部を洗うこと(蒸しタオルでふき取るのも可。ただし、こすらないこと)。目が届かないところにいるときはエリザベス・カラーをつけること。


(検査日:2007/3/3)
尿素窒素 24
クレアチニン 1.5
総ビリルビン 0.2以下
GOT 21
GPT 67
ALP 23


*ちなみに、乳腺の手術前の数値:
(検査日:2007/1/8)
尿素窒素 28
クレアチニン 1.4
総ビリルビン 0.2以下
GOT 17
GPT 72
ALP 18


本日の体重:3.60kg

地元の動物病院へ

朝になっても、きのうからの雨がふり続く。
午後、空が明るくなり陽がさす。車の窓から、紅梅や白梅が目にとまる。梅は今、満開。沈丁花も咲きはじめて香りが漂う。

先週、鼻腔腫瘍の主治医の先生から腎臓と肝臓の数値の上昇の指摘を受け、地元の動物病院へ。ホームドクターは、ももの“先代”(の猫)からのお付き合いで、やはり先代の院長先生に診ていただいていた。病院の裏手に白梅の大木がある。

念のため、尿検査をしていただく。
尿pHはすこし高め、ストルバイト結晶、赤血球の僅かな残渣が見られるが、尿比重はOK、つまり腎臓機能は現状、ちゃんと機能していることがわかる。院長先生によると、腎臓の中に写る四角い影、ストルバイトについてはあまり心配はないという。腫瘍のように大きくなるものではないらしい。

肝臓の数値について。
鼻の腫瘍、乳腺腫瘍に対するこれまでの治療で、肝臓がすこし疲れている。現在の処方薬の投与を続ける。また、大事なことは次の3つ。1. 良質なタンパク質を摂る 2. 全身状態を良く保つ(食欲がある・元気がある・排便) 3. 体重が減少していないかチェック。

その他に、食餌はシニア用(猫缶)にした方が良い(腎臓、肝臓を含め全身状態の維持のために)。水は飲まなくても、ご飯のそばに置いておくこと、猫用の水でなく水道水でOK。また、肝臓の状態を把握するために1~2ヶ月ごとに血液検査をしたほうが良い。

ももの肝臓はいま、ちょっと疲れているようだ。腎臓については事前にそれもわかった。先週、大学病院で指摘がなかったら、腎臓も肝臓もほんとうに機能が回復する機会を逸していたかもしれない。

本人(猫)が元気に見えても、ふだんから検査結果数値の変化にもっと敏感になろう。本人(猫)は、最近ちょっと疲れやすいとか、体のどこかが痛むとか、体調の微細な変化を言葉によって伝えることができないのだから。変化にもっと敏感にならないと。


尿検査結果(2007/2/18)  
尿pH   7.5
尿蛋白  ++100
尿糖   陰性
尿ケトン体  陰性
尿ウロビリノーゲン  陰性
尿ビリルビン  陰性
血尿   ++0.2
尿比重  高
尿沈渣  ストルバイト結晶、赤血球


本日の体重:3.56kg

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お世話になった病院のこと

廊下
*師走の、診察室前の廊下。

最後の日は人も動物も少な目。
窓際のベンチで、いつも思ったこと。それは、ご縁があってここに来る動物たちはみな、幸せなこと(病気になり、幸せというのも不謹慎かもしれませんが)。日本の獣医療を支える大学のひとつであり、それぞれの専門の先生に診てもらえること。最先端の医療の恩恵を受けられること。それによって、QOLが著しく改善され、向上すること。


病院
*最後の治療の日の朝。

日本獣医生命科学大学 付属動物医療センター(東京都武蔵野市)。
主治医の先生は、腫瘍学と放射線治療のエキスパートであり、研究と教育と臨床とでたいへんお忙しくされています。ももが受診したのは、腫瘍が鼻腔を塞ぎかけ呼吸が思うようにできず、食餌の量も体重も減りはじめていた矢先。ほんとうに恵まれていたことを感謝しています。

現在、放射線医療が、どれほどの恩恵を患者とその家族や社会にもたらしているかについても、改めて理解を深め学ぶことができました。

こうして無事に、お正月が迎えられることを感謝しています。

inoshishi

動物医療センターまでの道のり -平日の昼間-

病院のあるJR武蔵境駅(東京都武蔵野市)まで、JRを2回乗り換えて1時間半ほどかけて通院します。車中、また乗り換え途中のホームや階段で、キャリングケースができるだけ揺れないように、先を急ぐ人ともぶつからないように注意深く歩きました。もしかしたら、前方不注意で走ってくる人がいるかもしれないし、キャリングケースの存在に気づかず商談に向かう途中のビジネスマンの大振りなブリーフケースと激突することもあるかもしれない、移動中に起こりうるあらゆる可能性を考えました。

本人(猫)は、キャリングケースの中で、時々向きを変えて座りなおしていました。JRに乗り込んだ頃は、やや目を丸くしているようにも見えましたが、おおむね落ち着いて大物ぶりを発揮。

車両の振動が伝わらなければいいと思い、ケースを膝の上にそっと置きました。途中、長いトンネルに入り、かなりの騒音と振動がありましたが、猫にとりストレスになるのでしょうか?ホームや階段を歩くときも、なるべくケースの中の居心地が良いように、空中を静かに平行移動するようにして、キャリングケースを持ち歩きました。

待合室

大型犬は受付カウンター前の丸い柱の周りをぐるっと囲むベンチへ。キャリングケースに入った小型犬や猫たちは、窓側の外の光が射し込むベンチへ。そんなすみわけができているようです。

窓側のベンチは明るく、診察室の前をずっと奥まで続いていて20mほどはありそう。このエリアはスペースが十分にとられており、そこで診療を待つ間に、飼い主の心を落ち着かせ、マインドがクールダウンできそうな感じがします。


CT検査当日

快晴、気温10℃。空が青い。風もなく穏やかに晴れている。ホームで次の電車を待つ間、足元にあたる陽の光が暖かい。出勤する人、高校生がすでに会社や学校へ行ってしまったあとの午前中のJR。途中、鉄橋やトンネルがあるので騒音が気にかかる。猫の聴力は、人間よりずっといい。どれくらいの音響になって、ももの頭の中を響いているのだろう…?

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空が青い。快晴。

11:15 主治医の先生にももを引き渡す。お迎えは、17:00~18:00の間。

*超重要・注意事項:今日は食事は抜き。理由は麻酔の影響で、食べたものを飲み込む力が低下していると考えられるため。明日の朝まで食事を与えないこと。

- - - - - -

夕方、家族がももを迎えに行く。帰り、夕刻のラッシュ時の電車で、キャリングケースの中に敷いてあったタオルを病院に忘れてきたため、おそらく、安定性がなく座り心地が良くなくて落ち着かなかったこと、検査後、点滴をして腕に巻かれた包帯をとりたくて少々パニックになったという。キャリングケースの中でつめを立てて、ケースを引っかいていたらしい。幸い、これ以上のことは起こらなかった。

撮影した小さなCT画像を50枚程度、見せてもらったという。腫瘍は眼の近くまでと脳の近くまで達しており、施術後、眼への影響は免れないこと、病巣は鼻の奥の広い範囲にわたっていることがわかった。治療計画のとおり、今週木曜日より放射線治療がはじまる。詳細は後日、主治医の先生から説明をうける予定。

夜10時、帰宅するとももは、電気ストーブを弱めにつけて暖めた部屋にひとりで静かに座っていた。小さな茶色い体で…。時々、頭をカーぺットにぺったりつけて顔を横に向けて眠っている。気持ちよく寝ているように見える。そうしている時間が比較的長かったので、体調はまずまずなのかなと想像する。電車や麻酔のストレス、特に麻酔の影響がどれくらい、本人(猫)に残っているのかが気になる。ひとこと、何か、しゃべってくれるといいのに。

動物を大切に思う気持ち

診察台にキャリングケースを置くと、ももはいつものようにしり込みをして、なかなか外に出てこようとしません。そうっと、引っ張り出す。それからは石のようになり固まったまま。先生の言うことをよく聞く良い子に早変わり。

診療中ずっと、助手の先生がとてもていねいに、注意深くももの体を支えてくれます。その姿を見ていると、動物を大切に思う気持ちが感じられます。


点滴を受けて体力をつける

午後から、地元のかかりつけの動物病院へ点滴に。といっても、容態が危篤になったわけではありません。今週は食欲も元気あり、ももの体調はまずまずでした。でも体重はわずかづつではありますが、減り続けています。今日は、3.58kg。

来週はじめ、CT・MRI検査を受けます。全身麻酔をともなうため、その時点でベストなコンディションでいられるように、点滴を受けることを申し渡されました。でも、点滴って体が弱っていないとき、元気なときに受けても大丈夫なものなのだろうか?そう、思いましたが、余分なものは吸収されずに対外に排出されてしまうのでその心配はないそうです。

猫の点滴って、それこそ麻酔はいらないの?猫が何時間もじっとしているとは思えないのに…?

透明な溶液のビニール袋を上から吊るして、ちょうど肩甲骨上側の間あたりに針をさし込み、点滴は10-15分程度で終了しました。分量は、100ccほどだそうです。その間、ももはおとなしく逃げ出すでもなく静かに座っていました。人と違い、血管への点滴ではなく皮下に溶液を注入、だんだん肩のあたりに溜まって皮膚が盛り上がっていますが、1-2日で吸収され元の皮膚に戻るそうです。


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プロフィール

ロングテイル

Author:ロングテイル
名前:もも
1997年生まれ
毛色:茶色
好きなこと:
玄関脇のかさぎから空を眺めること、柿の木に登ること。

*このブログについて
(by ロングテイル)
物心ついた時から猫が大好きで、猫とともに暮らして30年以上。
2006年秋、もも(当時9歳)が鼻腔内リンパ腫と乳腺癌を同時に発症。
猫の病気や食事のあり方についての理解不足を反省し、このブログを作りました。特に、鼻腔腫瘍に対する放射線治療、乳腺切除手術と回復の過程について書いています。そのほかに、治療後の様子や日々感じたこと、病気について調べたことなどを書きとめていきます。

*主な内容は次のとおりです。
 ・鼻腔内リンパ腫の治療と予後
 ・乳腺切除手術後の回復過程
 ・がんの猫の食餌管理
 ・猫の乳がん
 ・おすすめの猫本
 ・ももの食事

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